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#026.タロットカード

タロットカードが好きです。占い道具としても好きだし、コレクションアイテムとしても好き。色々なカードを持っているけど、それでもまだまだ気になるカードがあります。1個数千円という値段なので気軽に変えないのが辛いところ。でもその分、買った時のわくわく感が高いし、少しずつコレクションする楽しみも味わえます。


私がタロットカードの存在を初めて知ったのは、子供の頃に父がプレイしていたゲーム「ドラゴンクエストIV」に登場したアイテムからでした。銀のタロットという武器があって、父が面白がってバトル中に使っていた記憶があります(使うとランダムで色々な効果があった)。

その当時から占いは好きで、女児用の本で知ったトランプ占いをひとりでこっそりやってるような子供でした。知りたい事を占うと言うより、占いという行為を楽しんでいたのだと思います。

当時はひとりでネットショッピングなんてできないし、行動範囲内のお店にタロットカードは売られていなかったしで、タロットという存在を知りながらも手にする事はできませんでした。

ようやくタロットカードを買えたのは中学生の時だったかなあ…。お年玉でタロットを2つ買いました。中学生には大きな出費でしたが、「これがタロット…!!」とめっちゃ興奮したのを覚えてます。社会人になって色々なタロットを買い求めてきましたが、その度に「これが○○タロット…!!」の興奮を味わっています。


中学生の時に初めて購入した、ハロウィンタロットとライダータロット

タロットカードの魅力の一つは、それぞれのデッキが持つ個性的な絵柄。78枚全てが違った絵柄で、特にライダー版やそれに準拠したデッキの場合は絵柄がカードの意味を表しています。同じ番号のカードでも絵柄によって受ける印象が違うから、解釈も変わってくるところが楽しい。

と言っても私の場合、実際に占う時はスタンダードなライダー・ウェイト版を使ってます。これが一番解釈しやすい。

タロットカードのもう一つの魅力は、占いとしての的中率の高さ。そりゃ占いのための道具だから、占いもちゃんとできないとね。

初めてタロットを手にして以降はトランプ占いを卒業して、タロットカードで占うようになりました。西洋占星術に興味を持つようになったのもこの頃です(当時はすぐ挫折しましたが)。

初心者用の解説本を片手に黙々と自分を占って、時には友達を占って「あー当たってる!」、「マジかーそうなのかー」なんて会話が楽しかったな。

最初は遊びで使っていたタロットですが、中~高~社会人と成長するにつれて悩みも深くなっていき、そしてタロットはその本質をズバリ指摘してくる――なんかよく分かんないけどすごいぞ面白いぞって事で、本格的にタロットと向き合うようになりました。西洋占星術も勉強するようになり、占い好きの私ができあがったわけです。

タロットが出してくれる答えは抽象的で断片的なもの。それをどうかみ砕き、状況に当てはめ、伝えていくか――タロットは誰にでもできる敷居の低い占術な分、占う側の理解度や解釈、伝え方で結果に差が出ます。そこが面白いところだと思います。

私はノートに自分なりの解釈や実際に占った時の結果を元に考えた解釈などを書き込んでいます。


私のタロットノート

キーワードではなく【このカードはどういう場面を表しているのか】を考えていくと解釈もしやすくなってくるなーと勉強していくうちに気付きました。

そのうち私なりのカード解釈とかもまとめていきたいです。