クラフトビールの「夢」と「そろばん」 第13話
2023年5月 22日(月)
一昨日の5月20日土曜日、僕たちのブルワリーで
「OGA BREWING 第1回ラベルデザインコンペティション」の
授賞式を開催しました。
受賞者(4名)、審査員のみなさま、ゲストをお招きしてビールを片手に
「おめでとうございます」「はじめまして」「こんにちは」。
ささやかだけど、とても和やかで有意義な宴となりました。
このコンペティションは以前から大切に温めていた企画です。
昨年秋からチラシを作ったりクラウドファンディングやSNSを通じて
告知してきました。
実はこれまで「第1回」を積極的に掲げてこなかったのですが、
授賞式を終えひと段落した今、「第1回」を強調したい気持ちになってます。
想像を超える手応えがあって、
これはもう、2回、3回、4回と重ねるべき企画だと確信したのです。
今日はそのことを書きたいです。写真多めです。
お題のラベルデザインは 「吉祥寺IPA」
ジャーン!! まずは、第1回の受賞作品をご紹介します。
受賞者のみなさんが感想を語ってくださいました。
「このような賞をいただけて、実際に本当にラベルになって感激です」
「他の仕事をしていますが、CDなどのジャケットのデザインをやっていきたいと思っています。今回の受賞はとても励みになります」
「ビール好き。苦いの好き。飲んでからイメージを膨らませて描きました」
「愛知県からこのために上京しました。すごい人に会えてうれしいです」
+++
当然ながら、みなさん「はじめまして」同士。
だからあいさつはほどほどに、すぐに「吉祥寺IPA」で乾杯です。
乾杯すると、瞬く間に打ち解けていい雰囲気になりました🍻
ビールの力ってほんとすごい! グラスを持てば始終笑顔に。
海外出張で参加できなかった隈研吾さん、緒方伶香さんは、
ビデオレターでメッセージを寄せてくださいました。
関わってくださったみなさんに本当にありがとうございました。
これが定番の「吉祥寺IPA」ラベルです
これが僕が考えたラベル。
吉祥寺という街をどんなふうにイメージするか。その色はみんな違う。
ラベルはどんな色にしようか? どんな色にもなりうる色として、
「白」しか思い浮かばなかったんです。
では、受賞者のみなさんはどんな風にラベルを考えたのだろう。
応募の際に書いていただいたコメントを紹介します。
最優秀賞の方は、
「『目指せジャケ買い』というコンセプトだったので、パッと見てインパクトがあり可愛いラベルデザインを目指しました。
ホームページに記載されている商品説明を読んで爽やかな印象を受けたので、そんな色味でまとめてみました」
優秀賞の方は
「老若男女様々な人が行き交い、文化が融合する吉祥寺で暮らす人々がビールを飲む生活を想像 してデザインしました。生き方や暮らしは違っても、吉祥寺 IPA を飲んでほっぺを赤くするのは同じかもしれない...…
という考えのもと、8 人のビールを飲む人たちの様子をイラストで表現しました。左下のおにぎ りと一緒に飲んでいる人は KICHIJOJI IPA ショートショートのおばあちゃんをイメージして います。生活の一部に溶け込むようなビールになるよう制作しました」
いやぁ、それぞれのイメージをラベルに表現するって
興味深く、おもしろいと思いませんか?
読者のみなさんもデザインしてみたいと思われたんじゃないでしょうか。
だから、第2回をやります! 来年!
ぜひぜひご参加くださいね。
(最優秀賞と優秀賞のラベルは、OGAの公式サイト、三鷹市内のセブンイレブン取扱店で販売します。9月ごろまで販売する予定です)
*2023.5.23.配信の「吉祥寺経済新聞」に取り上げていただきました
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なんとなく「夢」と「そろばん」から遠ざかってますが、ご愛嬌で。
今夜は「吉祥寺IPA」で乾杯してください〜🍻
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