楽器の上達に音楽的センスはいらない
って聞くと「んな訳ないでしょ?!」と思うかもしれませんが、楽器(歌なら声)の操作が上手くなる過程においては、音楽的センスは必要ないと思うのです。
特に初心者と言われる期間。
楽器を操作できるようになるために必要なのは、身体を動かすこと。ただそれだけ。
スポーツや料理、語学などなど…と全く同じで、今まで使ったことのない身体の動きを覚えること。そのためにはひたすら反復練習あるのみ。
野球なら素振り、キャッチボール。
料理なら包丁で何か切ってみる。
語学ならとりあえず声に出して発音してみる。
繰り返せば繰り返すほど、身体はその動きを覚えて、器用に動くようになっていきますよね?
楽器の上達への道、同じです。
出来るようになるまで、ひたすら同じこと繰り返せば良い。難しい音楽理論とか考える必要全くありません。
何を練習すれば良いかわからない…
と、もし悩んでる人がいたら
・音ちゃんと出せてる?
・思った通りのタイミングで指が動かせてる?
・自分の好きな音が出てる?
・ダイナミクス(音の強弱)つけれてる?
・タンギングはコントロールできてる?
などなど…チェックしてみて欲しい。
楽器のコントロールが上手くなればなるほど、自分の音楽が表現できるようになる。
一見していわゆる「音楽的センス」と言われるモノ…正しい音程が聴き取れる、とかリズム感が良い、とか。
身体の器用さは個人差があるので、いきなり出来る人となかなか出来ない人がいるってのは仕方がない。
でもコレもスポーツや語学…絵を描くことやタイピング…全部同じ。
最初はみんな出来ない。
繰り返すうちにできるようになって、次の課題が見えてくる。
チューナーとかでチェックしながら繰り返しているうちに耳が正しい音程に慣れてくる。聴き取れるようになる。
メトロノームに合わせて単純なリズムを刻んでるうちに、少しずつ複雑なリズムが刻めるようになる。
それを出来るようになるのにどのくらいの時間がかかるか、は人それぞれで
でも、辞めさえしなければ
必ずできるようになる。
もし「才能」という物があるのなら、
それは出来るようになるまでの反復練習の時間を楽しめるかどうか、だと思う。
んで、音楽的センスっていうのは
好き・嫌い
好みの差、と言い換えて良いのでは?
長くなっちゃうので、
センスについての見解は次回書こうと思います。
読んでいただきありがとうございました(^_^)
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