学振0次選考を突破しよう
この記事では学振の内容とかはともかくとして、どこから申請をすればいいか?などについて述べます。特別研究員-DCの採択に関わる話を備忘録的にメモしておきます。
要項を読もう
必ずすべきこと。
日本学術振興会の人材育成事業から入って、特別研究員の項の中にある「これから、特別研究員を目指す方はこちら(特別研究員-PD、DC)」を選ぶと申請手続きについての項目があるのでそこから募集要項を確認できる。
また、申請機関の設定にも応じなければいけないので自分のところがどのような設定をしているかを確認しておく。
締め切りに注意。申請機関ごとにも締め切りが異なっており、DC/PDかRPDかでも異なる。
ID・パスワードを発行してもらう
大学などの申請機関に、学振の申請意思を伝えて電子申請のためのIDとパスワードを発行してもらう。申請機関を介さないとIDとパスワードは発行できないらしい。
電子申請のUIを攻略せよ
日本学術振興会の「電子申請のご案内」のページに行く。
PDF内のリンクから行くか、「日本学術振興会 電子申請」とググるなどしてどうにかたどり着く。
「研究者養成事業」に入って、ページ左側カラム「電子申請を利用する」の欄にある申請者ログインに入る。このログインには申請機関から発行されたIDとパスワードが必要。なお、初回ログインの際にパスワード変更を求められるので自分で決める。
「電子申請システム」の「申請者向けメニュー」が見れていることを確認する。
初めてのとき
まだ書類を一切作成していない場合は申請書新規作成に入って「申請者情報入力」を行う。一気に行う必要はなく、途中で中断する場合は一時保存を押せばメニューに戻れる。
2回目以降
「処理状況確認・申請書作成再開」から入って「申請状況」から申請書修正・提出を行う。「再開」を押せば前回一時保存したところから再開できる。
なお、全体的にかなり古風なサイトとなっていて、戻るボタンが使えない、誤って2回クリックしてしまうと不正な画面遷移がどうのと怒られたりしてとても使いづらいことには注意しておく必要がある。これはどうしても慣れない。
とりあえず申請者ログインページをブックマークしておくといい。どうせこのページ以外は使わないので。
申請書作成
申請書修正・提出から入る。メニューに戻る際には上のほうの申請者向けメニューか下のメニューに戻るボタンをおす。申請書管理のページから戻るには下のキャンセルボタンを押せば戻れる。確認完了・提出は一番最後。
(1)申請者情報入力
全体的に書いてあるとおりに進めればよい。ただし、指導教官の研究者番号なども必要なのであらかじめ情報を聞き出しておく。なるべく間違いのないように記述するとよい。自分の書類以外にも指導教官に評価書を作成してもらう必要があるのだが、自分の内容を変えてしまうともう一度評価書を提出し直してもらうことになってしまうので。
これが終わると情報の書き込まれたPDFが出力されるので一応ダウンロードして内容を確認しておく。間違っていたら修正できる。良さそうならば確定ということで完了を押す。このとき登録したメールアドレスに内容が送られるので届くことを確認しておく。多少時間がかかる。
(2)評価書作成依頼
指導教官の名前と連絡先が間違っていないことを確認して依頼する。作成希望日は特になければ申請機関の締め切りで設定しておけばいいと思う。忘れられていたら困るのでその後で直に送った!という報告をするのが望ましい。
(3)申請内容ファイルを登録
いわゆる「学振」の本体にあたる部分。頑張って書いて、提出しよう。ここはむしろ参考書がたくさんある。
(4)特別研究員奨励費
申請時にのみ応募できる。特に理由がなければB区分を選び満額で書いて応募しておくとよい。研究計画書にB区分が必要であると明示できないならA区分で応募する。研究期間はDC1なら3年、DC2なら2年。研究経費は多すぎると判断されたら減らされるだけなので、とりあえず必要そうなものを全部書き出してしまおう。
その他
都度保存して一旦メニューに戻る、としておいたほうが間違いがなくていいと思う。なるだけ慎重に行ったほうがいい、はず。