Noteで数式を使う際のメモ
はじめに参考文献を挙げる(こっち読んだほうが早いので)
使えるのは基本的に$${\KaTeX}$$の記法であり、インライン表示・ディスプレイ表示に対応している。
インライン表示
文中に数式を挿入する。ドルマーク$を2つと波カッコ{}で囲む。通常のLaTeXのインライン数式と同じ感じで出る。編集中のプレビューも出る。
(入力)
1次関数$${y=ax}$$を考える。ただし$${a>0}$$である。
(表示)
1次関数$${y=ax}$$を考える。ただし$${a>0}$$である。
ディスプレイ表示
数式ごと段落になる。ドルマーク$を2つで段落を囲む。編集中のプレビューはなぜかテキストスタイルだが表示されるときはちゃんとディスプレイスタイルになっている(\displaystyle)。
(入力)
$$
S=\int L(q,\dot{q})dt\\
= \int\left( \frac{1}{2}\dot{q}^{2}-\frac{\omega^{2}q^{2}}{2}\right) dt
$$
(表示)
$$
S=\int L(q,\dot{q})dt\\
= \int\left( \frac{1}{2}\dot{q}^{2}-\frac{\omega^{2}q^{2}}{2}\right) dt
$$
いくつかの数式環境(align,equation,gatherなど)は直接用いる事ができる模様。ただ、どうも数式番号が上手く出ない。$${\KaTeX}$$のマニュアルではドルマークなしでも表示されるとしているがここでは必要。まあNoteの仕様だと思う。
(入力)
$$
\begin{align*}
R_{\mu\nu}&=R^{\alpha}_{\mu\alpha \nu}\\
R&=g^{\mu\nu}R_{\mu\nu}
\end{align*}
$$
(表示)
$$
\begin{align*}
R_{\mu\nu}&=R^{\alpha}_{\mu\alpha \nu}\\
R&=g^{\mu\nu}R_{\mu\nu}
\end{align*}
$$
まとめ
Noteで$${\TeX}$$記法を用いた数式の表示についてメモした。$${\KaTeX}$$の記法全てがサポートされているわけではないらしい他、Note独特の作法があるみたいなので都度確認するべしという感じか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?