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箱根で体験できる!本物のオリエント急行の豪華サロンカーで優雅に愉しむティータイム

オリエント急行でティータイム。

なかなか体験できないですよね。

オリエント急行は現在
パリ五輪に合わせて
復活準備されているようです。


箱根のラリック美術館
オリエント急行体験ができるので
行ってまいりました。

駅のホームを思わせる展示です。


ラリック美術館へは
小田急線「箱根湯本」駅、または「小田原駅」から
箱根登山バスに乗ります。

箱根湯本から
バスで30分ほどかかるので
「遠いな」と思っていました。
(小田原からは45分です。)


いざ、バスに乗車すると
新緑の景色に目が洗われるよう。

次々とあらわれる急カーブを
アトラクションのように楽しんでいたら
あっという間に最寄りのバス停に到着です。


美しいお庭も見どころのひとつ

駅から遠い山の中なので
空いているかと思いきや
初回のティータイムは満席。

次の回を待たねばなりません。

アクセスが良くない
道路状況が天候に左右されるなどの理由で
予約不可なのです。

お庭を散策して待ちました。

乗車券を買って、さらに待ちます。

2024年6月現在、乗車券はひとり2,200円です。


待合室に飾ってあるラリックのガラスパネル

待っている間も
次々とお客さんが来ます。
人気なんですね。


乗車時刻が近くなると
飲み物のメニューを渡されます。
乗車前に選びます。

お菓子は選べませんが
アレルギーなどある場合
別なものが提供されるようです。


時間になると
乗車券番号で呼ばれます。

重厚感ただよう
連結部分から、いざ!乗車。


中は絨毯が敷かれ
ラリックのガラスパネルが
随所にはめ込まれています。

調度品は運行当時のままだそうです。

椅子が思った以上に
ゆったりとして座り心地がよかったです。
長時間乗っていても快適そう。

椅子は通気性を良くするために
藁が詰められているそうです。
しっかりとした一人掛けソファーのよう。
ヨーロッパの方は体格が良いので
大きめのお作りなのかも知れません。


お菓子はマンゴーのムース
お茶は緑茶ベースのフレーバーティーを選びました。

食器は当時使われていたものを
再現したもの。
ソーサーの裏にMade in Japanとありました。

席に用意されているミルクがコーヒーフレッシュでした。
ミルクを入れずに楽しめるお茶を
選ぶのが良いかもしれません。


お茶は2.5カップほど。
たっぷりと楽しめます。

茶葉は入っておらず
抽出したお茶がポットでサーブされました。

窓からの眺め。



注意書きプレートがおしゃれです。
英語表記のプレートもありました。
下のボタンは呼び鈴のようです。押してみたい!
(調度品は触ってはならないのです)


個室もありました。
個室は使われていないようです。


手を洗うところ。
使用できませんが見ることはできます。


乗車時間はおよそ40分。

ふかふかの絨毯、
マホガニー製の内装
なにより
ラリックの作品がふんだんにつかわれた空間を
実際に体験出来て楽しかったです。

真冬は待合室が寒いかもしれません。
気候の良い時期に訪れるのがおすすめです。

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