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ヨーロッパ放浪記11

スマホのない25年ほど前、4か月かけてヨーロッパを一人旅で放浪しました。これはその時の記録。


Day 11 ロンドン

いいホテルは朝食もよい、と実感しながらおいしいイングリッシュブレックファーストをいただく。一人旅もよいけれど二人旅だと宿代が約半額になる。同じ予算でもいい旅ができる。二人旅もよいものです。
日曜日なせいか、あたりは結構なにぎわいです。ホテル自体は繁華街からは離れたところにあるのだけれど、気のせいか人通りが多い気がする。
本日はロンドンをじっくり観光する予定。ロンドンといえばバッキンガム宮殿にロンドン橋にビッグベン。そんなメジャーどころをぐるっと一周する。
まずはバッキンガム宮殿。今日のような日曜日は有名な衛兵交代をしないのです。それはインフォメーションで聞いていたので知っていたけれど、「せっかく来たけど見れないねー」といいながら宮殿前をぶらぶらする。すると多くの人が衛兵交代はじまるぞっていうノリで人だかりができはじめた。もしや!?と期待したのですがやっぱりありませんでした。勘違いしている方が多いみたいです。
バッキンガム宮殿には入場することができるので見学する。なんでも火事など災難続きの王室が、財政難を救うために宮殿を一般に開放したとか。例えるなら日本の皇族の方々が、お金ないよなあーと皇居を開放して資金集めをするようなもので。そう思うとイギリス王室すごいな、と思った。なんて開放的なのでしょう。ちなみに宮殿出口近くにミュージアムショップのようなものがあり、ロイヤルファミリーグッズが所狭しとならんでいた。これまたびっくりしたのが、女王陛下のお写真入りマグカップを発見したこと。こんなん買う人いるのかしら、と不謹慎ながらも思っていたら、イギリス人らしきカップルが買っていた。ロイヤルファミリーって人気者なんですね。
ぼちぼち歩きながらテムズ河のほとりにつく。異国の街は「歩く」だけでたのしい。河のほとりは遊歩道になっていてベンチでランチ。ホットドッグをほおばる。国会議事堂にビッグベン。絵はがきに出てくる風景が広がる。よく霧の街ロンドン、といわれますが滞在中はずっと晴天。この時期は日が高いし比較的天気もよいらしい。
それからナショナルギャラリーに行く。あまり時間はないが、せっかくロンドンに来たし、と思い行くことにした。うれしいのが、なんと入場料がフリー。入ってすぐは、教科書でみたことのある有名な名画がめじろおしで大興奮。ところが、あまりに広いので途中でしんどくなって出ることにした。
本日は、近くのパブで夜ごはん。彼はビールが大好きなのでおおはしゃぎ。おいしい夜ご飯でした。

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