![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121445417/rectangle_large_type_2_1581e31e426ce373a28da586f77734f8.png?width=1200)
学校の放送沼
昨日、たまたまEテレの『沼ハマ』を見た。
テーマが「学校の放送沼」で、興味深くみてしまった。
何を隠そう(いや隠してないけど)、中学高校と放送局に所属していた。アナウンサーをやっていた。私の中高時代の思い出は、半分以上放送室にあると言ってもいいと思う。朝早くから発声練習をして、朝の放送をやったり、昼の放送や下校放送をしたり。特に高校の頃は、Nコン目指して、アナウンス練習や番組作り。
世の中では、Nコンというと合唱の『NHK全国学校合唱コンクール』が有名なようだけど、放送界隈の学生は、『NHK全国高校放送コンテスト』を指す。
アナウンス部門と朗読部門があって、私は朗読部門で上位を目指した。最高でも、石狩地区で10位、というなんとも中途半端な成績だったけど、とにかく読むことも声を出すことも楽しかった。全国大会にも行ってみたかったけどね。
少し話はそれるけど、私の母校には、初代校長先生の名前を冠した賞があった。学業優秀で、さらに何かしらの功績を残した3年生に、卒業式の時に、皆勤賞などの後に授与されていたかな。
ただ、残念ながら、私の学年は、「該当者なし」でありました。高校生クイズ全国優勝の男子とかいたんだけどね。学業も優秀じゃないとだめだったからかな?←失礼すぎる
で、その賞、次の年、私の放送局の後輩、Kちゃんが受賞したと風のうわさでききました。
すごい!
1コ下なので、学業が優秀かどうかは正確には知らないのですが(まぁでも賞がもらえるってことは優秀に違いない)、アナウンサーとしては、全道大会、全国大会に行くレベルだったので、優秀でしたよ。
ここからは、かなり私見ですが。というか、思い込みですが。
朗読をやっていたKちゃんを、1年生の頃から指導し、育てたのは私だ!という変な自負がありました。腹式呼吸や抑揚のつけ方はみっちり仕込んだし、緊張してる大会の朝の練習はリラックスさせようとしてみたり。
私が育てたKちゃんが〇〇賞をとった!
というのが、私の中では誇りです。
いや、もちろん、本人にきいたら「はぁ? 何言ってるんですか?」って言われる可能性のほうが高いですけどね。
逆に、私がそんなことを言っても、笑って許してくれそうな人格者だから、受賞したような気もしますが。
人間、思い込みは生きる原動力ということで、お許しください(笑)