札幌の空
数年に1回、というスパンで聴きたくなる曲があります。
ジャンルごとにこの歌手!とか、この歌!って思い出すんだけど、合唱曲(学校で習う曲?)でいうとこれ。
『札幌の空』!!!!
昭和50年代に、教育出版の小学音楽4年に掲載されていた歌で、とても悲しいメロディ(いわゆる短調というヤツ?)なのだけど、高音部分がとてもきれいで、とても心に残って、冒頭部分の数年に一度…な曲なのであります。
札幌の小学生はみんな習う…と思っていたんだけど、そうとも限らないらしい。札幌の教科書は、昭和当時、教育出版のものを採用していた学校が多かったので、8割ぐらいの札幌キッズは歌っていたかもしれない(私の勝手な予想なので、正確な数字ではないです)。 逆に、札幌じゃない土地でも、教育出版の音楽教科書で育った子は、『札幌の空』知ってますよ、歌いましたよ、という場合もある。
ちなみに、中学時代の合唱曲で思い出すのは、『若い翼は』。
校内の合唱祭で、大好きな先輩が自由曲で歌っていて、めっちゃ気に入って、ピアノ習ったこともないのに、伴奏の練習までしたり。男声パートが強くないと、合唱としてイマイチになっちゃうんだけど、その先輩がすごく頑張っていて、勝手にキュンキュンしてました(笑)
まぁ、最初は不純な動機でしたが、『金八先生』でも歌われたりして、忘れた頃に聴きたくなるブームがやってくるので、心に残り続けました。
ふと思うんだけど。
合唱曲って、なんでこんなに心に響くのかな?
もちろん、クラスのみんなで、きれいにハーモニーを奏でられた思い出があれば、心に残ったりするのでしょうけどね。
私自身は、合唱祭やコンクールで、みんなで頑張れてよかったね! みたいな思い出はなく。
小学生の時は、声変わりが始まった男子たちが、全然合唱に気持ちが入らず、撃沈。
中学時代は、ヤンキー中学だったせいか、「みんなでやるのとかダルい」という女子数人とマジメすぎたパートリーダーとで大モメになり、ハーモニーどころの話ではなかったというか………(悲しみ)
そうか。
私は、素敵なハーモニーに憧れを持ったまま、大人になってしまったから、思い出してしまうのかも。
実現しなかったから、正解を聴きたくなるのかもしれない。
と、自己分析してみました。
みなさんも、思い出の合唱曲、ありますか?
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