私と歴史探訪
やあやあ、我こそはチーニなり!
前回の「私と大河ドラマ」を読んでくださった方、兵庫県立歴史博物館の取材レポートを読んでくださった方、心から感謝申し上げる。
まだ読んだことがないという方は、是非お読み頂きたい。
…と武士風に挨拶を笑。
ではでは、本題へいざ行かん!!
私と歴史集チーニ編・第2段である!
(上の写真については後ほど…)
小学校から中学校までの歴史探訪。
私からは、家族旅行で歴史を必ずと言っても過言ではないくらい史跡に訪れている。そこで小学校から中学校までの9年間で訪れたところをまとめてみた。校外学習や修学旅行で組み込まれた場所は除く。要するに、自由行動で訪れた場所ということだ。
京都府…伏見区にある伏見稲荷神社、寺田屋、河原町通りの酢屋、近江屋、薩摩藩邸跡、彦根藩邸跡など。
山口県…萩城跡、松下村塾、松下神社、木戸孝允旧宅、高杉晋作誕生地、旧萩藩御船倉、伊藤博文旧宅、萩反射炉跡、吉田署員誕生の地、玉木文之進旧宅、菜香亭、雲谷庵跡、瑠璃光寺、枕流亭など。
鹿児島県…西郷隆盛終焉の地、西郷隆盛洞窟、西郷隆盛誕生地、市立維新ふるさと館、仙厳園、坊津の密貿易蔵屋敷(倉浜荘)など。
広島県…広島城、宮島歴史民俗資料館、本川小学校原爆慰霊碑
歴史探訪がメインの旅行が多かったため、少しでも興味がある史跡には、足を運ぶようにしていた。
高校時代の歴史探訪。
では、ここから高校時代の話。
以前投稿した、「私と大河ドラマ」でも触れたように、高校時代、学校で興味を持っていた日本史に触れていない。
なぜ日本史を学んでいないのか。
それは小学校中学年くらいの時から、恐竜に興味を持ち、恐竜を研究する古生物学者になりたいと思い始めたからだ。
正直のところ、きっかけは覚えていない。
親にも聞いてみたのだが、
なんでだろうね…わかんない。
という返答だった。
テレビでの特集を観てなのかもしれないし、思いがけない出来事で興味を持ち始めたのかもしれない。
興味を持ち始めた後は、化石展示を見に行くようになり、中学生になってからは、三田(さんだ)にある「人と自然の博物館」で行われると情報を得て、シンポジウムに行くようにもなった。
化石展示とはまた違い、最新の研究内容を一般人も聞けるという機会はとても魅力的で、いつもテレビの画面で見ていた有名な教授が、目の前で研究内容を発表しているという光景が、特別に感じられた。
また、中学校1年生の夏休みの時、福井県勝山市にある、リニューアル前の福井県立恐竜博物館へ訪れ、化石発掘体験をした際、亀の甲羅の一部を発掘して、とても楽しかったことから、古生物学者になって化石発掘したい、と思い始めたのがきっかけとなった。その数年後に丹波の丹波市立丹波竜化石工房 ちーたんの館にてまた化石発掘をした時は、何も出て来ず、現実の厳しさを感じたのだが笑。
高校受験をする時も、地学がカリキュラムに入っている私立の高校を探したり、高校入学後も文系か理系か選ぶ時に、理系を選んで生物を学ぶ選択をするなど、大学受験のため、大学での勉強のため、したい職業ができるようになった未来の時のためを考えて、行動していた。
すると、ここでまた疑問が出る。
なぜ今文系の歴史の学科にいるのか。
その理由はたくさんある。
文系の科目が得意だったから。
日本史が…というより幕末、戦国時代、鎌倉時代、平安時代といった日本の歴史が好きだったから。
理系を選択していても、授業で受けられた古典や漢文の授業が楽しかったから。
数学IIIと化学がついていけないと思い知らされたから。
などなど…
他にも、重く影響している理由もあるが、ここでは省略させて頂く。
このような理由から、歴史を勉強できる大学・学科を高校3年生の夏休みから必死に調べ、現在の大学に合格し通学している。
高校3年生の夏休みから、というのも、実は重く影響している理由からなのだが、結構ネガティブな理由なので、ここには載せないでおく。
では、高校の時に日本史に触れなかったのか。
学校では触れなかったが、旅行ではしっかり触れている。
高校1年の時は岡山、長崎、姫路。
岡山は、岡山城と後楽園へ訪れ、近藤勇が持っていたと言われる長曾根虎徹を見に、林原美術館へ時間ギリギリに入場した笑。
長崎はグラバー庭園(私が訪れた時は工事中だった…😢)や亀山社中、龍馬が商売繁盛を願った若宮稲荷神社、大浦天主堂、眼鏡橋、龍馬のぶーつ、小曽根邸の跡、長崎歴史文化博物館へ。
ちなみに冒頭に載せた写真はグラバー庭園に着いた時に撮った景色である。
祖母に送った時、
綺麗景色だね😊
と言ってもらえた思い出のある写真。
余談だが、亀山社中で、後に育成ゲーム「刀剣乱舞」で初期刀に選ぶ陸奥守吉行(複製)を、鑑賞していたことに昨年気づく笑。
姫路では姫路城へ。ここで、ガイドさんに憧れを持つようになる。
高校2年の時は、ずっと行きたいと思っていた坂本龍馬の出身地・高知へ。
桂浜、坂本龍馬記念館、高知城、大河ドラマのセットが置いてあった高知駅前のこうち旅広場にある、観光イベント館「龍馬伝」幕末志士社中(現在は閉業)。
高校3年生の時は、大阪府、司馬遼太郎記念館へ。我が家にたくさんあった司馬遼太郎作品の小説の原点を知れる良い記念館だと思った。
現在の歴史探訪。
さて、2022年から大学に入学してから現在、家族旅行だけではなく、授業や研修旅行でも訪れるようになる。
以下のように、大学入学から現在までに訪れた場所を出してみた。
京都府…京都市立文化博物館、本能寺、大覚寺、北野天満宮、河原町通、伏見稲荷神社、清水寺、二条城、醍醐寺など。
(何度も訪れているところの写真は、省略させて頂く。)
大阪府…日本民族集落博物館、四天王寺、国立文楽劇場、適塾など。
奈良県…春日大社、奈良国立博物館、元興寺、興福寺など。
鹿児島県…今泉島津家本邸跡(篤姫誕生地)、知覧武家屋敷、南方神社など。
兵庫県…姫路城好古園、兵庫津ミュージアム、兵庫県立歴史博物館、生田神社、湊川神社、兵庫県立美術館、姫路城など。
岡山県…備前長船刀剣博物館など。
古式鍛錬を行っている数少ない場所であり、一部の写真を貼らせて頂く。
熊本県…熊本城、熊本県立美術館など。
姫路城とはまた違う展示方法でとても興味深かった。
おもてなし部隊がいるか否かも、大きな違いの一つだと思う。
鳥取県…鳥取城、仁風閣など。
ちなみに、この場所はあるアニメの聖地になっており、フォトスポットがたくさんある。
国指定重要文化財なので、張り紙で示したりは絶対禁物なのでしていないが、角度を合わせて、キャラクターになりきるのもまたおもしろい。
この日天気が優れておらず、正面からの写真は写りが悪いため、1番良い写真をと思うとこの写真になった。正面を見たい場合はホームページをご覧頂きたい。
福井県…一乗谷朝倉氏遺跡、福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館、福井城址、丸岡城、永平寺など。
このように、どこかへ旅行となれば、必ず歴史探訪もスケジュールに組み入れてから行っている。特に、大学生になってからは歴史に思いを馳せる時間が増え、政治だけにとどまらず、物語などの古典や、歌舞伎や人形浄瑠璃などの芸能、刀や陶芸・焼き物などの美術品など、大学生になってからさらに歴史に思いを馳せるようになる。興味を持つ幅が大きく広がり、行きたい場所やイベントが増え、嬉しい意味での悲鳴を上げている。
だが、増えすぎたことや、家族全員が歴史を好きだと思っていないということもあり、我慢することが増えている笑。
できればすべて行きたいところだが、毎年開催されているイベントや展示会は、今は我慢しつつ優先順位をしっかり決めて、満足する歴史探訪をしていきたいと思う。
私が歴史探訪を好む理由。
ところで、私がなぜ歴史探訪を毎年のようにしているのか。
それは、史跡に訪れて、その場所を五感で感じ、歴史人物がどのような生活を送っていたのか、想像を膨らませることが楽しいからだ。
ある人に、
妄想がすごいんだね笑。
と言われ傷ついたが、決して妄想ではない。
妄想とは、根拠や現実的な根付きがない想像の産物。
想像とは、実際のデータや情報を元に、未来や状況を予測すること。
妄想と想像とは対照的であり、現実との調和を保ちながら新しい視点を見つけ出すことである。
私がしている想像は、ある程度史実に基づき、史料で得た知識でできたイメージがある。
根拠や現実的な根付きがあるのだ。
その違いを理解しておいていただきたい。
なので、“妄想がすごい”ではなく“想像力豊か”と言い換えたい…笑
前回の「私と大河ドラマ」でも書いたように、私は聞くより見て情報を多く得る。
書籍を読みながら、実際に現地に行って解説を見て、頭の中で文章が表現していることをイメージし、映像化する。
その文章を理解すればするほど、その映像は生き生きして、アニメーション、あるいはドラマのようになる。
ただ、実際に現地に行くと、イメージせずともその世界が目前に広がっているので、ガイドさんに解説してもらって、その場所での方言や暮らしぶりなども聞いたり、ガイドさんや学芸員さんが用意してくださったパウチなどで知識を得たりする。
この流れがとても楽しいし、知らなかったこと・現地に行かないと知らないことを知ることができるから、私は歴史探訪を強く好んでいる。
最後に…。
もし、行ったことがない史跡があれば行ってみてほしい。
どの史跡もとても楽しかったし、価値あるものだからである。
特に、鹿児島や山口はマニアックな史跡になると思う。
そして時間に余裕があるのなら、学芸員さんやボランティアさんのガイドをお願いしてみてほしい。
鑑賞するだけでは得られない情報をたくさん提供してくださるので、史料に対する今までとは違う見え方に気づくかもしれない。
最後まで読んでくださり、感謝申し上げる。
今回は歴史探訪編として、書かせて頂いた。
今後も他の視点から書く記事を出す予定故、良ければ見に来てくださるとありがたい。
また、少しずつだが、仲間も 投稿しているので、そちらものぞいてみて頂きたい。
...とまた武士風に挨拶をしてお別れとさせていただく笑。