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ラウール沼に落ちた話

どうも、こんにちは😌 
ラウール担のシンシアです。

今日は改めて、私がラウール沼に落ちた話をしたいと思います。

どうか最後までお付き合いください🙇‍♀️



きっかけ


私がSnow Manのラウールを知ったのは、
2022年5月26日(木)だった。


その、「ラウールを知るきっかけ」になったのはSixTONESの番組を見たことだった。

2022年5月22日

何気なくEテレを見ていたら、

SixTONESと高校生たちがリモートで繋がっていて、
失敗しないマカロンの作り方をパティシエに教わり、
京本くんが実際に作ってみる

という企画をやっていた。

それは「バリューの真実」という番組で
私は初めてSixTONESというグループを見たんだけど、
うっすらと名前だけは聞いたことがあった。


番組を見ながら、
メンバーの役割分担というか、関係性というか、そういうのがなんとなく心地良いなぁと思ったのと同時に、
この人たち、別のグループと同時にデビューしたんだよな
と思い出した。


でもそれがなんていうグループだったか思い出せない。 

あー、なんだっけ〜🤔💦
てモヤっとしたけど、
深く考えることはなかった。


それから4日経って、
「Snow Man」
という名前が唐突に頭に浮かんだ。

人間の脳って
自分では考えるのをやめたつもりでも
実はずっと考え続けてるらしい。


とにかくその名前が浮かんだとき
私はすごくスッキリして、
「よく出た!!」て声に出して自分を讃えた。


とはいえ
私はSnow Manのことをなんにも知らなかった。
ジャニーズのグループ
てことしか知らない。

せっかく名前を思い出したのだから
もう少し調べてみようと思い立ち、
ネットで検索する。

そしたら、
「圧倒的なセンター、ラウール君がいるグループ」
と出てきた。


ラウール…
なんとなく聞いたことがある。

ものすごく若い子で金髪だったような…

せっかくぼんやりとした知識があるのだからもう少し知りたくなって、今度は
「ラウール」
で検索をかけた。


思えばこれが、
私の人生を変える大きなきっかけだった。



衝撃



なにげなく、ほんとうになにげなく

「ラウール」
と検索した。

そしたら

最初にヒットした画像がこれだった。

2020年、DiorのリップのCMに起用された
当時16歳のラウールが、
アンニュイな視線をこっちに投げかけている。


これを見た時の衝撃を
どう表現すればいいのかわからない。


とにかく驚いた。

まじかと思った。

信じられなかった。


それまでの自分の人生で、
「この人の顔、好きだな」
とか
「素敵だな」
と思った色々な人物の、
好きなパーツを全部集めてきて
一人の人間の顔に
ガシャンガシャンガシャンガシャン
て当てはめて
神がかり的なセンスで完璧な大きさ、バランスで配置したらこうなった。

それがラウールだった。


「信じられない、
こんな子が現実に存在するなんて…」


そして、自分がこの少年にときめいてしまっていることに戸惑った。


おそらく多くのラウ担が経験したであろう
罪悪感に似た感情。


若い。若すぎる。

息子たちと同世代。

セクシーな表情をしてるけど
16歳。

待て待て待て。
これはやばい。
落ち着いて、よく考えて。


これは写真だし
特別に写りの良いのを選んでるに違いない。
別の角度からとか、動いてるところとかを見たら
意外と「そうでもない」のかもしれない。


それがさらなる深みにハマるきっかけになるとも知らず、私はそのCMの動画を見てしまった。

そして完全にやられた。

https://x.com/11_1hikaru/status/1231433531735203840?s=46&t=-G-UvlYMnAvaQM7j1WlKwQ

(公式の動画が見つかりませんでした🙏)


ラウールのダンスはまるで流れるようで
どの角度から見ても
顔はもちろん全身の隅々まで美しかった。

強い意志を感じさせる、キリッとした眉
形の良い高い鼻
甘えたように、挑発するように
こちらを見る大きな瞳には星が宿り
それを縁取る濃くて長いまつ毛、
ぽてっとした唇、
顎の先は尖り、下顎は少し張っているのも、
私が大好きな形だった。

長い手脚。
動作の一つ一つが美しい。


やばい。
やばいやばいやばいほんっとうにやばい。

どこかでブレーキをかけなきゃと思っているのに
検索の手が止まらなかった。



Snow Manを知る。



そうしてるうちに、
私はSnow ManのYouTubeチャンネルがあることを知ってしまった。

なんと。
MVが無料で見られるんだ😳

しかもめっちゃある。
(デビューして2年経っている)

えらい時代になった。

まずはデビュー曲を見なければと思い、
D.D.を見た。


金髪で16歳のラウールが、年上のメンバーに混じって懸命にパフォーマンスしている。

少し舌足らずな印象を受ける歌声。
英語詞の発音は完璧で、
さすがハーフ、英語も話せるんだなと思った。

(彼のお父さんの母国ベネズエラの公用語が
英語ではなくスペイン語で、
そもそもラウールは英語もスペイン語も話せないと知って
「は?!」と思うのはもう少し後の話。)

そしてこのとき初めてSnow Manの楽曲を聴いて
アイドルとは無縁の人生を送ってきた私は
カルチャーショックを受けた。

「なんだこれかっこいい!」

衣装も楽曲も、ダンスも洗練されている✨


次に見たのはブラザービートだった。
当時最新のシングル曲がそれだった。

D.D.ではクールな表情でかっこよく歌い踊っていたラウールは
二年の時を経て成長し、
艶々の黒髪をオールバックにしている。

後ろ姿からくるりと振り返り、
お茶目な表情でにっっっこりと微笑む。
(私にじゃない。わかってるけど。)


心臓が止まった。
心を射抜く矢が見えた気がした💘

笑った顔が最高に可愛い…

可愛い……

可愛い……

可愛い……


心は白旗を上げていた🏳️



寝ても、覚めても。

 


そこからは
時間の経ち方がおかしかった。

ただただひたすらに動画を見続けた。

MVもあるし
すのちゅーぶもあるし
ダンプラもあるし

とにかく見るものがたくさんある。
見ても見ても追いつかない。
デビューしてからのものだけでも2年分。
私が彼らを知らなかった期間はどうしたって埋まらないけど、
少しでも早くすべてを見たくて何かに取り憑かれたように動画を回した。


ソファにもたれかかって動画を見ながらウトウトし、
ハッと気づいてまた再生マークを押す。

寝不足のまま仕事に行き、
気づけばボーッとラウールのことを考えていた。

ふとした拍子にラウールの顔が頭に浮かんで苦しくなる。

休憩時間にもSnow Manのことを調べる。

有料のブログがあることを知って登録する。
ラジオをやっていることを知ってradikoプレミアムに登録し
「SNSで使ってほしいハッシュタグがある」と言われたから、2020年のコロナ禍に作ってからほとんど使っていなかったTwitterを再開する。
Paraviに登録すればそれスノを観れるとわかって登録し、
Netflixで滝沢歌舞伎2020the Movieを観れるとわかって登録し
もうすぐ新曲のオレンジkissの発売日と知って予約した。
(CDを予約するなんて人生初だった)


色んなことを知るうちに、

私は以前にもラウールを何度も見ていたことに気づいた。

『簡単なお仕事です。に応募してみた』のドラマは1話だけ見ていた。
途中、髪の毛が束になって出てくるところで
「うわっ」てなって離脱してしまってた。

『決してマネしないでください』も何話か見ていた。
「すごい金髪の男の子が出てる」
と思いながら見てたけど、それがラウールだとは思ってなかった。

あのとき立ち止まって、この子誰だろ?
て興味を持ってたら
もっと早くファンになれてたかもしれないのに。

と思いはしたけど、
きっとその時はハマるタイミングじゃなかったてことなんだろう。


デビュー当時の金髪、キッシンの頃の銀髪、
茶色っぽくてラフな滝沢歌舞伎の頃、
ハニレモの界くん期、
グランドールの頃は銀髪、secret touchは金髪
ブラザービートは黒髪

時系列とか全然わからないまま
めちゃくちゃな順番で見漁った。

その結果
私の心の中には16歳、17歳、18歳のラウールが同時に存在して、
どの子も現実にいるみたいな感覚に陥っていた。

Snow Manとラウールのことばかり考える毎日。
3日が1ヶ月に感じるほど
濃い時間だった。



葛藤、羨望、自信喪失そして気付き



そうやってどんどん沼の深みにはまっていきながら、
私は息苦しさみたいなものをずっと感じていた。


感覚としては概ね「恋」と呼んでいいものだったけど、
それとは違う痛みが心の中にあって
絶えずチクチクと刺されるようだった。

それが「嫉妬」に似た感情だということには
ラウールを知った初日に気づいていた。

私は当時、仕事を辞めたばかりだった。

それまでの自分の経験やキャリアを生かせるかもしれないと思って就いた仕事だった。

実際にやってみるとそれは誰にでもできる仕事で
私じゃなくてもよくて
だんだん、そこに自分がいることの意味がわからなくなった。

どんなに懸命に仕事をしても空回りばかりの毎日。
ストレスを溜めて体調を崩し、
心と体がバラバラになりそうな感覚に陥って

契約更新を前に
思い切って「辞めたい」と言った。

引き止める人は誰もいなかったし
自分の退職の日、それを覚えていたのは自分だけだった。

この世界に自分がいることの意味までよくわからなくなっていた。

そんなときに出会った16歳の少年ラウールは
熱くてあたたかくてキラキラした何かで満たされていた。

こんなに若いのに
こんなにたくさんの人に影響を与えている。

一瞬のパフォーマンスで人の心を魅了して
こんなに夢中にさせている。

その輝きを羨ましいと思った。

私も何者かになりたかったな。
でも人生の折り返し地点を過ぎても、結局何にもなれていない。
眩しすぎる存在を目の前に、ますます自分がちっぽけな存在に思えて
心がしゅんとした。

そして、
自分自身に失望して
このまま老いていくしかないと思っている自分なんかが
彼らのファンを名乗る資格などないんじゃないかと思って
知れば知るほど好きになる気持ちと比例するように、
もうこれ以上好きになってはいけないという気持ちも大きくなっていった。

そんなときだった。
Amazonプライムで配信されている
Ride On Timeを見た。

シーズン2
Snow Manのデビュー直後から、
コロナ禍の新しい日常の中で
無観客のデビューコンサートや滝沢歌舞伎の映画化に臨む彼らの姿を追った
ドキュメンタリー番組。

2020年のほんの数ヶ月で
別人のように、ラウールは顔つきも体格も声も変わっていく。

17歳になった彼が、夜の神社で一人インタビューを受けるシーン。

このときの言葉を聞いて
私はこれからも彼を好きでい続けようと思った。



インタビュー



ナレーション:
「17歳の現在を、ラウールはどうとらえているのか。」

ラウール:
「ずっと言ってるんですけど
俺めっちゃ運いいな
て、今んところめっちゃ思ってて、
それこそ死ぬ直前にも
めっちゃ運良かったなって思うと思うんですけど

そこはなんか、
『自分なんか運だけで…』
て感じではないですね。

俺、ジャニーズに入れた。
Snow Manにも入れた。
ていう、過程がどっかに絶対あるっていうことを
自分が一番忘れちゃいけないな
て思ってて

2回、なんか起きないかな?
と思って2回なんか起きたんで。

自分たちよりすごいグループとか
すごい歌手
自分たちより踊れるアーティスト、
もう、世界を見たらいくらでもいるから

この先がエンタメの面白いところで

なんか起きねえかなっていう
一心でいますね。

だから、せこいっすよねめちゃくちゃ。

で、せこいなて思いながらも
せこいを何で埋めるかって言われたら
とにかく必死に頑張る
ていう。

僕たちが与えられた環境で
必死に頑張って
『なんか起きねえかな』
っていう。

て、言ってるだけのやつめっちゃキモいんで
俺頑張りますけど。」


これを見たときに
私はガツンと殴られた気がした。

彼が輝いて、たくさんの人に影響を与えていることを羨ましいと思っていた自分。

その自分は「与えられた環境で必死に頑張った」
と言えるんだろうか。

彼は元々のポテンシャルはあるけれど
そこに甘んじることなく、
世界を見れば自分たちよりもずっと優れた人たちがいくらでもいることを認識して、

これからも必死で頑張ると宣言している。

だからこそこうやって成功を掴んでいる。

「そこに至る過程があることを、自分が一番忘れちゃいけない。」

それは良い方にも悪い方にも言えることだ。

私はただ環境を恨んで、
努力の末に輝いてる人たちをただ羨ましがって、
こんな自分が彼らを推していていいんだろうかと
迷っている。
自分がこうなったのは、過去の自分が導いた結果なのに。


もう一つ、
迷っている私の心に響いたのがラウールのこの言葉だった。

「年齢ってある意味
ひとつの肩書きっていうだけで
この歳だからこういう部分は引き出せないとか
そういうことを思ったことはあんまりなくて。
表現したいことを表現して
喜んでもらえるように、ただ頑張るっていう。」

滝沢歌舞伎で即興のダンスパフォーマンスを任されたラウール。

まだ16歳、
まだ17歳、
まだ18歳。
Snow Manの最年少として、
ずっと言われ続けるこの、「まだ〇〇歳」。

しかし彼は周りから年齢をどう言われようと、
見る人に喜んでもらうために精一杯のパフォーマンスをするのだ。

その言葉を聞いて、
私自身はなんのために自分の年齢にこだわらなきゃいけないのか?
と改めて考えた。

答えはひとつしかなかった。
年齢なんか関係ない。

彼の、彼らの、
生き方、考え方、努力
それによって生まれる成果。
それをすごいと思い、好きだと思い、心を震わせながら日々追いかけたいと思うことに
年齢なんか関係ない。



デビュー5周年、ファン歴2年と8ヶ月



2025年1月22日にSnow Manはデビュー5周年を迎える。

私はファン歴2年と8ヶ月。

やっと、半分を超えた。

ファンクラブの会員数も今、158万人ほど。

私は73万台だから
私より後にファンクラブに入った人の方が
(あくまでも単純計算でだけど)
多くなった。

それでも私は自分が「新規」だと思ってる。

私が知らなかった
彼らのデビュー前と、デビュー後の2年半。
その時間を共に過ごしてこなかった事実は
この先いくら熱烈に彼らを応援しても消えることはない。


2023年はジャニーズとファン受難の年だった。
その日々を共に過ごしたことは
私にとってとても重要な経験になったし、
それと同じことがデビュー前後にも言えると思ってる。

Snow Manたちも、
デビュー前からのファン
デビュー時からのファン
最近ファンになった人
その3世代を分けて考えていると思う。

どの世代に対しても誠実に感謝の気持ちを伝えてくれるけれど、
私はどんなに頑張っても3番目のカテゴリーにしか入れない。

だから
何もかもわかっている前提で彼らを語ることはできない。

ラウールのこともそう。

今、どんなに彼のことを思って
どんなにたくさん映像を見てインタビュー記事を読んだとしても
私は彼のことを何にも知らないと言っていい。

それに、私が綴ることができるのは
そのとき私が見た彼のことだけであって
それはあくまでも私がどう感じたかていうだけだ。

そして私は、この
寂しくて、悲しくて悔しい
この事実こそが、
私がSnow Manとラウールをこんなに愛して追いかける理由だと思ってる。


知らなかった時期のことは取り返せない。
前にも書いたけど、その時ハマらなかったのも仕方ない。

だからこそ、共に過ごせる今とこれからを大切にしたい。

彼らが大変な時、変わらず好きだよと伝えたい。
彼らに救われた時、ありがとうと伝えたい。
同じ時代に生きていられることを感謝して
これからもずっと応援していたい。

ラウールの知らなかった面に触れるたび
毎回驚かされ、初めて見た時のように心が震える。
だからこそこれからも見続けていたいと願う。



Snow Man、
デビューしてくれて
弛まぬ努力で走り続けてくれてありがとう😌
5周年おめでとう🎊

ラウールくん、
私たちが見ることのできる世界にいてくれて
本当にありがとう🤍


これからも、ずっと大好き😌

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