2024/09/02
なんとなくツイッターを徘徊してたら、福尾匠の『長続きしないことについて』という短い文章を見つけて、その中では日記を毎日書き続けることの意味(というより、彼が日記を書き続けられた理由について書いていた)のようなものを書いていた。ただ、日記は日々のつまらなさをただ書くだけという側面があり、またその日々に特筆すべきこともない。日記を毎日書くということは、「社会人としての自己管理」としての側面=毎日何かを続けて能力を向上させていくことでもなく、一方で「何気ない日常を愛でる」態度=毎日の生活の些細な出来事の中に小さな物語を見つけることのような態度でもない。ただつまらない毎日を書き連ねること、ということだ。だからぼくも毎日続けてみようと思う。「書く能力を向上させる」わけでもないし、「自分の小説を書く」ということでもない。ただつまらない毎日を記述するだけ。
さて、今日は朝11時ごろにのそのそと起きて、台風のおかげで数日雨なのか曇りなのかよくわからなかった天気だったところから一転してカラッと快晴だったから、洗濯を済ませた。服を外に干すと気持ちいい。でもそれ以外何もやる気になれなくて、Amazonプライムでヒロアカのアニメを観ていた。ちなみにヒロアカは2日前に初めて観て、あまりの「ジャンプ」ぽさに感動してハマってしまった。ここ数年、世間のトレンドから5、6年遅れて追いつく、みたいなことが続いている。最近、特にこの3日間の自分の生活が本当にひどくて、タブレットで動画を観るか、ゲームをするかの二択だった。家を出る気分にも全くなれなくて、ウーバーイーツを毎日頼んでいた。「社会人としての自己管理」が全くできていない。でも、この無気力感はこの数日の話ではなくて、多分8月の頭あたりからずっと続いている。そしてお盆の休み明けに生活が決定的に崩れたような気がする。たぶん、独立のための物件探しを本格的に始めたことがきっかけで、うまく仕事にも集中できていない。
今の塾を辞めたら本格的に社会との接点がなくなるのではないか、本当に自分は独立して自分の塾を開きたいのか、今塾講師の仕事が楽しいのは今の職場で自分があるポジション(職務上・キャラクター上)を与えられているからなのではないか、と色々な不安が頭に次々と浮かび、その不安から逃げるようにアニメを観てゲームをしていたような気がする。
でも、21時ごろにようやく体を動かす気になって、プールに行って800mぐらい泳ぎに行ったら、先週より少し泳げるようになってて嬉しかった。少し回復したような気がする。明日から仕事で、また集中できないかもしれないと思う一方で、仕事が生活のリズムを強制的にも作ってくれるので、他のことをやるにもいい影響が出るかもしれない。小さな期待。