春の和歌 梅の花散らまく惜しみわが園の
こんにちは
みやゆうです。
今回も、春の和歌を鑑賞して参りましょう!
梅の花 散らまく惜しみ わが園の 竹の林に うぐひす鳴くも
うめのはな ちらまくをしみ わがそのの たけのはやしに うぐひすなくも
作者は奈良時代の官人、少監阿氏奥島です。
この和歌も、大伴旅人の邸宅で開かれた宴会において詠まれ、梅花の宴の歌として『万葉集』巻五に収録されています。
意味は、
梅の花が散り去ることを惜しんで、私の庭の竹林でうぐいすが鳴きますよ。
です。
先日近所の満開の梅の花を愛でていたら鳥がやってきたので「あ、うぐいすか?」と思ったのですが、残念、メジロでした。
春になって、うぐいすのよく響く鳴き声を聞くと、「ああ今年も来た」と、とてもうれしく感じます。
一方、メジロは個人的に馴染みがありません。
メジロを見るとまず「うぐいす? じゃないか」と思ってしまうことについて、メジロに対して申し訳なく思っています。
メジロはうぐいす色で、目もくりっとしています。うぐいすより写真向きだと思います。
いかがでしたしょうか?
これからも素敵な和歌を、ご一緒に鑑賞して参りましょう!
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