「ハレルヤベイビー展 ~仔縞楽々の世界~」開催を祝しトリビュートアートに挑戦!?
すみません! いきなり謝ってしまいますが、トリビュートアートは気持ち(妄想)であって、実際は全然じゃないです! BLアンソロジー『君恋』で仔縞楽々(こじまらら)先生が連載している『ハレルヤベイビー』の初の原画展「ハレルヤベイビー展 ~仔縞楽々の世界~」が8月24日(土)から9月2日(月)まで、西武渋谷店で開催されます。その開催を祝し、行く気満々で、懸案事項だった手芸を完成させましたよ、というお話です。
スマホケースカバーにワンポイント
スマホケースカバーというのはですね、私の扱いが悪いのか、スマホケースがすぐ傷んでしまうので、それをカバーするための袋状のカバーであります。ピンクのフエルトの周囲をドーッと縫っただけなんだけど、まあジグザグステッチでちょっとデザインぽくしました。で、ここに、ハレルヤベイビーのワンポイントがあったらかわいかろうと考えて楽しんでおりました。
アップリケにしようか。
刺しゅうにしようか。
難しいのは無理だしぃ。
なかなか進みませんでした。
そこで原画展です。
ファンとしては、何か作って身につけたい。もちろん見せないけど。
限られた時間の中で、何ができるか。
そのとき、らら先生が塗り絵用に都のモノクロ画像を投稿していたのを見たのであります!
一色で刺す刺しゅうなら、できるかも! というのが最大の決め手です。
とかふぐにゃとは!?
「とかふぐにゃ」とは主人公・桜咲冬夏の別キャラクターです。恋人・呉都が襲われてケガしたとき、手当をしながら「心配した!」「もっとオレを頼れ!」と怒ったときの顔がふぐみたいだったところから来ています(多分)。「にゃ」は猫みたいにかわいい一面があるからです。
検索していろいろ見たら、おすまし顔などの表情もありましたが、やはりここは怒ったみたいな表情がよかろう。
かつ、カーブがゆるやかで、線が少ないもの。
よい表情を見つけることができたので、PCの画面に映し出してそれをトレーシングペーパーでなぞりました。
転写する
表情をきちっと出すには下書き大事。
ということで、フエルト地の上にカーボン、トレーシングペーパー、ビニールをのせ(トレペが破れないように)、結構強い力でなぞりました。生地に色がついちゃうの、好きじゃないんだけど、そんなこと言ってる場合ではない。
でもカーボンでなぞっただけではくっきり出なくて、結局、2Bとか4Bとかやわらかいえんぴつで描き足して下書きを完成させました。
ちくちく刺しゅうする
アウトラインステッチみたいな本返し縫いみたいななぞステッチで線を刺しゅうしました。
小さいカーブが難しかった
外側、もよう、表情の順に刺しゅうしました。
困ったのは、小さいカーブは線が太くなってしまうこと。
ひと刺しの長さを細かくればよかったのかな。
いっそのこと、細かいところから始めたらよかったかもしれません。そうすれば、小さいカーブの線の太さに合わせて、輪郭の線の太さを調整できたかも。
口はやり直した
表情は下書きしっかり取ったので目なんかすんなりいったのです。
でも口が思いのほか難しかった。
「へ」じゃなくて「し」が回転したみたいな、細かいカーブなんです。
それに、一色で刺しゅうと言ったくせに実は、口とほっぺの赤くなったところは赤い糸で刺そうと考えていました。
でも、刺してみたらやっぱり黒一色がいいみたい。
「やり直しは二度手間」
中学のとき手芸教室で教わり、ずっとやり直さないようしていましたが、重要なところなので黒に変えてやり直しました。
完成です
やっぱり黒にしてよかった。口の形がやっぱりなんですが、もう限界ということで目をつぶります。
トリビュートアート、ファンアートへの最初の一歩となるか?
ファンアートとかトリビュートアートって憧れていたのですが、やはりアートには程遠かったです。
アート関係者に聞いてみたら、
「イラストを刺しゅうするだけなら、ただの手芸でしょ」
とグッサリ。いや、私もなんかそんな気してたよ。
アートにするには、何か新しい気づきみたいなものが必要なのではとのことでした。
崇高だなー。
でも、アートじゃなくたって、スマホケースカバーにとかふぐにゃが来てかわいくなったので、私はこれで満足です。
夏休みの自由課題に困っている人には、単色で推しキャラを刺しゅうして作品を作ることをお勧めしたいです。
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仔縞楽々先生、『ハレルヤベイビー』の初の原画展「ハレルヤベイビー展 ~仔縞楽々の世界~」開催おめでとうございます!
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