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呪いの言葉
前回に書いた通り、新生(?)アレックスとニコを描いた私は妙に浮かれて、さっそく一次創作用にTwitter アカウントを新規開設した。
浮かれている時の自分の行動力は目を見張るものがある。
二次創作で知り合ったお友達に「オリジナル創作でアカウントつくったから、みにきてね」なんて声をかけたけど、
前回の経験からあまり期待はしていなかった。
「ひとり盛り上がりでいいから、創作をしていこう」と決めた。
でも、やはり心のどこかで「誰かが我が子たちの事を好きになってくれたらいいなあ」なんて思っていたことは否めない。
昔一次創作もしていたというお友達が創作アカウントをフォローしてくれた。二次創作アカウントでも界隈初心者の頃からずっと応援していてくれたから心強かった。DMで応援の言葉をかけてくれたが、
「一次創作は難しいよ。見に来てくれる人はいないし。それでも、それがやりたい事なら応援する」
といった内容だった。
「見に来てくれる人はいない」
という言葉が引っかかったが、地道に描けば、誰か見に来てくれるのではないか?と根拠のない希望を胸に、もう1話描いた。
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私は総じて自分に甘いので、これを描いた時は「(ぬるい)エッチも描いたし、すごい、これならちょっとは見てもらえるかも」と期待した。そして期待する時は必ず失望する。反応はまたしても少なかった。
「見に来てくれる人はいない」
という言葉が呪いの様に頭から離れず、何か描こうとすると気持ちが折れた。
ちなみに応援しているよ、とDMくれたお友達も私のポストに反応してくれなくなっていた。
描く度に反応がないことに失望してしまう自分は結局何も前進できないまま、一次創作よりも見てくれる人が多く、応援バナーデザインのご依頼までいただいていたファンアートを優先して描くようになっていた。