世界一周161日目🇰🇬 9.29 ビシュケク、囲碁交流と進撃

今日は囲碁交流。

フランス風の
オシャレなベーカリーカフェで
ブランチを食べる。
ビシュケクに来てから
こんな生活ばかりで
贅沢しまくってて
何かバチが当たらないか
少し不安にもなるが、
チャージ期間ということで
自分を納得させる。

ピスタチオとラズベリーの
メレンゲのロールケーキに
いちごの乗ったクロワッサン、
彩のいいサンドイッチにカフェラテの乗った
テーブルは、なんとも可愛い空間だった。

高校のときの囲碁の話もしたりして、
懐かしく思った。
ピリついてて怖かったなぁ、とか
疲弊したなぁ、とか、
逆に全国にできた友達との
楽しい思い出とか。

キルギスでの囲碁交流は楽しかった。
若者がたくさん、
一瞬6面打ちになって
さすがに頭がパンパンに。

打ち終わったあとも
今度は9路盤でやろう！と
Google翻訳で話しかけてくれたりと
嬉しかった。

言語があまり通じないのが惜しい。
検討もやってあげたかったが、
あまりに通じないのと
覚えていなくて断念。
打った対局なんてすらすら
覚えているはずなのに
久しぶりなのもあり、
6面打ちでごちゃ混ぜになったのもあり、
整地が終わった瞬間に
キレイさっぱり忘れてしまった。
申し訳ない。。

夜ご飯もみんなで。
ガンファンという
お米にラグマンのスープを
かけたご飯がめちゃくちゃ美味しかった。
ウズベキスタンと違って
キムチっぽいのが入ってるのが
美味しいポイントだった。

囲碁協会の方の家で
ホームステイもさせていただく。
自宅で聞いたキルギス囲碁協会のお話が
ものすごく面白かった。
目から鱗というか、
なるほどと思う話がたくさん。

簡単に言うと、
強さやプロ育成と
裾野を広げる囲碁人口を増やしたり
人気にするにはビジネス寄りの
全く違うアプローチが必要で、
日韓中はそれが全くできていない、
または弱いということ。

キルギスはアスリートやアーティスト、
俳優やら科学者やら、いろんな分野の
有名人やらいろんな人が囲碁をやり、
クールで憧れのものとしてのポジションを
獲得している。
そして、何それやってみたい！と
若者やいろんな人が自然と集まる。
ただ真剣につまらない教室は
大学ではなく、
お祭りやイベントとしての魅力、
交流や社交の場として機能している。
これは特に、囲碁が
老若男女問わず楽しめる強みと
非常に相性がよく面白いと思った。

物理的な制限のある囲碁教室ではなく
そのイベントに参加できる権利をはじめ
囲碁クラブのメンバーシップとして
会費を取って回している。
なるほどと思った。

競技人口を増やしたかったり
人気になるためには、
スポーツでもなんでも
スターが必要、というのを
聞いたことがある。
手仕事にも通じる話で
とても面白かった。

例えばタイのピンスワンペンジャロン工房は
スタバとコラボしたり有名アーティストと
コラボもしており、かっこいい、と
衰退産業の中で、ここの工房は
ここで働きたい、という
若者が増えていた。

アニメと漫画の話にもなる。
進撃の巨人が大人気。
大人が見て面白い。
たまたま作者の日田に縁あって
3倍速でも見ていてよかった。
日本人で進撃の巨人を見たことがないのは
自国の大統領の名前を知らないような
ものの気がしてきた。

日本の中でもアニメや漫画を
ほぼ見ない方で
海外のファンの方がよっぽど
見ているのは間違いない。
自国の歴史や文化など
海外の人と話すときに
常識というか教養というか、
その中にアニメと漫画の
名作のいくつかはあるように思う。

ポーランド留学中に
痛感して、出国前には
ナルトの漫画を読んでおいた。

知らない、は言い訳で
自国の文化として知っておくべきことは
最低限勉強するべきであると
改めて思った。

ヒカルの碁の中国版も
めちゃくちゃいいらしい。
リメイクがいいのは
めずらしい。見てみたい。

そんなこんなで
寝たのは3時ごろ。
最近夜更かしが続き
情報量が過多で頭が完全にパンクしている。

お家のヒーティングシステムの
床暖があったかすぎて最高だった。
ベッドに入った2秒後には
気絶しており、朝の10時に起きるまで
一瞬も目が覚めずあっという間なほど
疲れている。

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