世界一周265日目🇪🇬1.11 フルダガ、ライセンス初日と愚痴を言い合える関係

今日はライセンス初日。

今日はボートからではなく
ビーチから浅瀬の海でエクササイズのみ。

ボートじゃなくてつまんないなぁ、
と思いつつ、浅瀬なので安心感はある。
今日が1番ハードだろうから
頑張って乗り越えて、と言われていた。

水面でローリングしちゃうし
腰が沈んで足は浮くしで
姿勢を崩して戻れず
軽くパニック。
海の表面1番苦手。

呼吸も上手くできないしで、
無理かもなぁと諦めたが
意外と息は冷静で
なんとかなった。

ダイビングの呼吸器と
シュノーケルを入れ替える練習では
水を飲んだり鼻に入ったりと
慌ただしくかなりキツかったが
なんとかなった。

水面のライフジャケットを
脱ぎ着する練習とかいろいろあった。
息が大丈夫なやつは
難しくてもパニックになっても
最悪大丈夫なのだが、

息が関係するものは
パニックになってはいけないという
プレッシャーと、もしなってしまったら、
という不安から、かなり
ナーバスになる。

なんとか無事に初日が終了。

インストラクターと
帰り道の5分くらい少しおしゃべり。

カウチサーフィンで出会ったらしい
フィアンセともうすぐ結婚するらしい。
彼の現在の関心事はそれだけで
ずっとフィアンセがどう、とか
例え話でも入れてきたり、
結局クソ興味のない話を
3日間聞かされることになった。

フィアンセはアメリカ出身らしく
どうやって出会ったのか聞くと、
カウチサーフィンで出会ったとか。

で、彼女に真剣になってから
モテて断るのが大変だから
カウチサーフィンはやめた、という
非常につまらない
自分の話しかしない男である。

少し相づちがてら、
わたしも前カウチサーフィンを
使ったことあるよ、と話すも
ほぼリアクションなく
彼のつまらない話は続く。

キャッチボールが成立せず
一方的に笑いどころもオチもなければ
謎の自慢と少しも知らない人のノロケという
世界一つまらない会話の1つに
認定されてもいいだろう。

帰り際に支払いのことについて、
オーナー経由で予約したのだが
何も言われていなかったのに
今日だったんだけど、と言われる。

元々彼がもし初日で諦めたら
初日分しか払わなくていい、と
言っていたし、オーナーも
先に一括払いだからお金用意しといて、
とか何も言われなかったのに
わたしが払うの拒んでるみたいな
感じで、人聞き悪いな、と思った。

そんで道で話していると
ちょうどダイビング終わりのマヤンと遭遇。
ちょっと食べて行かない?と
アボンアダムへ。

この気心知れた友達と
軽くご飯食べに行ける感じは
めちゃくちゃよい。

しかも全然気を遣わなくてよく、
ちょっとアボンアダム行こうと思ってたけど
行く?みたいな感じで、
ご飯食べに行こうと思ってたんだけど
時間あったらどうかな?
他のお店でもいいよ、なんて
ことはしなくていいのだ。

彼女もノリがいいので、
OK OK!と二つ返事で
基本なんでもくるし、
我慢するとかもなく
自分は自分でここがいいとかあれば
主張もしてくれる。

話して分かったが
彼女も4人兄弟の3番目の真ん中っ子で
どうりでこの感覚が合うわけだ。

真ん中っ子との感覚の合い方は
異常で、長男長女の友達が
圧倒的に多かったし居心地が良かったのだが、
社会人になってから真ん中っ子と
出会うようになってから
ものすごく気が合うし
お互いの気遣い具合と主張具合と
バランス感覚が手に取るように分かるので
ものすごく楽なのだ。

甘えすぎず、しっかりしすぎず、
自由に好き勝手生きている感じも
共感ポイントは多い。

とにかくマヤンといると
楽しくて楽で、こんな友達が
できたのがうれしかった。

宿に帰るとオーナーも
今からインストラクターに会って
払うからすぐ現金用意して、とのこと。
先言ってくれれば
帰り道にATM寄れたんですけど?
ものすごく疲れていたのに
また3階の階段を往復して
片道5分歩かなくてはいけない。

エジプトの人は、というと
主語が大きくて申し訳ないが、
一般的に自分の都合で世界は回っていて
相手の予定やら都合は全く
尊重しないことが多い気がする。

しかもATMで1回に引き出せる上限を超え
2回に分けて引き出すので
手数料だけで1200円も払うはめに。

あんだけ節約して300円のビーチに
行くのやめて、少しでも安いビーチを
探し回る日々は
なんだったのだろうか。
もう疲れたからいいけどさ。
もったいなさすぎる。

宿では女性ドミトリーで
みんなで集まっていて話していた気がする。
理由は共有スペースの室内が喫煙可能で、
ベランダでなく中でタバコを吸われるのが
女子全員嫌で共有スペースに行けないのだ。

ベランダで吸ってくれだの、
あーだこーだ一通りみんな文句を言った後に
それぞれご飯を食べた。

なんだか、愚痴を言うのすら
久しぶりである。
日本でもあんまり言わないように
しているが、旅中は余計に
浅い関係の人も多いので
愚痴を言う状況にもならない。

ここではみんな気が合って顔見知りで
おしゃべりなので、それぞれ
ちょっと何かあれば
聞いてよ〜、と面白おかしくカジュアルな
愚痴が始まり、分かるわ〜、とか
わたしもさ、と、どんどん言い合う
この感じが懐かしかった。

学生時代のいつメンと
おしゃべりしているような、
毎日顔を合わせるからこその
くだらない取るに足らない会話ができた。

そのあとはあまり覚えていない。

ドミトリーはわたしとマヤンとマリナが
固定メンバーで、入れ替わりで
いい感じの中国人とクセの強い
中国人がやってくる感じ。

たしか、ダイビング、どこで?
何回?あー、◎◎といえば
あのレスキューの事故の、
え、あなたダイバーなのに知らないの、
あ、そうね、あなたダイビング初めて
3年と言ってたからね、
で、あなたは次どこ行くの?
と畳み掛けるように
一方的に散らばって彼女のしたい
話題が進むおばちゃんや、

荷物を家ばりに散らかして
ソファを占拠して、
わたしたち3人は少しずつ
まあ、分からなくもないか、と
よけながら座っていたのに
モモが来た瞬間、どかしてくれる?
と言われて気まずい空気が流れたり
ぼちぼち面白い出来事はある宿。

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