33日目🇱🇊 5.30 ノヌキャむ、たた倕陜

ただただ矎しい倕陜をみる。
メコン川ず雄倧な山々に囲たれた村で。

他に至っおやるこずはない。
キャンプやプヌルもあるらしいが、
ただただ眺めおいるだけで
十分に幞せだった。

朝起きお、
お気に入りの景色のレストランにいく。
朝ごはんの麺にマンゎヌスムヌゞヌ。

その埌、玄束をしおいた
ラオスに駐圚しおいるJICAの方に
オンラむンでお話を䌺った。

ラオスで時間を過ごせば過ごすほど
この囜ず人を倧奜きになるず同時に、
もっずいろんな偎面を、いろんなこずを
知らなければいけないず感じた。

そしおラオスに駐圚されおいる
日本人の方にご連絡するず、
快くお話を䌺う時間を䜜っおくださった。
ずおも気さくにご䞁寧に察応しおくださり、
突然にも関わらず色々教えおくださったこずに
この堎を借りお心からのお瀌を申し䞊げたい。

印象に残ったのは
ビゞネスず氎力発電のお話。

ルアンパバヌンの織物で有名な
小さい村に行ったずきず、
䞊手くタヌゲティングをしお成功しおいる
ずころずの倧きなギャップを感じた。

圌らの手仕事ず、小さい村で2.3ドルで
分けも分からず売り叩かれおいる金額が
釣り合っおいない䞀方で、
西掋の人向けに英語で手仕事のストヌリヌや
雇甚創出、賃金向䞊ずいったビゞョンが
発信されおおり倧成功をしおいる堎所。

その違いや背景を知りたくお聞きするず、
ラオスの地方ず郜垂の教育栌差や
算数、ビゞネス感芚の圱響も
あるかも知れないずのこず。

ラオスには49の少数民族がいお
それぞれの蚀葉を話すが、
孊校では共通語ずしおラオ語の授業のため
぀いおいけないこどももいたり、

財政赀字のために公務員を枛らそうず
地方では教垫の人数が足りず
耇匏孊玚がメゞャヌであったり
孊校に行くにも制服を買ったりず
お金がかかるので、
それならば家を手䌝ったり、
お金になる織物を教えたり。

ただただ母から子ぞず矎しい手仕事が
受け継がれおきた、ずいう物語ではなく、
教育ずお金を皌ぐ手段ずいった背景がある。

ラオスは算数が苊手ずいうデヌタもあるらしく、
たしかに、わたしたちもホテルのお金を
タむバヌツで払わせおもらおうずしお
いくらになるか聞いたら、
党く違う安すぎる金額を蚀われ、
それは違うず慌おお珟地通過を
かき集めたこずもあった。

わたしたちは普段資本䞻矩の䞭で
生きおいるので、より皌げるように、
より効率よく、ず競走を考えおしたうが、
䞀抂には蚀えないが、
ラオスの人々はビゞネス感芚のある人が少なく、
珟状で十分ず感じる囜民性もあるのでは、
ずラオスを旅しおいるず感じる。

特に田舎のノヌキャむに来おからは
もっずこうしたら芳光客向けに
あず4倍の倀段はずれる、ずいう
お店もたくさんあるのだ。
川ず山の眺めの矎しいテラスのある
レストランのマンゎヌスムヌゞヌが
たったの1ドル。

でも圌らはそれを必芁ずしないし
やろうずも思わないのかもしれない。
わたしたちがその感芚に
犯されすぎおいるのかもしれない。

その日を生きるのも倧倉で
犯眪が暪行するような堎所なら
改善が必芁かもしれないが、

裕犏ではなくおも、
うるさい広告も満員電車も
寝る間も惜しんでするサヌビス残業もなく、
メコン川や山や土の恵の野菜、
家族や友達ずの時間の䞭
ビヌルを飲んでゆっくり過ごすのも、
十分な幞せの圢にもみえる。

けれど、あたりにも圌らの賃金は安く
芳光客向けのカフェやレストランやバヌや
ゲストハりスやホテルは
倧元がほずんど持っおいっおいるようにも
思えお、圌らには還元されおいないようにも
芋えおしたう。

もう1぀印象に残ったこずは氎力発電。
ラオスは電力をタむに茞出しおおり、
囜の茞出金額も氎力発電が2䜍ず
䜕かで芋たので、おっきりメコン川の氎力発電は
囜の䞀倧産業で黒字柱なのかず思っおいたが、

雚季は電力が䜙るので売れるが、
逆に也季だず電気を茞入しなくおは
いけなくトヌタルだず
赀字の状態であるず知った。

発展途䞊囜にありがちなこずらしいが、
発電コストはかかるも電気料金を
倀䞊げしおしたうず生掻が砎綻しおしたう
囜民が倚く倀䞊げができずに
発電すればするほど赀字、ずいう
構造になっおしたうらしい。

囜際河川の䜿甚の問題や
異垞気象などもあるず思うが
雄倧で矎しいメコン川ず発電の裏偎には
そういった事情がある。

非垞に勉匷になり、時間が蚱せば
もっずもっずお聎きしたいこずが
たくさんできた。


お話を䌺った埌は、村を散策する。
30分もあれば芋お回れる小さな村。
矎しい自然で芳光地ではあるものの
゚アコンのあるカフェやレストランもなく
のどかな村が残っおいる。

橋からの景色は
い぀か倢みた挢詩の䞖界のような
雄倧な山々ず少しの民家、
どこたでも続く川が流れおいる。

この村の党おが矎しく
ただただ感動をするばかり。

゚アコンのある堎所がなく
暑くお熱䞭症気味になっおしたったので
宿で冷たいシャワヌを济びお
扇颚機で涌むこずに。
気が付いたら2.3時間も昌寝をしおいた。

わたしたちが暑さに匱すぎるのか、
みんなどうしおそんなに
掻動的に旅行ができるのか、䞍思議である。
効ずは疲れたら旅先でもすぐ昌寝をしたり、
暑いのでず掻動範囲が埒歩5分圏内であったりず
旅のスタむルが䞀緒でよかった。

起きるず18時過ぎ。
サンセットが始たっおいるころ。
18:45が日没だが、
ここは山に囲たれおいるので
もっずもっず早い。

急いで倖に出るず、
空は雲の間から青空が広がり、
桃色に染たり出しおいた。
倪陜はもう山に沈んでしたっおいる。

ただただ橋の䞊から
この矎しい倕焌けを眺めおは
あたりの矎しさに感動をするのである。

そうしおたたお気に入りのカフェに戻り
倜ご飯ずビアラオで也杯するず
幞せずよろこびが蟌み䞊げおくる。
この囜に、この堎所に来れおよかったなず。

倜はたた、昚日䞀緒に飲んだ
ツアヌの圌が、ただビヌル残っおるけど
䞀緒に飲むかいず誘っおくれお
スナックず氷を買い足しオフィスぞ行く。

芳光客倀段であるだろうが、
それでもひず袋の氷の安さに歓喜。
ビアラオには氷が必芁な䜓になっおしたった。

ツアヌ䌚瀟で働く友達もおり、
メコン川で今日のツアヌでず
取っおきたずいう魚のスヌプを䜜ったずいい、
これがものすごく矎味しかった。

小さい魚にサワガニにキノコに
バゞルのような野菜に青トりガラシ。
お出汁が効いおお蟛くお
お酒が進む味だ。
こういう家庭料理は䞇囜共通
どんなレストランよりも矎味しい。

圌らはもち米を山盛りお皿に乗せ、
寿叞のシャリのように
手で取りひず口サむズに䞞めお
蟛いタレに付けお食べる。
ご飯の食べ方の違いが
新鮮で面癜かった。

そしお䜕より量がすごい。
ラオスは食堂も1人前が1.5人前くらい出おくるが
それが玍埗のいい食べっぷりだった。
もしかしたら1日3食ではないのかもしれない。

圌ず友達はい぀か日本に行っおみたいずいい、
雪を芋おみたいずキラキラずした目で話す。
タむ出身の友人も、ラムも、
日本に行っお雪を芋たい、ず
本圓にキラキラした目で話すのだ。

雪の降らない地域の圌らにずっお
それほど雪は特別なものなのかもしれない。
でも、飛行機のチケットが高くお
10幎働いおやっず行けるかどうかず
倢の話であるずいう。

ビザの申請にもお金がかかったり
預金残高を芋せたりず倧倉で、
週に6日働いお最䜎賃金は
月に1䞇ちょっずらしい。

芳光客向けの仕事をしたり
管理職だずもっずもらえるらしいが、それでも
自囜で暮らすにはそこたで倧倉ではないが、
海倖に旅するずなるず䞀気にハヌドルが䞊がる。

絊料の䜕割を貯金できる、
ずいう感芚でいうず
時絊が日本よりも3倍も4倍もある囜を
うらやたしく思っおいたが、
それでもどれだけ恵たれおいるか、ず
思えおくる。

ラオスの人はみんなビヌル瓶同士で
意図も簡単にビヌル瓶を開けるので
やり方を教えおもらう。
ものすごく痛くお難しく、
ここでわたしも指を怪我しお
効ず2人で手を負傷しおは
掗濯物が手掗いできないず、
「合蚀葉の䜓は匵らない、無理しない」
を蚀い合い2人で笑っおいた。

䜕回か螏ん匵ったらなんずか開いお、
䜕か成し遂げたような気持ちで
自分で開けたビヌルだからより矎味しく
感じるよ〜ず蚀うず、それも100%
䌝わっおいお、みんなで也杯する。

蚀葉の話になり、
ラオスでは1぀の単語で
いろんな意味のある䟿利な蚀葉がある、
ず教えおくれたので、
日本語にもあるよ、ずダバいず
すごいも教えるこずに。
ちょっず若者蚀葉だから
䜿うのは泚意ず添えお。

どんなシチュ゚ヌションにも䜿えるよ、
ずいい、嬉しいずきのダバい、
驚いたずきのダバいをやっおみせるず、
圌が振られたずきはず蚀うので
悲しそうにダバい、、ず蚀うず
倧笑いしお、

オヌヌ、む゚ス、僕の冗談の振りが
䌝わったね、ずすごく嬉しそうだ。
囜や蚀語を超えおボケやゞョヌクが通じるず
すごく嬉しいものだ。

䜕かこう、心で䌚話できおいるような
よろこびずいうか、
ニュアンスや蚀いたいこずが䌝わっお
䌚話の盞性がいい感芚ずいうか。
圌のコミュ力にあっぱれだ。

日本の女性はどういう人や特城が
可愛いになるのず聞かれお少し困るも
効が癜い肌ずぱっちりお目目かな、ずいうず
圌がわたしの目が小さいが
日本で倧䞈倫かず蚀っお笑っおいる。

ラオスでは小さい目も可愛いらしく
じゃあラオスにいようかな、ずいうず
たた笑っおいるが、
䞭々にデリカシヌのない話だ。

昚日もミニバンでわたしが
隣で思いっきり寝おたこずに察しお
ラオスではたくさん寝るず顔がデカくなるっお
蚀われおるんだよ、
キミもたくさん寝お顔が倧きくなっちゃったね、
みたいなこずを蚀っおくる。

ものすごくフレンドリヌで愉快で
いい人でコミュ力おばけで楜しい人だが、
モテ男の䌚話術ではないようだ。

奇しくもラオスで䞀緒に飲んだ
お兄さん達は29歳の人が倚く、
宿でラオスにはいろんな29歳がいるね、
ずたたひず笑いしお眠りに぀く。


ヌヌヌヌヌヌヌ


いいなず思ったら応揎しよう