惑星に相談してみた〜「天王星」考察
真面目な星と科学の話
天王星は占星術では独創性や革新などを表します
さて、そんな天王星、どんな星なのでしょうか
天王星
天王星は公転周期が約84年あるため、占星術では一つの星座に7〜8年滞在すると読みます
7年かけて、その星座のテーマを新しいものを取り込んで改革したり、これまでのやり方を革新させていくことになります
天王星は「枠を超える」ということを促します。
今までにあったやり方を新しくすることが天王星の求める「革新」であり、今までにないやり方をするよう「独自性」も求めます
天王星は、2011年3月12日、東日本大震災の翌日に、新たな12星座のサイクルのスタートとなる「牡羊座」に入りました
天王星はこの日から、約8年かけて、これまでのやり方や社会という枠を超えるような形で、新しいスタート(牡羊座)をするよう促してきました。
2019年3月に天王星は新しいスタートであった牡羊座を終え、牡牛座に入りました
牡牛座の担当している、「経済的な基盤」や「生活や暮らしの基盤」に直結した部分に天王星の改革のメスが入ります
今までにあったやり方や、これまで当たり前とされてきた枠を壊し、新しい形に革新することを要求します
そういう状況にならざるを得ないことが宇宙的に事象としてもたらされ、7〜8年かけて新しい形を導入して、この領域を安定させることになります
2020年はその2年目ということになります。
経済的な基盤、生活や暮らしの基盤、これまでのやり方や既存の枠を超えた、技術革新や独自性を発揮して大改革することとなります
そのために、どんなことが起こるかもしれないと予測し、私たちはどんな行動ができるでしょうか
科学で分かる天王星の真実の姿
占星術では、天王星は ”革新、独創性、改革” などと表現されます
科学的に見てみると、天王星のこのキーワードというのは、本当にね、ぴったりなんです
!!天王星はリアルに ”変なやつ” である!!
太陽系の惑星は、自転していて、
地球はその自転軸が23.4度と少し傾いているため、ちょうど良い季節がもたらされていると中学の頃に習っているはずです
どの天体もおおよそ似たような自転をしているのですが、
この天王星だけは、本当に変わっている!!
なんと、この自転軸が約98度!
真横に横倒し状態で自転しながら太陽の周りを回っているのです
もうね、めちゃくちゃなんですよ・・・その姿勢がね
食事は頭を90度に傾けて食べるよね!みたいなレベル
おかしすぎる!!!
そんなイメージ(爆笑)
23.4度のちょいと傾いている地球がほどよい季節ならば
想像してみよう・・・
ほぼ90度傾いちゃってる、天王星はどんな季節だろうか?
もうね、季節とかうんぬんのレベルじゃなくてね、
42年間!昼が続いて、42年間!夜が続く・・・マジか!!!
おかしすぎるでしょ!!
あれ、、、、気づいた人います??
天王星の公転周期!!
84年!!
分かりますか!?昼を42年して夜を42年したら太陽の周り一周してるんです
地球でいうと、一年のうち半年がずっと昼のままで半年はずっと夜のままです
変わってほしいのか変わってほしくないのかはっきりしないやつだなぁ!!(爆笑)
また、
天王星は、初めて人間が望遠鏡という技術を使って、肉眼で見えない惑星を見つけた星です
人が望遠鏡を作ることができなければ、このおかしな天王星は見つかっていなかったという特徴もあります
(肉眼で見えるのは土星まで)
”人の技術” で ”初めて”見つかった天王星、まだまだその性質の独自性は、科学では分かっていないことだらけなんです
天王星=傾きすぎて、変わりすぎて、科学で解明できていない星
新たな天王星のオモシロイ性質の発見がありそう!それだけでも私たちはなんだかワクワクしますね!
科学的性質からわかる占星術の解釈
これらを踏まえて考えると、天王星の
「独自性、革新」と言われるのも本質的な理解ができる
人の技術で発見された天王星、技術と共に進化していくことを取り入れる、「技術革新」であることは容易に想像ができる
人の技術が発展することで、変わっていくこと、今までにない方法になること、技術がもたらす発見、それによる改革であるはず
天王星は、そもそも”普通”ではないことが当たり前の世界である
だから、時々独自性を入れてみようとか、そう言う話ではない
そもそも、基本スタンスとして90度の姿勢でいるということ
そうすることで、自然と独自性というのが生まれてくるのだ
そして彼(天王星)は90度の姿勢は当たり前であり、全ての基本である
だから、基本スタンスとして、そもそも他にはない”変わっている”状態なのだ
そう考えると、天王星の「独自性」というスタンスは実は無理のない自然体としてできるものを要求しているのではないだろうか、そんな仮説が立つ
つまり、無理のない基本スタンスとしての「独自性」さえコツをつかんでしまったら、そう在るだけで、オリジナリティはあふれ出て、ずっと昼、ずっと夜というような、「おかしすぎる」のに、「安定」や「継続」という結果までもたらされるという、もうね、説明しているこの文すらもおかしく感じるほど、
「共存できるはずのない性質すらも共存を可能にする」そんな世界をもたらしてくれるのではないでしょうか
天王星から聞いた話 から考えること
エネルギーというと、いろんな捉え方ができるが、これが牡羊座ならスタートにかけるエネルギーの方向や使い方ということで技術革新が起きそうだが、
今、天王星がいるのは牡牛座だ
やはり、ここでのエネルギーとは、物質的な流れや経済的なものに反映するエネルギーとなりそうだ
確かに、今、コロナの状況で、天王星のいうように、このエネルギーの流れというのは先行き不透明だけれど、だからこそ、新しい方法で、自分にしかない”独自性”のスタンスを確立すること
それは実は無理のない自然体でできるよう基本スタンスであるべきで、
ずっと昼、ずっと夜というように、継続性というものもそのニュアンスとしてはありそうだ
あとは、
望遠鏡が発見したから分かったという通り、新しい技術や方法を取り入れることはもちろんのこと、
天王星のことは、まだほどんど分かっていないという、”余白”も入れても良いはずだ
まだ未知のことが出てくるだろう、そんな”余白”が許されるような、それでも飛び込んで良いのだと、そんな勇気をくれるような、そんな期待感を持って楽しく自分らしく飛び込めば良いのだと
そう教えてくれたような気がした
オモシロイけど、実は優しい、天王星でした!
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