何を優先するべきなのか?
人は生まれてから死ぬまで「一生」という時間を過ごす。
その時間をどうやって過ごすのか?
ただ、漫然と過ごしても、やりたいことをやっても時間は過ぎていく。
だからこそ、目標を立ててそこに向かって時間を使っていくといい、と言われる。
じゃあ、なにを目標として、何を優先してやっていけばいいんだろう?
短期的目標と長期的目標
もう今年も12月。
残りもあとわずか。
もしかして、今年の初めに目標を立てた人もいるのではないだろうか?
それとも、頻繁に目標を立てて、そこに向かって進んでいる人もいるだろう。
1年後というのが長い人は、3ヶ月毎に目標を立てたほうがいいだろうし、人生の最後をイメージして、そこに向かって行動していくこともできるだろう。
ただイタズラに時間を浪費するのだけは、勿体ないと思う。
思い切り好きなことをやって見えたもの
私は月に一回は目標を立てて、それを実行するために習慣を変えるようにしている。
こう書くとかっこよく見える。笑。
昔は特別何をするわけでもなく、テレビを見てたまに趣味のダンスをする専業主婦だった。
今は、その時間をただ浪費して生きていた頃と比べると、雲泥の差といえる。
とは言え、いつも明確な進みたい方向の目標を立てていられるのか、というと全く違っていた。
それに気がついたのは、つい昨日のことだ。
私は、パートナーと本格的に社交ダンスをしている。
昨日は、習っている教室のダンスパーティーだった。
そこで、ふたりでダンスを披露した。
40人の観客の前でパートナーのリードに合わせて、思い切り自分を表現した。
とてもとても気持ち良かった。
心の中の澱(おり)が全部スッキリと出せたようだった。
その晩に、自分の向かいたい方向がクリアに見えたのだった。
自分がどういう道筋で進んでいきたいのかを考える時、気持ちがモヤモヤした状態では、ダメだと気がついた。
しっかりと道を考えていたつもりだった。
でも、長期的な視野に立ってみていないことに気が付けたのだ。
もし、将来に向けてどういう方向に進みたいかを考えるのであれば、心の奥底に溜まっているものを全部処理してから、をオススメする。
より頭脳が明晰に動くことだろう。
うまく行っている人のアドバイスに従う
有り難いことに最近親しくなった友人から、私のパートナーをブランディングする方法を伝授してもらった。
その時は、それをそのまま実行するつもりだった。
しかし、途中で、自分自身を売り出すことを中心と考えるようになった。
自分が目立ちたがりで、注目してほしいというエゴが強かっただからだ。
みんなに「私を見て!」と言いたくて仕方なかった。
でも、昨日ダンスをして注目を集めた結果、その気持ちが満たされたようだ。
では、本当に何がしたいのか?
私はパートナーの魅力を伝えることで、パートナーをブランディングし、その結果、収入を得ることがしたかったのだ。
今のままの彼で、お金を「応援」という形で集めることができる。
彼が余計な頑張りをすることなく、彼に生計を立てられるくらいのお金が集まる。
それが目標だ。
やっと友人からのアドバイスに従って行動しようという氣になったのだ。
私は、文章で彼の魅力を伝えることができる。
彼の宣伝部長として活躍することもできるのだ。
自分の書きたいことを本に書く。
だけど、それより優先するのは、彼の素敵なところを知ってもらうことだと決めた。
目標を決める時、どんな欲望が隠れているのか精査する必要があるな、とつくづく感じた今回だった。
最後まで読んでくださりありがとう。
心からの感謝とともに。