見出し画像

幸せの秘訣

Fate/Apocryphaをようやく見終わりました。
いや〜、めちゃめちゃ良かった!

…と思ってググッたら、
アニメとしては、めちゃめちゃ評判悪かったみたいですね。
なんで〜?
私的にはめっちゃ面白かったけどね。

で、Apocryphaの登場人物、
前にもちらと書いたアタランテについて書かせてください。
(ここからネタバレあり)

アタランテの聖杯への願いは『この世の全ての子供たちが愛される世界』。
で、すでに闇落ちしている子供たちをルーラー/ジャンヌ・ダルクが葬り去ったことを根に持ち、自らも闇落ちしてしまうという役どころ。

アキレウスが指摘している通り、
最終的に闇堕ちしたところ以外は、アタランテは、間違えてなかったと思うんですよね。

アタランテはもともと、
自らが女であるという理由だけで生まれて直ぐに捨てられた、というトラウマから、
子供たちに惜しみない愛を注ぎ、子どもたちが愛される世界を願う存在でした。

ここで、
「愛されなかったから、 なんとかして愛されたい」という方向性ではないことがすごい。
そういう方向性の人って、多いじゃないですか。

前に書いた、満たされなかったものを満たそうとする生き方とも通じますね。
https://note.com/love_frog/n/ndc09b57a7776

これ、絶対ろくな結果にならないですよ。
仮に結果が出たとしても、幸せじゃない。

求めて満たされればいいかもしれないけど、たいがいの場合は満たされないし、
満たされたとしても「もっともっと」という意識が働いて、
完全に満たされた気持ちになることは9割方不可能と言っても過言じゃないと思う。

満たされなかったことにフォーカスしたくなるのは、人間だからしょうがない。

でもそうじゃなく、
代わりに自分が持っているものを差し出す生き方。
そっちのほうが、絶対いいし、絶対賢いし、絶対幸せになれる。

その点で、アタランテはすごいと思うんですよね。

自分が愛されなかったから愛されたい、ではなくて、
自分がどうなろうとも、愛されない子達を愛するんだ、というモチベーションなんですよ。
自分の内に愛があり、それを差し出せるということを知っていて、
それを実践している。

すばらしい在り方。生き方。
かくありたいものです。


たとえば、
障がいをもつ人の場合、
「自分は障がいがあるから何も出来ない」というところに立つんじゃなく、
「自分が持っているもの、できること」にフォーカスして、
それを惜しみなく差し出す。

人の生きる道って、それしかないんじゃないかと思うんです。


前に話した通り、私はいま完全に満たされて幸せなので、
こういうこと言うと、
「さわさんは、幸せだからそんなこと言えるんだよ〜」
って言われます。

でも本当にそれだけかな?

私だって、満たされないことは山ほどありますよ。
でもそれにわざわざフォーカスして、嘆くのは、
人生の時間無駄遣い。
もったいないからやめましょうよ。


そしてね、
満たされないものを満たそうとしないことも大事ですが、
アタランテの闇堕ちと同じように、
満たされないのを誰かのせいにして、
その恨みにとらわれたまま生きる生き方。

これも本っ当〜に愚かです。

恨みなんか後生大事に抱えてたって、
なんの得もないですよ。

そして、もしそういう人に出会ってしまったら、
気の毒だなぁって思って、そっと離れたほうがいいです。
この手の人は、
ベースに「恨む」という考え方がある人ですから、
いつそれが自分に回ってくるかわかりませんからね。


満たされないものを満たそうとしない。
恨みはとっとと手放す。


これは、幸せの秘訣だと思う。

心がけ次第で
誰にでもできることなんじゃないかなぁ?


★お話聞きます!完全無料チャットサービス「ROBAの耳」
https://futuregenerations.jp/roba/


いいなと思ったら応援しよう!

佐藤さわ
お金のために何かをしないと決めています。やりたいと思ったことだけやっています。・・とはいえなかなか世知辛い世の中。気が向いたら、サポートをお願いします!

この記事が参加している募集