指導者とは④ その変換なのか・・・
さて、最初の大会。
6チーム総当たりの大会ではあったが、チームは全勝優勝という素晴らしい結末で大会を終えられた。
ただ、ゲーム中のドンキーの態度は相変わらずイライラがすぐにわかるし、否定語祭りはその日も健在であった。
本当にプレイ中の選手に対するネガティブな声掛けとリアクションは不快である。
試合中の動画を今度はカメラをベンチ脇に置いて撮ってやろうかと思うくらいだ。
自分でゲーム中の自らの言動を確認したらどう思うのだろうか。興味がある。
それでも、チームは優勝という実績を積めたのでそこは監督の采配含めて当たったということなのだろう。その分、否定的な言動をもう少しどうにかしてやってくれと思う。
練習や試合間でドンキーが選手たちに冗談を言ったり、謎のギャグをやったりするのを見るのだが、高圧的に否定しまくってしまったことへの贖罪行為なのではないかと思ってしまう。
面白くもないし、やられた・絡まれた選手たちは苦笑いするしかない。あれで選手の気持ちが離れてしまっていないかを測定しているのであったとしたら・・・他のやり方を探すべきだ。
正直、こうして書いていると私自身がイヤな人間に思えてくる。
もっといいところがあるんじゃないか。ドンキーにもポジティブな側面があるのではないか。
一生懸命考えた。
あった。
①このスポーツに携わって10年ほどで培った人脈
→練習試合などが組みやすいメリット
②無報酬
現時点で私が見出したポジティブな要素はこれだけであった。
ドンキーの腹心であるコングは、以前私にどうやったら子どもたちのメンタルを強化できるか聞いてきたことがあったので、言い方は悪いがこれはマイナースポーツであり、ましてや小学生のスポーツなので、それぞれが中学以降に選ぶ部活やスポーツの基礎構築(走る・取る・投げる・飛ぶ・チームワークに触れる)が第一優先ではないかということ・高圧的指導・言動について私自身が否定的なスタンスであること、練習でも試合でもネガティブな言葉ばかりなことで、選手たちの自己効力感やこの競技への熱意が育まれないことなどを話した際に、返す言葉で
「こっちはお金も貰わず、無報酬でやってるんです。お金に換算したら毎月何十万を貰っていいくらいです。ましてや僕は結婚生活よりもこのスポーツを取って離婚もしたし、日ごろのプライベートも犠牲にして、大会があれば仕事も午後休んだりして5000円損失してもこうやってやっているんです。それに、なんでもかんでも褒めることはしません。それは嘘になるからです」
と返答してきたことがあった。
確かに自分の子どもが卒業した後に、なんの血縁もない選手たちを毎週見てくれいていることに感謝していることは間違いない。ありがたいと思っている。
しかし・・・だ。
かねてより、ドンキーもコングもこのスポーツを、子どもたちを自分の子どもだと思って愛して接しています。
と言っていた。
なのに、こちらが考え方を伝えた際に、上記のような発言があった。
私としては、「自分で」この道を選んでやっているのに無報酬・人生を犠牲にしてまでという言葉を出してきて、「だから何もやらない保護者は黙ってろ」と言われたに等しい言葉は正直いって許せなかったというか、「じゃぁやめればいいじゃないか」と思った。
自分で本当に心から選手たちと、このスポーツを愛していたら出てこない言葉だと思ったからだ。
こちらや選手のせいにするなよと思った。言葉は悪いが、「自分で選んだんなら責任もって言い訳すんなよ。情けない。」と思った。無報酬でやってくれていることは感謝している。何度も言うが・・・ただ、それとこれは別の話だと思うからだ。
そもそも、ドンキーもコングも本当に私が言ったことを理解してくれていないんだと思った。
いや、これも私が言っただけで伝わっていなかったことなのかもしれない。
でも、保護者会で大人がドンキー含めて10数人いる場で伝えたことだし、それと同じことを保護者会にいなかったコングに伝えたはずだ。
簡単に言うと、
①もっと選手を認めて、受け入れて、褒めてあげて欲しい
高圧的指導や怒声、精神的に追い詰める間違った指導は私たちで終わりにしましょうよということ。
②もちろんチームに迷惑をかける行為や、危険な行為、和を乱す行為への「指導」は別にしっかりやる
③選手たちは難しい技術や、礼節・マナーを一生懸命に学んでいる。それなら大人も否定語・ネガティブな言葉ではなく、言い方を変える、言葉を慎重に選択することくらい簡単なはず。
大人も言葉を磨きましょうよ。
このたった3つである。
これを言ったら、
「なんでもかんでも褒めたら嘘になるからやらない」ドンキーもコングも
「多少は寄り添うが、自分の基本的な考え方は変わらない」ドンキー
「自分のキャラや存在が不要であればいつでも退く」ドンキー
という0か100の理論みたいな回答で閉口した。もう何をかいわんやである。まさかこのように変換されるとは思わなかったわ・・・
しんどい。
#スポーツハラスメント #コーチング #違和感 #指導者 #スポハラ #小学生のスポーツ #罵声 #暴言 #威圧的 #高圧的指導 #無能指導者 #威圧的指導