ついに来てしまった「#娘の反抗期」娘に嫌われる父親にはなりたくない!思春期の子供の気持ちと接し方
「パパのお嫁さんになる」
「パパ大好き」
などという言葉がいつの間にか
「パパうざい」
「パパきもい」
という言葉に変化してしまっていた…。娘さんを持つ父親は経験することが多いのではないでしょうか。反抗期のないお子さんもいますが、大体小学4年生ごろから始まる娘の反抗期、父親はどのように対応したらいいのか。反抗期女子の特徴を把握して上手に対処していきましょう。
反抗期の始まり
小学生高学年から見た目などに現れ始める身体の成長と変化、その成長により「自我の目覚め」や「精神的な自立心」も起こり始めます。これは自然なことで誰しもが経験すること。
父親であるあなた自身も経験してきましたよね。この時期は自分で自分をコントロールできない状態が続いているので身近にいる家族に対してそのイライラをぶつけてしまいます。
また、自分が大人へ近づいているということを感じている為、大人と同等に意見を述べようとしたり自分の考えで論破したいという気持ちも抱きます。いわゆる「口答え」が始まったり、多くなる時期ですね。
父親を異性として意識する
胸が膨らんできたり、初潮などが始まり体つきが変化してくると自分が女性だということを認識し、同時に異性を意識し始める思春期。もちろん父親に対しても「男性」という意識を持ち始めますよね。
そうなれば父親であるあなた自身も娘に対しての接し方を変えなくてはいけません。自分の子供であることに変わりはありませんが「女性」として気遣ってあげることを心がけてください。
お風呂から出て下着姿やバスタオル姿のまま娘の前をうろつく、娘の部屋に勝手に入る、娘のスマホをのぞく、娘のものを勝手に使う、「ちょっと太ってきたんじゃない?」などと娘の体型に口を出す。こういったデリカシーのない行動や発言はしないよう注意してください。
汚いものあつかい
「お父さんが入った後のお風呂は入りたくない」
「お父さんの使ったバスタオルは使いたくない」
「お父さんの洗濯物と自分のものを一緒に洗いたくない」
「お父さんと一緒に出掛けたくない」
「並んで歩きたくない」
「臭い」
「きもい」
反抗期にこういった言葉を言ってくるのはもちろん父親を男性として意識し始めたからということですが、このような言葉が出る原因には父親の見た目に問題がある場合もあります。自分や人の容姿などを気にし始めるため自分の家族に対してもそれは同様です。
女性は男性よりも嗅覚が敏感なため加齢臭なども感じやすくなります。髪型・服装などオシャレに力を入れてみる、娘の反抗期を機会にあなた自身の自分磨きをしてみたらいかがでしょうか。見た目がカッコイイ父親はやはり娘は好みます。
口答えや「うるさい」「うざい」という言葉
自我の目覚めから、自立したいという気持ちが生まれ、大人と対等でありたいという思いから親に対しても自分の意見や口答えをするようになります。娘が口答えしてきたことに対して、カチンときてしまい思わず怒鳴ってしまったり口喧嘩をすると子供はますます反抗します。
娘が口答えしたり自分の意見を言ってきた場合はどんなことであれ否定せず一旦受け止めて、それが間違っていると思う場合は冷静に「こういう理由で自分はこう思う」ということを丁寧に説明してあげてください。頭ごなしに怒ったり押し付けたりしてはいけません。
また、その子の事を思うからこそ普段の生活や勉強、友達関係などに口うるさくなってしまったりする気持ちもわかりますが思春期は干渉されたり自分の環境や周りに対して口を出されることに嫌悪感を抱きます。「信用されていない」とも思ってしまうでしょう。あまり口は出さず少し様子を見てあげてください。
反抗期の娘に絶対にしてはいけないこと
父親であるあなたも一人の人間ですから、反抗期の娘の言動に対してイラっとしてしまうことだってありますよね。ただし、絶対にしてはいけないことだけは覚えておいてください。
「本当に情けない」
「だからお前はダメなんだ」
「根性ないな、口だけだな」
「信用できない」
「頭が悪い」
このような娘の人格を否定するような発言は絶対にしてはいけません。たとえ反抗期であってもこういった親からの言葉は子供はそのまま受け取ってしまいます。親からの言葉の暴力により何年たってもその心の傷が残ってしまう可能性があります。
娘の成長を喜びましょう
反抗期の娘に父親は母親よりもきつく当たられやすいケースが多いです。ひどい言葉を言われたり、無視されたり相手にされなかったり。父親としてはショックな気持ちになりますが、ここを乗り越えていける親子関係であってください。
反抗期になると子供はさまざまな葛藤や悩みと戦います。絶対にダメだと思うことに対してはしっかりと叱ったりはっきり「それはダメなこと」と伝えてあげることが必要ですが少しの事であれば寛容な心で見守ってあげましょう。