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「#息子の反抗期」に母親はどう対応したらいいのか?いつまで続くの?悩む母親へのアドバイス

昔は小さくてあんなにかわいかったのに…。たびたび息子の幼少期を思い出してため息をついてしまう。息子の反抗期が始まり、いまの状況が辛くて悩んでいる母親は多いですね。

人により反抗期がない男の子もいますが大抵の男の子は12才ごろから15才にかけて反抗期が訪れます。反抗期を迎えた息子にどのような対応をしたらいいのかぜひこちらを参考にしてください。


反抗期男子あるある

反抗期の男の子によく見られる特徴についていくつかあげてみました。恐らく該当することが多いのではないでしょうか。

  • 話しかけても無視か「別に…」しか言わない

  • 母親を「お前」「こいつ」と呼ぶようになる

  • 注意すると「うるせー」「黙ってろ」などとキレやすく暴言を吐く

  • 服装が乱れる(制服をちゃんと着ない)

  • 一緒に外出しなくなる

  • 外で会っても他人のフリをされるか無視される

  • 勝手に部屋に入ると怒る

  • 何に対しても口答えしてくる

  • 部屋に引きこもる

反抗期はイライラが止まらない

12歳ごろから始まる反抗期は第二次期の反抗期。第一次の反抗期である2歳児の「イヤイヤ期」が「イライラ期」に変わります。ではなぜイライラするのでしょうか?

声変わりや体つきといったホルモンバランスの変化が大きく影響しています。本人も自分自身の体の変化に動揺しているのです。思うように声が出なくなってきたり、性が芽生え初めてきたり、いろいろな変化がイライラを生んでいます。

そのイライラを自分の中で抑えることはこの年齢では出来ません。むしろ無理に自分の中でとどめてふさぎ込んでしまう方が不健康です。イライラは健康な証拠として捉えてあげてください。

話しかけて無視されたりしても悲しむ必要はありません。話しかけすぎはしつこいと思われてしまうので、過ぎない程度に話しかけてあげましょう。イライラに対してイライラで返してしまうことはしないように注意してください。

イライラは気分なので、気分がいい時は向こうから話をかけてきてくれるはずです。気分屋に振り回されるのは疲れますが可愛い息子ですから振り回されましょう。

反抗的な態度をとるのはなぜか

中学生くらいになると、

  • 「自分はどういう人間なのか」

  • 「この行動は自分にとってどのような意味があるのか」

などといった自分なりの考え方や価値観、人生観などが生まれ始めます。そして自分の意見ができ、自分の意見と合わないものや自分の考えを抑え込もうとするものには反抗的になります。

自分の考えが芽生えたばかりですから、相手の意見を受け入れるまでの余裕がありませんし、「自分が正しい」や「自分と同世代の人たちの意見が正しい」と思ってしまうものです。

生意気だと思うようなことを言ってくるかもしれませんが、この子もいろいろなことを考えるようになったんだなぁと思ってあげてください。

家族といるよりも友達といる時間を大切にする

反抗期をむかえると家族旅行など家族でいる時間を好まなくなることが多いです。これは、「大人よりも同世代の仲間が大切」や「大人は敵」という価値観ができるからです。この時期は大人の言うことが理不尽に思えたり、大人への不満ができやすいのです。

また、友達同士で集まって「うちの親うざい」、「親がむかつく」など親の悪口などをいって仲間意識を高めたりします。犯行などに手をつけないようであれば友達は大切にしたほうがいいので見守っていましょう。

反抗期のわが子を愛せなくなっている

  • 「かわいくない」

  • 「いなくなればいい」

  • 「生まなきゃよかった」

自分の息子なのに息子の態度が悪すぎてそう思ってしまう。母親も一人の人間ですからそう思ってしまう時だってあります。そう思ってしまっても決して自分を責めないであげてください。ただし、そういった言葉を本人には絶対に言ってはいけません。

その場の感情だけで言ってしまった言葉であってもこの時期のこどもには心に大きな傷あととして残ってしまいます。

反抗期ではなくアイデンティティの確立期

息子の反抗期

「反抗期」というとネガティブなイメージになってしまいます。反抗期を止めたい、反抗期を消したいと思うのではなく、自分の息子が自我を確立するためによちよちと歩き始めたと見方を変えて応援するような気持ちを持ちましょう。

自分を振り返る

あなた自身が反抗期の覚えがない場合は、もともとの両親の育て方によるものだと思います。それはあなたの両親の育て方がそういうものだったのでしょう。ただし、大概の人は男女関係なく反抗期を迎えます。

あなた自身も一度自分が息子と同じくらいの歳のころを思い出してみてください。あなたが反抗期がなかったのであればまわりの男の子などを思い出してみてください。

反抗期は息子の大人への通過点です。そして、その相手となったあなたもまた人としての成長の通過点だと思ってください。息子があなたと同じように子供を持った時、二人でこの時期を振り返り笑いあえる日がたのしみですね。

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