【違いを言語化】惹かれる人、惹かれない人
みなさん、こんにちは!
今回は、2つを比較したときに見えた、自分の好みについて話してみる。
それは、昨日の美容院でのこと。
これまで約10年間お世話になっている美容師の方が、来月から自分のお店を持つことになった!
新店舗の開業準備のため、今回は切ってもらうことができず、いつも行っている美容院の代表の方にお願いをした。
理由は高校生の頃からずっと”経営”に興味があって、お店の代表として、
・どんな心持ちで経営されているのか
・一番大切にされていることは何か
・人生を振り返った上で、20代のうちにやっておいた方がいいことは何か
いろいろ聴いてみたかったからである。
今回は代表のAさんと、そのアシスタントであるBさんが接客してくださった。
そこで、なぜだかこれまでのコミュニケーションではあまり感じなかった”大きな違い”をとても体感したので言語化してみる。
【注意事項】
今回の話は、好みの問題が大きいこと
あくまで自分の主観であること
これらを前提として聞いてほしい。
私が感じたAさんとBさんの違い(特徴)を記していく。
これは、私自身がコミュニケーションをする上で、大切にしたいと、真似したいと学ばせていただいたことである。
Aさん
Aさんを色で表すとこんな感じである。
温かさの背景に力強さも兼ね備えている。
経験からくる自信や落ち着きも感じた。
特徴を大きく3つに分けてみる。
①”人”を心から大切にする
→これが最も凄いなと感じた。
相手が嬉しいなと思うこと、大切にしていることをしっかり自分の言葉で伝えてくださったこと。今回であれば表面的なスキルやハウツーではなく、人柄(話してすぐ賢さが伝わってくる、優しさが伝わってくる、教員としてほんとに向いてると思うなど)を伝えてくださったこと。
内容よりも、表面的なところではなく、自分が大切にしている深い部分を見てくださっていたことが嬉しかった。
もちろん、人と時間をかけて深く関われば、そういった部分がたくさん見えてくると思うけれど、たった数十分で感じ取り、それらを言葉で思いとして届けてくださったことに感動した。
きっとこれまで、”一人一人”に対して今日のように、何千人とコツコツ接してこられた賜物なのだなと。
②心で感じて、心に寄り添う
→①にも繋がるが、頭以上に、凄い”心”を通してお話してくださっている感覚があった。
それは例えば、(高速を使って片道2時間かけて美容院へ行っているのですが)来てくれたところへの感謝を、「ほんとにありがたい」と心で何度も伝えてくださったこと。
貴重な時間を割いて、来てくれてありがとうと。
大切にされている気もした。
他にも、Aさんがほんとに心から気になる興味・関心にもとづいた質問があったこと。
“心”のキャッチボールをしている感覚があった。
純粋な”心”のキャッチボールはとても心地がよい。
“聴こう、話そう”と頭で意識しているものではなく、自然ともっと聴きたい!話したい!とじわっと、しぜんっと、心で感じて話してしまう感覚があった。
この背景には、きっと圧倒的な経験量から生まれる”共感力”やこの人がどうしたら喜んでもらえるかをこれまでコツコツ考え抜かれてこられた”想像力”があるのだろう。
③必ず相手にスポットライト(主語は相手)
→これはよくコミュニケーションに関する本を読むと書いてあるが、これほど”こういう感覚か!”と体感したのは初めてだった。
始めは自分の興味・関心に関する質問や自分の思いや考えを伝えてくださった後も、最終的には必ず聴き手に落としてくれる。
相手の話したいことを聴くことはもちろん、相手の反応を見る。ときに自分の過去弱い部分曝け出すものの、それは全て相手にスポットライトを当てるためと感じた。
Bさん
一方のBさんは、一言でいえば”人”をさらっと見てはいるものの、見つめる、感じることにそこまで意識が向いていないのかもしれない、と感じた。
気になった点、感じた点を羅列していく。
①外を見てる
→お話を聞かせていただいて、【”人”ではなく、”世間”】【”感情や思い”ではなく、”言葉や事実”】などどこか大切な核ではなく、表面的なところを見られている感覚があった。
例えば自分に関する質問をしてくださって答えたあとに、「確かに今の時代こういう傾向がありますもんね。」のような返答をしてくださる感じである。
意識が終始、表面的な外に向いて、なんとなく雑談を楽しみたいけど、楽しめない、話にもつながりがない、意識が飛んでいって、また別のところへ行く、そんな感覚があった。
②”自分”に合わせてもらう
→相手の反応見てないため、どちらかというとBさんの自分語りに共感、反応して合わせていく感覚があった。Aさんと私が話している中、「それは…」と自分の話に持っていったり、話につながりがなく、急に話したいことを話される感覚があった。
(※もちろんコミュニケーションは双方向のものなので、Bさん一人の責任ではない)
では自分がBさんの立場だったらどうしたらお客さんに喜んでもらえたのか。
予約でAさんを私が指名しているという事実が分かっているので、Aさんを指名した理由を聴いて思いや気持ちを引き出したり、聴き手にまわってアシストしていたら大好きになっていたと思う。そう思うと、やはり自分のその場の”役割や立場”を把握しておくのも大切だと思う。
③なんとなくやる
→Bさんからは正直、”プロ意識”はまったくと言ってよいほど、感じられなかった。伝わらなかった。
まずは最初のコミュニケーション。
AさんのアシスタントをされることになったBさんは、過去1回アシスタントをしてくださった気がするような、名前は覚えていないぐらいの関係性。しかし、昨日はさらっと現れ、何も言わずに当然の如く会話を切り出された。
(ちなみにAさんは、初指名の理由”なぜAさんなのか”【思いや意図】を初めに聞いてくださった)
もし、
「今回、アシスタントをさせていただきます○○です。よろしくお願いします!」
と明るく挨拶があったり、
「先日はありがとうございました!今回も楽しみにしておりました!」
など最初に一言あったらその後の印象が全てガラッと変わっていたように思う。
第一印象ってやっぱり大事だ。
また、以前のお話してくださったことを覚えていたのはよかったのですが、中身(情報)が何一つ正しくなかったのも残念でした。
Bさんの立場であれば、接客次第では、新規お客さん獲得のチャンスだと思う。②で述べたことも含めて、今、目の前のお客さんをいかに喜んでもらえるかを本気で考えたら、きっとBさんの中でも対応や言葉がけ、接し方、あらゆるものが変わっていたのではないかなぁと思ってしまう。
“仕事に本気に、夢中になれるか”
“なんとなくするか”
それが1日、1ヶ月、1年、5年、10年、30年、と積み重なっていくうちに、天と地ほどの差が生まれると思う。
(これは全て、自分向けたメッセージでもある。)
まとめ
昨日、身をもって感じた違いを言語化してみた。
改めて、今回の話は大前提として、自分自身の興味・関心が向いている対象が大きいことは念押ししたい。
また、Bさんのコミュニケーションが好きな人もいて、好みの問題であることも強く念押ししておきたい。
ただその上でも、やはりAさんの魅力には惹きつけられた。やはり、一から店舗運営をされて、従業員を数十人も抱えられているだけの理由があることがとても伝わった。
“一対一”ができてないと30年以上、何百人、何千人のお客さんと、従業員とその先にいる家族を満足させられる店舗経営などできるわけがないから。
(ちなみに聴きたかった経営のお話も聴かせていただいたので、またお話しできればと思います!)
今回、Aさん、Bさんの違いを言語化してみて、一冊の本を思い出した。
ここに書かれているものを具体レベルで体感させていただいた気がした。
頭で理解していたことを、体感を伴って心で感じられたことがとても大きい経験だった。
“目の前の人がどうしたら喜んでもらえるか”
Aさんの生き方がかっこよく目に写ったので、自分自身も職場や家庭でできることを考え、実践していこうと思った。
今回も読んでくださり、ありがとうございました!
それでは9月最後の日曜日、
Have a nice day!:)
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