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愛のために駆け抜けた年末年始~その代償~


私は昨日、2週間ぶりのリハビリに行った。
年末年始で病院の外来が休みだったから。

私の年末年始は、とても感情の動くものとなった。嬉しい楽しい悲しい切ない甘い苦しい。喜怒哀楽以上の感情の揺れを感じ、自分自身が戸惑うほどに。

いつもと違う休日の過ごし方をした。
心が熱を帯びていたから、体の疲れを忘れていた。たぶん、過剰に動きすぎたのかもしれない。
でも、今しか出来ない事を全部したかった。どこかに出掛けて買い物したり、手料理したり、一緒にいることをずっと覚えていられるような時間の使い方をしたかった。
病気を忘れて、ただ一緒にいたかった。
こんなにやりたい事リストに書き込める事が嬉しくて、どんなにわがままでも、甘えていても良かった。
誰にも邪魔されないし、何も文句を言われない。
悔いを残したくなかった。

半年後、たぶん同じ事が出来ないとわかっていたから。彼が薬だったの。
でも、夢は覚めてしまった。

リハビリの先生から言われた一言
お正月何をしていましたか?
体の事を考えて行動して下さい。
腰や背中が尋常ではない凝り方をしている、かなり痛みが出ていますねだった。

確かに自覚はあった。特に彼が帰った後は強い痛みを体のあちこちから感じた。

自分の体を大切にして下さい。
病気を進行させないために無理はいけないと。
口酸っぱく言われた。
そして、月1で月はじめにもらう、リハビリ計画書にこう書かれていた。
背部痛、腰痛の疼痛コントロール
筋緊張の緩和を目指す。
ショックだった。目指すものが大きく変わっていることが。
改善の文言がなくなっても、現状維持くらいで留まっていて欲しかった。
どうやら、私の体の状態は、次の段階へ移行したみたい。
現実は厳しいね。けど私は後悔はしていない。疼痛ケアのストレッチなど良くやって薬を飲み、今までの生活を継続できるはず。
リハビリの先生には、私の心まではわからないしあのお守りが、どれほど私を勇気づけるかを知らない。
だからね、私は腐らない。できる事は何でもする。
新たな、決意表明でした。


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