八方塞がり状態は自分と向き合うチャンス!先が見えなくても絶対大丈夫です。
こんにちは。のろまなかめです。
前回の投稿からの引き続きのような形になります。
長くなりますが、少々お付き合いくださいm(__)m
私の現状をお伝えしますと、ニートであります。
3ヶ月前は飲食店でアルバイトをしていましたが、辞めております。
辞めてから3ヶ月経ちましたが、この3ヶ月間どんなことを感じていたか振り返ってみようと思いました。
振り返ってみて、自分なりに感じたことや学んだことがでてきましたので勝手ながらお伝えしてみようと思います。
まず、この3ヶ月間を一言で表しますと、
苦しかった
ほんとにこの一言に尽きました。
「あー苦しい、もう疲れた…」
正直、今も疲労感は拭えないのですが、少しずつ心が整ってきたかな?
この場で感情をアウトプットしてみることが私にとって心を軽くすることにも繋がるのかなと思います。
では、何が苦しかったのか?
この苦しみの正体を私なりに紐解いてみようと思います。
八方塞がり状態
まず、この3ヶ月の状態を表すと、「八方塞がり状態」でした。どういう状態かと言いますと、どうも答えが出ない、思考がグルグル、先が見えない、そんな状態でした。
皆さんもあるんじゃないでしょうか?
どうも今の現状から抜け出せなくて、どうしたらいいかわからない状態という経験が…。
自分なりの答えを探しているのに、目の前にはっきりとした答えがこない。前への進み方がわからない。
どうやったらこの現状から抜け出せるの?
ずっとこのままなの?
こうやって毎日、あーでもない、こーでもないと答えが出ない思考がグルグルとループして次第には苦しくなっていったのです。
しかも、この3ヶ月で私のお金が完全になくなりました。今まで、転職をしては辞めての繰り返しだったので、安定した収入を得ることができない上に、収入を得たら得た分だけ、お金を消費してしまうという、お金を上手に循環させることができないでいました。
そのため、この3ヶ月でニート状態の私は、案の定、余分に残っていた貯金も底をつき、両親からカード代を借りるという親不孝なことをしてしまっています。
先が見えない状態とお金の問題。
このどうにも解決策がない状態が私にとって「八方塞がり状態」となりました。
苦しみの正体
冒頭でこの3ヶ月を一言で表すと、「苦しかった」と述べました。
では、どんなことが苦しかったのか?
苦しみの正体を考えてみました。
本当の自分の想いと向き合うことの苦しさ
まず挙げられるのが、自分の想いへと向き合う苦しさです。
私は社会人になってから転職を繰り返してきました。この繰り返してきた理由が、自分の不得意なことをしてきた、自分に合わない環境の仕事の仕方をしてきた、こういったことが年齢を重ねていくうちにだんだんと自分のことが分かってきました。
そして、その中で自分の好きなことや興味あること、もしかしたら自分はこれが得意なんじゃないか?ということも少しずつではありますがわかってきた部分もあるのです。
もう気付いてしまったら、これが『本当の自分』なんですよね。
本当はこうしたかった。
こんな生き方をしたかった。
心の奥底で眠っていた自分の本当の想いが溢れ出しました。
今までの自分に嘘をついて生きてきた。
本当の自分の想いに蓋をしてきたからずっと苦しかった。自分を傷つけてきた。
そういった色んな感情が溢れ出し、もう今までの生き方は通用しない、自分らしい生き方を求めることを無視できなくなりました。
変わらなきゃいけない。
自分から幸せを掴みにいかなきゃいけない。
そう問われているなと感じました。
しかし、そこからまた違う苦しみがやってきました。
変わることへの恐怖です。
今まで苦しいことに慣れてしまっていた生き方を変えるということの未知への恐怖がやってきたのです。
「本当に自分にできるのか?」
「理想の未来になっているのか?」
見たことない未来の自分へと進んでいく覚悟。
自分が逃げてきたことへと向き合わなきゃいけない覚悟。
現実と未来への狭間に揺れる自分がいて、変わる勇気が苦しくもあったのです。
理想と現実のギャップへの苦しさ
では、本当の自分の想いに気付いたらどうするか?
行動して現状を変えたくなりますよね?
ですが、そこで今の現実を知ることになります。
自分がしたいことをやれていない現実。
スキルや知識がない現実。
自分へ投資したいのにお金がない現実。
こんな現実が焦りとなり不安となり、自分を苦しめます。
今すぐ変わりたい、変わらなきゃいけない
こんな焦りが自分を追い立てるようにやってきました。
ですが、どう行動していいのかわからない。
どんな一歩を踏み出していいのかわからない。
行動したいのに行動できない。
その先の道が見えないのです。
思考はずっとグルグルと繰り返します。
あーでもない、こーでもないと。
思考だけが先走って、理想だけを掲げ、行動が共わない。理想と現実のギャップに苦しくなりました。
お金と向き合う苦しさ
特にこの3ヶ月で苦しかったことは、お金でした。
貯金さえ貯めることができなかった自分は、前回のアルバイトを辞めて、収入源がなくなってしまったので、お金が底をつきました。
そして両親からお金を借りるという最悪なことまでしてしまっています。
いざ本当の自分の想いに気付き、自分を活かせそうなことに挑戦してみようと思った矢先、フタを開けたら、お金がないのです。
そのための知識やスキルを学びたいのに、学ぶためのお金がないのです。
このことが本当に苦しくて。
両親にも借金しているし、学ぶための投資金もないし、自分の欲しいものも買えないし…。
私にとって、人生でこんなにもお金がないという状況に苦しんだことがありませんでした。
この状況が本当に悔しくて悔しくて。
惨めで情けなくて。
こんな想いがずっとこの3ヶ月で巡っていたので、疲れ果ててしまいました。
じゃあ、お金に悩んでいるならまた改めて働けばいいじゃん?と思われると思いますが、
働く気力が湧かないのです。
働く力(エネルギー)がないのです。
頭ではわかっているけど、体が動かない。
そして、この体が動かない理由の一つに、
きっと本当に自分のやりたいことじゃない仕事をやることへの抵抗感がありました。
またアルバイトなりをするということの繰り返しに体が拒否反応をしていたと思います。
今すぐ現状を変えたいのに…。
私はこれが重い鉛のように苦しみとなっていきました。
それでも私が学んだこと
そんな中でも私なりに学んだことがあります。
苦しみって学びなんですよね。
苦しむ意味があるんです。
本当は苦しみたくないんですけどね。
でも、この状況になっていることは私にとってどんな意味があるのか?
素直に感じたことを述べてみようと思います。
本当の自分と向き合うからこその苦しみがあること
本当の自分と向き合うのに苦しむってどういうこと?
これって成長するための苦しみなんです。
今までの自分は自分に嘘をつきながら生きてきた。
それはそれで何も見えない苦しみもあった。
でも、本当の自分の想いを無視し続けると本当の自分から遠ざかりどんどんどんどん苦しさがでてくるということ。
無視し続けた結果、いつかは本当の自分と向き合わざるを得ない状況がくるということ。
個人差はありますが、このことが私にとっては「八方塞がり」という状態で現れたと思っています。
ここからきっと成長していかなければいけないのだなと。
それは自分を幸せにするための成長なんです。
でもそれが時には恐怖や不安、焦りとなってやってくるのかもしれません。前に進むための苦しみとなってやってくるのかもしれません。
ですが、この自分の枠を越えることが見たことない世界を自分に見せてあげられるチャンスだとしたら?
大きく成長して、あの時の苦しみがあったから、成長できた自分がいると思える日がいつか来ると信じてみようと思いました。
理想も大事だが、今をみる
理想と現実のギャップがあればあるほど、苦しくなることを私は学びました。
それは、理想ばかりを願っていても現実は現実だということです。
未来への理想や良いイメージを持つことはすごく大事です。その想いは大切に持っていて良いと思います。
ですが、現実は行動をしなければ変えていくことができません。それは未来を変えていくことにも繋がっています。
人は現状維持するのが得意です。
変化をしないほうが安心です。
そういう私も変わりたいという想いがありながらも、
変わることが怖い
変わることがめんどくさい
このままの方が楽だな
正直、こんなことを思っている自分もいます。
それはそうです。
だって変わらないほうが安心安全なんですもん。
じゃあ、今まで通りの本当の自分じゃない自分で生きていく人生と、すごい変わることは怖いけど本当の自分で生きていく人生、どちらを選ぶか?
だったら、私は変わることへの恐怖と闘うことを選ぼうかなと思います。
苦しいかもしれないけど。
では、変わるという選択をしたら、理想と現実のギャップがやってきます。
このギャップをどう見るのか、どう捉えるのか?
それは、焦る気持ちもわかるけど、今をみることが大事なんです。
今の自分には何があるのか?
今の自分は何が必要なのか?
今の自分は何ができるのか?
今の自分はどんな行動ができるのか?
まずここを見つめてみる必要があるということです。
そうしたら、自然と今に集中でき、少しずつですが、やるべきことが見えてくるんです。焦りも減ってきました。
焦らなくても一歩ずつでいいと思えるようになりました。
行動のハードルを下げてみる
理想を掲げたら、目標を立てると思うんです。
実はその目標が高すぎると現実味がなくなり、自信をなくしていきます。
何故かと言いますと、理想と現実のギャップがあるからです。
私の場合、知識やスキルを投資するためのお金がなかったのです。
なので、いざやりたいことがあってもやれないという状況です。
そこのギャップがあったのでギャップの苦しさが生まれました。
その時の私の思考は、「こうしなくちゃ理想に近づけない」「これをしたら変われるんだ」といった思考になっていました。
具体的に言いますと、やりたいことを一歩踏み出すために、資格やスキルを学ぶことで一歩踏み出せる、それが正しい行動だと思い込んでいました。
もちろん、知識やスキルを学ぶためにスクールや講座に投資することは良いことですよ!自分にとってプラスになると思います。今すぐ自分に投資できる状況であり、自分にとって必要だと思ったら投資するべきだと思います。
ただ、私はその今の自分にできる状況じゃないのに目標を高くしてしまったんです。
そこで、私は、「できること」と「できないこと」があると学びました。
「できないこと」があるのに行動のハードルを高くしてしまっていた。
現実は、お金がないのにスクールや講座に通うことができないんです。
こんなこと、普通に考えられることかもしれませんが、その時の私は、現実を考えられなくて、気持ちが焦るばかりで、当たり前のことが考えられませんでした。
やっと少しずつ、現実が見えてきた私は、
「今の私はこれができないんだな」
そういう自分を受け入れることができました。
いい意味で、肩の荷が軽くなったのです。
だったら、
「今の自分は何ができるんだろう?」
「今の自分は何が必要だろう?」
そういう思考になった途端に、見えなかったものが見えてきました。
今の私にできることは、
少しずつでもちゃんと収入を得ること
私が感じてきたことを文章にして伝えること
こういうことが浮かびました。
ほんとうに当たり前なのですが、自分がやってみたいことじゃない仕事であったとしても、ちゃんと収入を得るということからまたはじめること。
収入を得た先に、自分の将来に投資することができるようになること。
現実を受け止められた自分がいるので、今は自分に合った働き方で自分にできる仕事からまた改めて働いてみようという行動を起こせる気になりました。今、仕事先をちゃんと探している自分がいます。
また、私が感じてきたことや体験を文章にして自分以外の人に伝えてみる。
文章を通して誰かの何かの役に立てたら嬉しいなと素直に思ったのです。
なので、こうしてnoteという場をお借りしてブログを書いてみようと思いました。このことが、今の自分の気持ちの整理にも繋がり、読んでくれた人がいる感謝や喜び、癒しとなって今の私を支えています。
やっと今のやるべきことが見えてきた私になれたのは、現実を知り、行動のハードルを下げたからでした。
それは、小さなことからでいいということです。
焦らず、自分のペースでいいということです。
どんな小さな行動からでも一歩前に進める。
行動できる自分になれる。
自分のペースに合った行動を探していけばいいんだと思えました。
行動できず、先が見えなくて悩んでいる人へ
もし今回の私のように、現状から抜け出したいのに、抜け出せなくて苦しい、先が見えなくて苦しいといった人がいたら、
まず、現実を知り、受け止め、できることからはじめましょう。
簡単にそう思えないかもしれません。
人によって置かれている環境は違いますから。
でも、「八方塞がり状態」というのは、自分にとって必要だから起きています。そこに何か成長するためのヒント、自分を幸せにしていくためのヒントがあると思うのです。
一見、出口のない状態に見えますが、全部の道が塞がれているわけではありません。
必ず、抜け道があります。
その抜け道が大きな道じゃないかもしれません。
自分にとって小さな道かもしれません。
でも小さな道でもいいんです。
小さなことでもできることから始めればいいんです。小さなことからでも始められるということです。大きなことじゃなくてもいい。
小さなことの積み重ねからやがて大きなものとなって、自分が理想としている未来へと繋がっていきます。
私はそう思えることができたので、この数ヶ月は働く気力が湧かなかったのに、今は仕事を探している自分がいます。だんだんと働く気力が湧いてきました。そして、またこうしてnoteでブログを書いている自分がいます。少しずつでも行動をし始めている自分がいるのです。
何度でも言います。
どんな人でも必ず抜け道はあります。
ひとりで悩まないでください。
私みたいな人もいると思ってください。
一緒に前に進んでいきましょうね。
最後に問いかけます。
「あなたに今できることは何ですか?」
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