有楽町で逢いました。~田中泰延さんが連れてきてくれた8人の仲間~
人生は何がおきるかわからない。
思いがけずびっくりするほどいいことが、ほんのたまに、ある。
11月の土曜日。
悲しいことがあったウエチカズヤさんを励まそうと
タカハシユカンチさんが幹事になってくれて、
ウエチさんを「ウエッチ」と呼ぶ仲良し穂波エダクニさん、
毎日美味しそうな夕飯(実はランチ)をアップしているtsukasa inoueさん、
ひらがな+スペースの名前が印象的なか みさん
驚異的な行動力を持つ褒めの天才つかごしまなみ🐾さん、
謎めく大人のレディこゆき(小雪)さん、
そして私も混ぜてもらって計8人が11時45分に有楽町マリオンに集った。
この8人、twitter(現X)でやり取りをしていてはいるが、それぞれフォローしていたりしてなかったり、面識があったりなかったり、早くきたり遅刻したりも含めて一堂に会するのは初めて。
これから9時間半も一緒に過ごすことになるとは、この時点では誰も知らない。
会った時から、なんかよかった。
お店に移動する時もスムーズで、すっとなじめた。
ビールで乾杯した時には、志村けんの気持ちだった。(大丈夫だ~)
と書くと、それはあなたが社交的な人間だからと言われるかもしれないが、私は人見知りだ。
うそー、
うそじゃない。
まず、どこに座るかから気を遣う。
良い歳の大人だからとりあえずにこにこしてはいるけど、特に大人数は苦手だ。共通の話題が見つけられない。
かといって初対面の人に話して聞かせるほどのネタは持っていない。
だから自然と聞き役に回る。しゃべってくれる人がいると嬉しい。
でも一人が永遠としゃべっているとなんだよと思う。そんな面倒くさい人間なのだ。
一次会(ニュートーキョー)で飲み、食べ、しゃべり、
二次会(その辺の居酒屋)で座り位置をシャッフルして、また飲み、食べ、しゃべり、
気が付けば三次会(カラオケ館)で歌ってた。
ウエチさんのロック魂にしびれ、エダクニさんの良き声に癒され、tsukasaさんの率先してはじけてくれたサービス精神がありがたくて、か みさんの泣いたり笑ったりが可愛すぎて、こゆきさんの「みずいろの雨」が上手すぎてびびり、ユカンチさんの声と選曲の良さにしみじみして、まなみさんと一緒に歌った明菜ちゃんは楽しくて一生の思い出になった。
「ウエチさんを励ます会」のはずが、励ますなんてめっそうもなく、集ったみんながただただ楽しく過ごした。
こんなことがあるんだ。
一次会でだか、二次会でだか、誰からともなく、
ここにいるみんなの共通点は、田中泰延さんだねと。
そうだ、みんな泰延さんが好きで、twitter(現X)でフォローしたり、からんだり、ひろのぶと株式会社の株主になったりするなかで知り合い、きょう、ここに集っている。
「好きな人が同じ人は気が合う」理論はほんとだ。
歌い、ハモり、騒ぎ、気がつけば21時30分。
会ってからもう9時間半も経っている。
あっという間だった。
なにより、ウエチさんが楽しいと言ってくれた…。
家に帰ったら寂しくなると思うけど、9時間半でも気が紛れたらよかった。
ウエチさんがグループDMに「またひとつ生きる理由をいただきました」と書いてくれて、集まってよかったと心から思った。
twitter(現X)をやっててよかった。
長い人生のなかには、生きていくのがつらくなるほどの悲しいことが起きることがある。
泣いても泣いても涙がどんどんあふれてくる日々がある。
悲しい気持ち、つらい気持ちは、なかなか減らないどころか、日が経つにつれて違う形で悲しくつらくなってくる。
時間が経てばと言うけど、その時間が経たないときがある。
人を励ますなんて、おこがましいと知っている。
だけど、数時間でも一緒に過ごすことで、その人の気がほんの少し紛れることもある。
たとえそれが、それほど親しい間柄じゃなくても、ちょっと知ってるだけの間柄でも。
それをこの日、知った。
田中泰延さんの著書「読みたいことを、書けばいい。」の小見出しにこんな言葉がある。
この日の私たちは、まさに泰延さんの書かれた文字によって有楽町マリオンに連れてこられたのだ。
そこから、こんなにも温かく楽しい時間が待っているとは。
人生には、思いがけないいいことがある。
生きていたらいいことがあるよ。
最後に、全員の集合写真を撮っていないという痛恨のミスを報告。
下の2枚の写真を組み合わせて今回の集合写真とします。
photo by か み&ウエチカズヤ&tsukasa inoue&さかうえかおる