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なぜ火を起こしたいのか?を意識すること
組織という観点では書いた通りではあるけど、事業という観点だとまた話も少し違うアプローチなディスカッションもある。例えばカレーをつくりたい!とする。そうなると大きな焚き火は必要ないし飯盒でご飯をたくことになるから大きな炎だとこげちゃうし、煮込むにしてもそこそこの炎でいい。料理をするために焚き火だ!となると熾火(おきび)が最高に活用しやすいが、熾火をつくるのには大きな焚き火の延長線上にしかうまれないので、熾火をつくるぞという意識をもって焚き火を取り組む。
ただ結構あるのが焚き火をしているとその目的を忘れてしまい焚き火のことばかりを意識してしまうことがものすごく多い。何のための焚き火だったのか。焚き火の効果とは別に弱点として暗闇のなかで安心できる効果があるがその暗闇は軽んじることにつながるなとおもう。
事業活動などにおきかえてみれば、焚き火つまり組織のことばかり考えてしまい、暗闇つまり顧客の声やニーズは軽んじる傾向がある。それは大きな焚き火美しい焚き火であればあるほどその傾向が多いように感じる。それは人間の性(さが)でもあるのだろうなあと。顧客の声などはやっぱり聞くのは怖いもの。
火は身体を温めることも、ご飯を作ることも鉄を切ることにもつかえる。結局は何のためにその火を起こしているんだっけ??という目的とその目的への共感だよなとおもう。焚き火が美しいつまり良い組織であればあるほど陥りやすい罠もあるよなあと。僕らの仕事は勇気のデザインでもあるよなとおもう。ここいらはまたどこかで書いてみる。