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野生動物から学ぶ組織のあり方

組織の形をディスカッションするときに、事業の性質や今後のロードマップが影響する。

それでよく活用するのが鳥類の事例。身近によくみる雀と、越冬のために3,000キロ飛ぶ雁とでは身体の形状も違うもの。これは組織でもそうで、だからこそ「どこにいきたい?」「どういきたい?」を一緒にディスカッションしていくことが大事。

また協力体制についても同様で、遠距離を飛ぶ雁でいうと、

  • V字編隊で飛ぶことによって、1羽で飛ぶときと比べて、飛距離が71%増す

  • 先頭の鳥が疲れると編隊の後ろについて、今度は他の鳥が先頭に立つ

  • 編隊を組む鳥たちは実は後ろから鳴きながら、スピードが落ちないように先頭の鳥たちを励ます

  • 鳥が病にかかったとき、あるいは銃弾を受けて負傷してしまったりするなど編隊から離れなくてはいけなかったときに、その鳥とは別にほかの2羽の鳥も一緒に編隊を離れて、その鳥を助ける

というような工夫をしている。

鳥にできるんだったら人間にだってできるのだろうけど、いわゆる旧パラダイムによってそのような感性がオフになってしまい、金銭的な思考による成果主義的なOSが強くドライブされてしまっているだけであり、しっかりと対話を続けていけば絶対できる!と確信している!

やっぱり野生動物から学ぶことは多いな。

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