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5年間患った脂漏性皮膚炎を2週間で治した方法


5年間患った脂漏性皮膚炎を2週間で治した方法。



※始めにかいておきますが、この記事は脱ステ、自然治癒によってなおした方法ではありません。普通にステロイドを使って治した方法です。


治そうと思えば、たとえ重症だとしても早ければ2週間ほどで治ってしまう病気だと思っています。さすがに2週間で見た目は治ったとしても中はまだ炎症中なのでまだ気を抜いていい期間ではありませんが、見た目はすぐに綺麗になります。




この記事を読むと分かること


1.ステロイドを使用する前に抑えておきたいこと
◆ステロイドの強さ
◆ステロイドの正しい使い方
◆肌がステロイドに依存したりすることはない
◆ステロイドを使用して皮膚が黒くなるのはステロイドのせいではない
◆いきなりステロイドを止めてもリバウンドを起こすことはない
◆ステロイドの副作用を避けるためには
◆ステロイドと保湿剤の塗る順番
2.脂漏性皮膚炎を治すために通った病院の名前
3.脂漏性皮膚炎を治すために使用したお薬の名前
4.皮膚科5件回って感じた皮膚科を選ぶポイント




私が脂漏性皮膚炎で精神を病むほどに悩んでいた頃に知りたかった情報を今回の記事に全て記しています。
わたし自身毎日鏡を見ては泣きながら、ネットサーフィンをして脂漏性皮膚炎の情報をかき集めたり、ネット上の広告費を沢山かけた商品を買ってみたり、怪しいところでウン十万円を払いそうになったこともあります。悩んでいると冷静に考える余裕なんてないんです。可能性なんてほとんどないのは分かってるけど、1mmの可能性に懸けて買ってみる、やっぱりダメだったということの繰り返しでした。

この記事を見てくださった皆さまには私のように遠回りせず、近道で治癒に向かってほしいと思っています。

私の通った皮膚科、その皮膚科の先生との出会いがなければ私は今も肌が瘡蓋だらけのボロボロでした。



1.ステロイドを使用する前に抑えておきたいこと


ステロイドの強さ
•1群(最強)
•2群(より強い)
•3群(強い)
•4群(穏やか)
•5群(弱い)
があります。

ステロイド外用剤は体の部位によって吸収率が違ってきます。首より下の身体に使う少し強めの炎症場合は3群(強い)が多いです。
顔面の場合は、血流•吸収率が良いため、3群(強い)より1ランク低い4群(穏やか)を使用することが多いです。顔の皮膚疾患が強い場合には、短期間3群(強い)を使うこともあります。


◆ステロイドの正しい使い方
こちらは、先日の記事「ステロイドの良い使い方と悪い使い方」にて紹介したこととほとんど同じ内容となります。

炎症の強い皮膚疾患や慢性化させてしまったものは、表面上の炎症を抑えた後もしばらく皮膚の中には炎症がくすぶりつづけます。そのため、塗布をいきなり止めずに肌が綺麗な状態になった後もしばらく使い続ける必要があります。←プロアクティブ療法

特にアトピー性皮膚炎などは炎症が再燃しやすいため、最初は完全に止めることを目的とはせず、まずは皮膚を良い状態に保てるように、快適な日常生活を送れることを目的とした方がいいそうです。


◆ステロイドの効果が薄れていったり、依存したりすることはない
脱ステのサイトにはよくステロイドは依存性がある、と出てきますが、『肌がステロイドに依存することはない』と、先生は断言されています。


◆ステロイドを使用して皮膚が黒くなるのはステロイドのせいではない
こちらについても先日書いた記事と同じことにはなりますが、炎症が大火事だとして、ステロイドを大量に塗布することは大量の水で消化することと同じなので、その消化の後には必ず燃え後に炭が残ると思います。その炭こそが肌が黒くなってしまう原因であり、ステロイドは火を消してくれた存在なだけです。ステロイド自身が黒くしたわけではありません。


◆いきなりステロイドを止めてもリバウンドが起こることはない
炎症が強かったり、慢性化させてしまった皮膚病変の場合、多少炎症を抑えた後もかさかさやぷつぷつが出ている間は皮膚に炎症が残りつづけています。まだ内部で炎症がくすぶっている時点でいきなり塗布をやめるとちょっとしたことで炎症は再燃してしまいます。

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