子供のためのオルセー美術館(3)生ハムを描いたふたりの画家、どっちが美味しそう?
「画家は果物や花、それか雲を描いて、なんでも語ることができるんだよ。ぼくはそういうのを描くのが、大好きなんだ」 マネ
きょうはおいしそうな、ハム
ゴーギャンが描きました。
窓からはいってくる夕日のオレンジ色と緑のテーブル。あと、野菜とワインも 用意したよ。
マネも描きました。
白いテーブルクロス
銀色の皿にのった生ハム。
ナイフもちょっとおしゃれに白なんだ。
ね、うすく切って、サンドイッチにしよう。
Paul Gauguin (1848-1903)
ポール・ゴーギャン
Le jambon, 1889 ハム マネが描いたバイヨンヌの生ハムを後に同じテーマで描いた。
Philips Memorial Gallery (Washington)
ルーブル美術館企画展les choses
Edouard Manet (1832-1883)
エドゥアール・ マネ
Le jambon, 1875 ハム
Glasgow Museums, Burrell Collection
オルセー美術館企画展Manet/Dogas
ドガの自宅の、購入したマネの生ハムの絵
Edgar Degas («834-1957) Autoportrait
avec Paul-Albert Barcholomé 1895-1897 Reproduction à partir d'un contretype
お読みいただきありがとうございました。
マネの静物に対する真剣な気持ちが伝わる、とても小さな絵ですが上品な作品です。
ゴーギャンは野生的なスペイン風イベリコでしょうか。どちらもワインが合いそうですね。
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