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仮想空間と現実を繋ぐ場所
はじめに
この記事は井の頭公園アドベントカレンダー 2024の1日目の記事です。Misskeyから転載しました。
VRChat井の頭公園駅の紹介です。
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2022年12月にVRChatに突如として現れた、メタバースの井の頭公園駅です。
その精細さもさることながら、作者が日本人ではなくウクライナ人であることも周囲を大いに驚かせました。
そして、思い出の地がウクライナ人によって再現された私は何度も何度も「聖地巡礼」を繰り返すようになりました。
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なお、こんなに再現度の高い井の頭公園駅をウクライナの人が作れるのかごみんな疑問に思っていますが、作者のnyanyaさんと直接会って話した人によれば、このワールドはGoogle MapsのStreet Viewなどを参考に、3年かけで作られたとのことです。だが、戦争のせいでもはや創作活動を続ける気がなくなってしまったのだとも……。
井の頭公園駅ワールドの製作者nyanyaさんに偶然会ったので、色々聞いてみたら、驚きのウクライナの方だそうで、このワールドはGoogleMapを参考に、3年かけて作った完全趣味ワールドらしい…今は戦争のせいで創作活動は全然できないそうだ…辛い。https://t.co/NkKKVblNub#VRChat #VRChat_world紹介 pic.twitter.com/irT0Zaw7GZ
— アリマックス@VR YouTuber (@chesmin2009) December 16, 2022
パブリックにInokashira-kōen Station作者のnyanyaさんがいらっしゃったので、少しお話を聞いてきました。
— Terrie H./橋本 (@TalkingDeer) February 12, 2023
井の頭公園駅を選んだ理由は特になく、駅舎を作ろうと思い立って、Google Mapで東京の駅を色々見て、気に入ったのでこれを題材にしたそう。
現在もウクライナ在住だそうです。
古い技術で作られているらしいので、これ以上更新されない状態になってしまうと、あとは「廃墟」になるのを待つだけになってしまうのです。そうなった場合、世界はマゼンタ色に染まってしまいます……。
だからこそ、無事を、祈っています……。
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