毒親脱出目標②:政治的干渉の排除
どうもこんにちは。家族研究家のルイです。
本ブログは家族をうざったく思っているすべての人、どうにかしなければいけないご主人、奥さま、息子さん、娘さん、ご兄弟をお持ちの方にささげられています。
今回は親からの政治的干渉を排除したいというお話をします。
ここでいう「政治」とは、普通よりもかなり広めの意味です。つまり、とても大事で責任がともなうような決定をすることです。具体的には、以下の決定を自分の責任でやりたいのです。
① 政治行動
② 職業選択
③ 恋愛・結婚・独身生活・共同生活
④ 医療・介護費負担
① 政治行動
狭い意味での「政治」に積極的に参加していきたいです。親に一切口出しはさせません。
なぜなら、政治に参加しているからこそ、「オレは主権者だ」という言葉が説得力をもつからです。たしかに憲法上はすべての国民に基本的人権が認められています。しかし、実際に人前で権利主張をする場合は、政治に参加しているという事実がものを言うと考えられます。
大学二年生になり、私は成人しました。当時は地元から離れた県外の大学に通っていました。当然親元から離れて一人暮らしをしていました。成人したため、意気揚々と在住県の知事選に行こうとしていました。
しかし、問題が起きました。地元から在住県へ住民票を移していなかったため、在住県の知事選では投票できなかったのです。
急いで親に相談しました。すると、親は住民票異動には否定的でした。親の言い分は、すぐに卒業するのに住所を移す意味がわからないというものでした。
当時の私はそんなもんかな、と思って異動をあきらめました。こうして、大学卒業後の地元の選挙まで選挙権を行使できない状態がつづいてしまいました。現在は住民票を移しています。投票可能な状態です。
今後、こういったことを起こしたくはありません。ですから、親に邪魔されずに、選挙権・被選挙権を行使し、政治行動を起こし、行政文書を請求することを誓います。
② 職業選択
私は今、絶賛就活中です。すると、就職先や就職時期について、親にしくこく干渉されることがあります。
ただでさえ忙しいのですから、親に割く時間的余裕も精神的余裕もありません。自分の過ごす時間の大部分や、生活基盤を決める大事な時期ですから、親に干渉されること自体が論外だと思います。
親の干渉を排除する代わりに、今後は自分の責任で生活を成り立たせなければなりません。そのために、以下の本を参照しました。
借金玉『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』、KADOKAWA、2018年。
借金玉『発達障害サバイバルガイド――「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47』ダイアモンド社、2020年。
借金玉さんのノウハウで私の生活は劇的に変わりました。こういうとステマみたいですが、本当に効きますね。彼のおかげで、親から押しつけられてしぶしぶ使っていたこたつを撤去できそうです。
③ 恋愛・結婚・独身生活・共同生活
恋愛や独身生活について親から文句を言われたら、即座に「うるせぇ」と返します。誰とつきあうか/つきあわないか、いつ結婚するか/結婚しないか、求愛するか/しないか、これは人生の一大事ですよね。
ここでミスったら人生の大部分を棒に振ることになることは、青二才の私でもわかります。
今のところ、私はパートナーを作るタマじゃないと親が思っているフシがあるため、行き過ぎた干渉はありません。しかし、今後はあるかもしれません。そのときは毅然と対応するつもりです。
ただ一つの例外が結婚です。家族の伝統を受け継いでいく高度に文化的で社会的な儀式ですから、慎重に対応したいです。しかし、社会とか文化とかしきたりとかを忘れてここは突き抜けるべきだと思ったら、この限りではありません。
④ 医療・介護費負担
親もいつか老います。
当然、今後医療費・介護費の問題が出てくるでしょう。この問題に対する私の態度は明確です。「自分の健康は自分で始末してください」、以上です。ただし、慌てて付け加えると、「自分で始末してください」のなかには、行政サービスを利用することや、税を控除することや、民間の介護サービスを利用することも含まれます。
それでも家族を頼らなければならない場合もあるでしょう。その場合は、親兄弟と徹底的に協議します。少なくとも、必要以上にカネと時間を奪われないよう最大限努力します。
今回は政治的干渉の排除として、① 政治行動、② 職業選択、③ 恋愛・結婚・独身生活・共同生活、④ 医療・介護費負担で主導権を握りたいというお話をしました。
次回は、「経済的干渉の排除」というお話をします。
またね!
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