【具体例/一部ひな形公開】フリーランスが知らないとやばい!企業と契約するときに確認すべきこと
こんにちは。リリーです。
前回は、以下の記事で、フリーランスが企業と業務委託契約するときは、契約書が企業に有利なようにできていることが一般的であるという話をしました。
フリーランスが知らないとやばい!企業と契約するときに確認すべきこと|リリー@子育てフリーランス (note.com)
今日は、これまでに複数企業と業務委託契約をしてきた私が、企業と実際に契約書の条項に関してやりとりしてきた具体的な内容について、特に注目すべきポイントを5つに厳選して共有させていただきます。
どんなことが書かれていて、どのような問題があり、そしてどのように話し合って、最終的にどのような文言へ書き換えたか、を具体的に公開させていただきます。
契約書はある程度の型があるので、皆さんのお手元の契約書も似たような形になっていると思います。
参考になる情報がありましたら幸いです。
1.業務内容
業務委託契約書の冒頭あたりに登場するのが「業務内容」ですが、何気に落とし穴があります。「こんなつもりじゃなかった」「この業務まで引き受けるとは思ってもいなかった」といったミスマッチを防ぐためにも、必ず「業務内容」は目を通すようにしましょう。
私の実話を一部ご紹介します。
とある企業様の業務委託契約書ひな形には、「業務内容」として、このような記載がありました。
・〇〇業務
・××業務
・その他イレギュラー業務
どこが危険がお分かりになりますね。
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