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LIPHLICH『発明』の考察
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※初めにLIPHLICH考察から読んで頂けると解りやすいです。
発明で描かれていたものとは
このアルバムでは今までのサーカスのようなLIPHLICHの楽曲から新しいテイストの楽曲へとLIPHLICHの音楽の破壊と再生を表したアルバムになっている。
またLIPHLICH考察でも触れたようにウロボロスの輪には別のウロボロスの輪と重なってるポイントが存在する。そのポイントからやってきた存在こそInventor(発明家)でありInvader(侵略者)だ。
眠りに落ちた今までのLIPHLICHの世界を乗っ取りCLUB FLEURETでLIPHLICHが再び目覚めるまで存在し続けることになる。またCLUB FLEURETでLIPHLICHを目覚めさせたのはVLACK APRILなのだがこの説明はここでは省略する。
ジャケットデザインには12個の歯車と星。この作品を合わせて13の作品を指しているのだろうか。この作品のアートワークは新しいLIPHLICHの始まりを象徴するような白と黒と深い青が使われている。
ウロボロスの輪のサイクルにおいて作品が作られる事に色が足されていく印象がある。色とりどりにしたいはずなのに3色以上を混ぜすぎて茶色に濁らせてしまう。3原色が揃わず黒にも白にもなれない。
色の登場する歌詞の意味も先の作品で考察していく予定だ。
MVの撮影場所は新宿のキリストンカフェ(閉店)
発明家と侵略者の描写があり、発明家はティーカップでお茶を飲んでいる。このお茶は過去の作品の比喩でそれを飲み干した発明家は作品と共に眠りへと落ちていく。そして残された侵略者はスモークを浴びてLIPHLICHを乗っ取ることになる。
発明はトランプの数字では3に当てはめられる。
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1.発明家A
2.Give me Chill me Killing me
3.メランコリー
4.この密室よりくちづけを
5.二人の事件
6.SLAP TEA TIME
7.追憶
8.ロボトミー
9.アナグラムシティ
10.三原色ダダ
11.星
12.星の歯車
歌詞考察は後日追記予定