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この小説は若干単調でつまらないモノですが、オペラという音楽で成立する構成になり、スタエフのラジオの音楽と共に聴いて頂けると幸いです。無料にします。

序幕

序曲 インスト

題 カナリアの部屋

オケバンド、スターシード

天の国、惑星アトランティスは、クリスタル建築を中心として物質生産ではなく、精神生産を行う若い青い惑星だった。


精神生産とは、新しい魂や心を生産しており、巨大な渦巻きの雲をしており、その雲の渦巻きを清くするクリスタルのフリーエネルギーの機械があり、清められた雲の水蒸気の水の一滴が新たな魂を生む。


その仕事をする宇宙人は魂の年齢の高い者でしか出来ず、その一人の男をヘッファーと言った。


ヘッファーは前世、アウシュビッツの収容所にユダヤ人として捉えられ、神を信じて、輪廻転生を信じてこの世を去った。


そしてヘッファーの肉体は滅び魂はアカシックレコードの四次元空間を通り、霊魂のみとして惑星アトランティスに降り立った。


そのとき輪廻のひかりへの祈りの歌が笛とヴァイオリンとピアノによってこだました。


輪廻のひかりへの祈り


作詞ヘッファー(カナリア)作曲天の御使い(カナリア)

私たちが日々苦しむときもアナタ(ひかり)は我々を常に愛され

寛容な慈しみで私を見ておられる

何故ならアナタの魂の一部だから

例え、災いの日でも

例え、アウシュビッツのなかにいても

心の平安を得ることが出来るのだから

どんなときでもあなたはお見捨てにならないのだから

全ての先祖と魂の元に

全ては繋がっているのだから

そして生きることが真理そのものだからOh


寛容な慈しみで見ておられる

何故ならアナタの魂の一部だから


END

演奏ヴァイオリン天の御使いボーカル、ヘッファー

あの世の新しい子供たちは神様のことをひかりさんと呼んだのでこの名前が名付けられた。


そこにどうしても地球という星に生まれて生きてみたいと願う一人の魂の子供がいた。


「ひかりさん、地球に生まれたいのだけどどうすればいいの」


童顔のゴルトムントはひかりさんに質問した。


「地球は決して生易しい星ではないよ」


ひかりさんはゴルトムントに忠告するように言った。

ゴルトムントは尚もひかりさんに言った。


「どうしても地球に生まれたいんだ。どうしてそんなこというんだい」


ひかりさんは丁寧に穏やかに喋りだした。


「地球はこの星のように平和な天界ではなく、人々の争いは絶えない弱肉強食の世の中なんだよ」


ゴルトムントは驚くように言った。


「平和じゃないだって。誰でもあの青くて美しい星を見れば行きたくなるものだ」

題「ゴルトムントの嘆き」

作詞、ゴルトムント(カナリア)

作曲、笛を吹く子供の天使(カナリア)


Ah地球が恋しい

地球は美しく青々としてときめいている

凛々しい山並みは私を興奮させ緑には土風が流れている

海には潮風が漂いながら

深海魚や水面は青々としてひかりさんよ

何故地球に恋してはならないのか?

ひかりよ、教えてくれ

END

演奏、笛、子供の天使、歌ゴルトムント

ひかりさんは穏やかに言った。


「じゃあ、地球の人間てやつに生まれ変わりたいんだね」


ゴルトムントは答えた。


「うん。生まれ変わりたい」

ひかりさんは笑みを浮かべて穏やかに言った。


「じゃあ、生まれ変わりなさいその前に」


母なるひかりさんは忠告するように言った。


「運命と宿命と天命を決めなさい」


ゴルトムントは言った。


「詳しく教えてください」

ひかりさんは言った。


「宿命とは予め定まった人生の青写真でこの世(死後の世界)で決めることが出来ても、地球では決して変えることが出来ない」


ゴルトムントは質問した。

「では運命とは?」


ひかりさんは詳しく説明しだした。


「運命とは宿命と宿命の間にある人生の期間のことをさし、宿命とは異なり自分の意志で変えられる人生を運命という」


最期にゴルトムントは質問した。


「天命とは何だい」


「人生に化せられた究極の使命、または人生最期のときのことをさす。さあ、お決めなさい」


ゴルトムントは地球の貧しい都会のマンションにいる男と女を指差した。


「この二人の息子になりたい」


ひかりさんは言った。


「私はアナタのお母さんのお腹の中にいる神様。生まれる前に君に教えておきたい歌がある」


題、お母さん

作詞ひかりさん(カナリア)作曲ひかりさん(カナリア)

全てを包みこみ

全てを飲み込む。

全てを育み

全てを抱きしめる。


お母さんのお腹の中で

大海原のお腹の中で

僕は神様に包まれていた。

私はひかりに包まれていた。

ひかりはとても穏やかでポカポカ温かくて


僕はとても澄んだ空気のなかで(身体は)とても軽かった


人は穢れを積み重ねて

生業を積み重ねて


身体がどんどん重くなって行く


どんどん瞳が霞んで行く


人生に嫌になって

穢れから自分が嫌になる


どんどん汚れて行く

どんどん瞳が霞んで行く



それでもねぇアナタはひとつの大切生命だから


アナタもどこかでおかあさんを

叫び続ける


悲しい瞳で叫び続ける

お母さんって


愛そうよアナタのお母さんを

愛そうよアナタの光を


愛そうよ 誰かが決めた私ではなく

本当の自分自身を


END

演奏、歌ひかりさん、ギターひかりさん

そのとき惑星ムーから飛んできた一つの魂ナルチスがゴルトムントが人間に生まれ変わる前に言った。


「君は新しい銀河の魂を持った子供だ。新しい銀河の魂を持った子供たちは厳しい地球の環境でもがいて頑張っている。君も頑張ってね」


題 スターシード

作詞ナルチス(カナリア)

作曲白鳥姫(カナリア)


全てが必然で愛を知るために生まれてきた

全ての人々が魂を学びに生まれて来た


心の傷と向き合う中で

心の苦しみと向き合う中で銀河の子供たちは正直に心の声を伝えてる


現実に立ち向かい勝利を得たい

地球を輝かすために生まれてきた

苦しみを抱き締めて克服したい

勝利の女神を今懐に抱いて

心の傷と向き合う中で

心の苦しみと向き合う中で銀河の子供たちは正直に心の声を伝えてる


立ち上がれ 魂たちよ

立ち上がれ 清き魂

立ち上がれ 魂たちよ

立ち上がれ 清き魂


光に祝福されながら生かされながら

大空の星の喜びを今噛み締めている


光に祝福されながら生かされながら

大空の星の奇跡の喜びを今噛み締めている


END

ギター白鳥姫、ボーカル、ナルチス、こうして、ゴルトムントは地球に生まれてきた。


第一章 幕ノ内 悠

序曲 インスト

題 家路

作詞 カナリア

作曲 カナリア


幕ノ内悠という男の子がいた。一人目立って勉強が出来なく子供たちからよく苛められていた。


また、ADHDという障害を抱えていた上、多動で教室でも机の片付けが苦手だった。

「僕はいつもドジをして物思いに耽り他のことに注意散漫になってしまう。まったく整理整頓がつかない。困ったものだ」

幕ノ内は当時一人だけみどりのかばんだったので苛められ、学校から帰宅の途中、へそを曲げてこの曲を作曲した。


題 みどりかばん

作詞幕ノ内悠(カナリア)

作曲幕ノ内悠(カナリア)


みどりかばん

誰もいないみどりかばん

みどり かばん


END

ギターヴォーカル幕ノ内

「また幕ノ内は宿題を忘れたのか?こんな調子じゃ内申に響くぞ」


教室は悠に叱った。


「わはは」


生徒たちは笑った。


幕ノ内は心のなかで思った。この学校では心許せる人などいない。

皆同じような生徒たちに見える。

そんな中であった。

一人の綺麗な女の子が教室の窓を見上げていた。

幕ノ内はまた鼻歌まじりに彼女へのラブソングを密かに作った。


題 Lovly 24(合唱)

作詞幕ノ内悠(カナリア)

作曲幕ノ内悠(カナリア)


皆 同じ服Lovly 24

皆 携帯待ち Lovly 24


Lovly 24

Lovly 24


主婦はワイドショーの喋りっぱなし

皆世間話 Lovly 48


Lovly 48

Lovly 48


親父はスポーツ新聞電車のなかで夢中で読んで捨てる

Lovly 60


Lovly 60

Lovly 60


移り変わる社会

円高ドル安

円安ドル高

円高ドル安


END

ギターヴォーカル幕ノ内

幕ノ内は真の友人が欲しかった。しかし、その生徒は一つの約束も守らず、プロレスごっこで幕ノ内を苛め、また、その生徒の友人とグルで性的な苛めを幕ノ内にした。

「子供らはいつも用意周到な罠を仕掛けてくる。騙されてしまった。俺はまたまんまと罠にはまってしまった」

大人も生徒も信用出来ないなか、その女の子の前だけでは素直でありたいと多感な青春を過ごした。


題 未成年

作詞 幕ノ内悠(カナリア)作曲 カナリア


失意の裏切りにあったとき嘘をついた人間に腹を立てた


たった一つの誓いも守れない人間が許せなかった


穢れたくないさ絶対に

あんな人間みたいに

そう思った10代前半今を生きるのに精一杯だった


まだ俺は今自分にナイフを突きつけている

壊れかけた日常 魂の奥で叫んでいる

ささやかな日常が欲しいと思ったとき

俺の心は脆く崩れ去ろうとしていた


何もかもくだらないと思った

信じれるものは何もないとただお前の前だけでは素直になろうと思った


まだ俺は今自分にナイフを突きつけている

壊れかけた日常 魂の奥で叫んでいる

ささやかな日常が欲しいと思ったとき

俺の心は脆く崩れ去ろうとしていた


決められたレールの上を歩いて

決められた社会の上を歩いて

文句の一つも言わずにただ歩いていく虚しさ

あるがままでありたいと思うから俺は社会で傷つく

だから何も言わずにただ服従した


人生はサバイバルのようだ明日にしがみつくだけで精一杯

今日すらまともに生きれやしない

俺は神の前で落第者さ


まだ俺は今自分にナイフを突きつけている

壊れかけた日常 魂の奥で叫んでいる

ささやかな日常が欲しいと思ったとき

俺の心は脆く崩れ去ろうとしていた


狼は今社会にナイフを突きつけている

壊れかけた日常

心の傷が叫んでいる


まだ俺は今自分にナイフを突きつけている

壊れかけた日常 魂の奥で叫んでいる

ささやかな日常が欲しいと思ったとき

俺の心は脆く崩れ去ろうとしていた


END

ギターヴォーカル幕ノ内

塾の帰りにとあるキリスト教徒のクリスチャンが駅の改札口で聖書を読みながら説教をしていた。

「聡明な子供よ。君にこの聖書をあげよう。教えてあげよう。この本は永遠のベストセラーだからだ」

そのクリスチャンは魂を悪霊に奪われることを恐れていた。


題 Bihth your Dream

作詞 クリスチャン(カナリア)

作曲クリスチャン(カナリア)


夢にまったく幻滅しちまった

それは殆ど満たされているから


幻の夢より新鮮な生きる感動(よろこび)が僕には欲しい


そこら辺の小さな誘惑から一つずつ打ち勝って行こうこの世の荒波に飲み込まれる前に

小さな一歩からはじまるんだ


Bihth your Dream

キミの魂が奪われる前に


Playr God

キミだけの神様を抱きしめろ


Bihth your Dream

夢(神)を描くことは自由だから


Playr God

誰にも染まっちゃいけないぜ

誘惑(サタン)から


END

ギターヴォーカルクリスチャン

塾の帰りたまたま説教をしているクリスチャンを見かけた幕ノ内は、突如そのクリスチャンに聖書を貰うこととなる。


聖書の一節にあなたの両親を敬いなさいという一節があった。


高校生になり、苛めがなくなり、幕ノ内にも小暮という友達が出来て彼にギターを教えてもらい作曲してストリートライブをした。

「小暮君、君と僕でストリートライブをしないかい。僕の作った曲を一緒にツインでギターを弾いて歌おう」

そのとき初めて作曲した曲は聖書の一節の両親に対する敬いと祈りとそれによる四季の歌だった。


題 素晴らしき旅~Perents~

作詞、幕ノ内悠(カナリア)作曲、幕ノ内悠(カナリア)

素晴らしき旅路の果てに

僕は見つけましたふるさとの愛を


Thanks for your love

Thanks for your love


今 木漏れ日は穏やかに包まれて

今 花びらが胸の奥に


深く息づいている

母への想い


溢れるような日差しを浴びて

今 トキメキを噛みしめながら


緑を愛し、根を肥やしながら

慎ましく暮らしながら共に生きる喜び


果てしなき大地の中で、僕は見つけました父への愛を

Thanks for your love

Thanks for your love


今、侘しさが胸の奥に

今、木枯らしが風と共に


深く黄昏に包まれて


溢れるような母への想い

今、夜空を見上げながら



遥かなる銀河の祈り

僕ら故郷の懐かしき想い


遥かなる旅路の果てに僕は見つけました親への愛を


Thanks for your love

Thanks for your love


END

バンドMind幕ノ内、小暮

小暮は幕ノ内に言った。


「凄いよ。幕ノ内君、君は作詞、作曲共に天才だよ」

ストリートライブは殆どの人が見向きしなかったが、幕ノ内の心は晴れ渡り、川辺りで中学時代まで猜疑心にとらわれていた辛さを歌にした。


題 夕日の滲む丘


誰にも負けないって張り詰めて突っ走ってた


思いと裏腹に塞ぎぱなし

Uh


行き場のないような猜疑心で突っ走てた


傷ついてた

傷ついてた


一歩ずつ癒して行こう


ラララ

トゥトゥトゥ


Ah 僕たちは苦しみを乗り越えて

生きる意味を探しに心の旅に出るのさ


ラララ


トゥトゥトゥ


愛想をつかして眼は泳いだまま

本当の自分を誰にも打ち明けられずにいる


夕日の滲む丘で心がキュンと痛い


泣いている

泣いている


心が一杯だった


ラララ


トゥトゥトゥ


Ah 愛はきっと苦しみをわかち合う

大切な 大切な

絆を深めあう


ラララ


トゥトゥトゥ


Ah 僕たちは苦しみを乗り越えて

生きる意味を探しに心の旅に出るのさ


Ah 愛はきっと苦しみをわかち合う

大切な 大切な

絆を深めあう


ラララ


トゥトゥトゥ


END

バンドMind幕ノ内、小暮


とある日、幕ノ内悠は自分はミュージシャンになるんだと父親に言い張り喧嘩することになる。


「何で好きなことさせてくれないんだばか野郎」


悠は父親に怒鳴った。


「お前は現実の厳しさを知らないんだ」


父親と掴み合いの喧嘩の末、警察を母親が呼んで、幕ノ内悠は精神病院に入院することになる。


そのときとある異性への憧れをメルヘンチックな妄想に歌にした。

「ああ、何処に僕の運命の女性がいるのだろう。ベッドのカーテンごしには悪口が聴こえる。これは幻聴なのか?そうでないのか?」

病院のカーテンごしで悪口が聴こえたので、悠はそれを幻聴だと錯覚した。季節は秋だった。


題 秋のメリーゴーランド作詞 幕ノ内悠(カナリア)作曲 幕ノ内悠(カナリア)

ポツンポツンと雨が落ちるポツンポツンと涙が落ちる

切望の窓を叩いて

悲しく回るよ

メリーメリーゴーランド


ポツンポツンとイチョウが落ちて

ポツンポツンと紅葉が落ちて


辺りはいつか寂しくなり

かじかんだ手で手を擦り会わせる


間奏


いつ何処で君を探したらいい

いつ何処で君を探したらいい


僕の目は灰色になったままで

寂しいよ 寂しいよ


今日もキミの夢を見なかった


此処は精神病院

硝子細工の時を消してUh


此処は精神病院

硝子細工の時を消してUh


僕の幻聴が幾ら嘘を言ったって


君はいつもあの頃のまま何も変わらないじゃないか


君は相変わらず皺が出来てないし


僕は(自分の心のなかは)白髪のおじいちゃんだっていうのに


Ah 何て君は美しいんだ

何て君は美しいんだ


あの頃のまま何も変わらないじゃないか


回る回るメリーゴーランド

朝になって小鳥のさえずりが聴こえる


Ah 何て君は美しいんだ


あの頃のまま何も変わらないじゃないか


回る回るメリーゴーランド

朝になって小鳥のさえずりが聴こえる


ああなんて静かなんだ

僕は君を忘れない


このとき、幕ノ内悠は体調を崩しており、まともな思考や歌詞がかけないでいたが、入院して三食ご飯を食べて、元通りになった。


幕ノ内悠は再び高校の小暮の元に戻り、ふたりでやはりストリートライブをした。


そんなときまた一人のクリスチャンが現れた。

風流フォーレである。「僕は最初、神を信じきれないクリスチャンだった。私の母の前だけでは神を信じれた。」

風流フォーレは「明けない夜はない」と自分で書いた小説を幕ノ内に渡した。その小説のないようは聖書に忠実に後ろのものや過去の栄光にしがみつかず前を向いて前進していこうという内容だった。


幕ノ内は感銘を受けてひかりあるうちひかりのなかを歩めという曲を作曲した。

題 ひかりあるうち

作詞、幕ノ内悠(カナリア)作曲、幕ノ内悠(カナリア)

ひかりと闇の戦に巻き込まれることなく

自分の魂をしっかりもとう

赦し愛する事をあの星は伝えてるから

一人ぼっちだなんて思わないで


傷ついたアナタは人の痛みがわかる

そんな僕やアナタでいたい

想像してごらん

明けない夜はないんだってことに

キミが希望を捨てない限りそれは訪れるよ


想像してごらん

ひかりに出来ないことはないんだってことに


心の戦に身を置くことなく

ひかりあるうちひかりの中を歩め


ひかりあるうちひかりの中を歩め


僕はひかりなんてないんだってずっと思っていた


孤立と暗がりのなかで


赦し愛することをアナタから教わったから


もう一人ぼっちだなんて思わない


優しいアナタは人の痛みがわかる


そんな僕やアナタでいたい

想像してごらん

野に咲く花が美しいように

アナタの心が美しくなれることに


想像してごらん

全てはひかりから生まれたってことに


闇の戦に巻き込まれることなく


ひかりあるうちひかりの中を歩め

ひかりあるうちひかりの中を歩め


END

バンドMind幕ノ内、小暮

ピアノ風流フォーレ

そしてとある日、橋の上で自転車をこいでいたとき飛び降りようとしている少女がいた。


彼女の名前を夕渚カノンと言った。


第二章 夕渚 カノン

序曲インスト

激情の人

作曲 風流フォーレ(カナリア)

演奏、オルガン、風流フォーレ

東京の田舎の団地の一軒家に大学生になる一人の女の子が暮らしていた。


「食べないと心の隙間を埋められない。だけど食べたものを吐いてしまう。何故人間は3食食べなきゃいけないの?意味がわからないわ」


夕渚カノンはその悩みを誰にも彼氏の前でも打ち明けられずもがき苦しんでいた。

彼女の趣味はカラオケと自作のピアノで遊ぶことだった。彼女は密かに女心を歌にしていた。


題 シグナル

作詞夕渚カノン(カナリア)作曲夕渚カノン(カナリア)

私のココロは閉ざされたままで君のその指も触れられない

酷くまどろんだこの部屋の中で

私のココロは閉ざされてしまう


どうか怒らないでちゃんとして

あたしの棘が突き刺す前に

貴方のその鈍った笑みに

私が消えてしまわぬように

夢の彼方に貴方は居て

暗闇に包まれた中でときは過ぎて行く


視界を越えて


果てしない空が

私を遠くへ誘う


Far away


僕の烙印は裁かれたままで獣のように静かに怯える


明日のない日々に異国をさ迷う

温い血の味に身を委ねる


鐘の鳴る音が聴こえる

私はまだ準備出来ずに


十字架を背負わされ歩く

君のその肌に触れずに


僕の傍らに君は居て

ココロの中で君は幾つもの形に変わる


暗闇を越えて


果てしない空が

私を遠くへ誘う


Far away


果てしない空が

私たちを遠くへ誘う


Far away


END

ガットギターヴォーカル夕渚カノン「君とはもう付き合えないんだ。ごめんよ」


大学の男子学生は言った。

「何ですって。ショックで立ち直れない。立ち直れない」


夕渚カノンは涙を流しながら、男子学生は去って行った。


その夜、カノンはリストカットした。


精神科医には「摂食障害です」と言われた。


精神薬を初めて飲み、極度の鬱になってしまった。


題 モノクロの世界


どうしてこんなに弱くなったの(足が)宙に浮いたまま

自分が見えないよ

生きるのが苦しい


全ては闇の檻の中

ただひたすら眠れるときを待つ

座しては徘徊しながら


Ah Ah


助けてくれと叫べない

自分が破壊されて行く

漠然とする未来の砂漠に


おののきながら

戸惑いながら

必死に生きて

震えながら

もがきながら

鬱をさ迷ってく


(語り)

「認められたいから掟を侵した切望の夜。身体を染めていく幾つもの偽善たち。押さえ込まれた感情をしまいこみながら」


皮膚の奥から

入り込んでくる虚しい足跡

麻痺して行く心は

狂いそうになりながら


デジタルの世界に

希望(ほし)を打ち砕かれて行く


飛べない鳥


心の自由を望んで

心の平安を望んで

飛べない鳥は旅に出る

傷ついた羽をちらつかせながら


飛びたい

飛びたいと


病室のベッドで


飛べない青年は旅に出る

ピアノヴォーカル夕渚カノン

END

「手首を切ることでスパッと快感が走るの。そして自分を確認するの。痛みを感じる嫌悪感と共に」

夕渚カノンはリストカットする日々が続いたがじじょに鬱は解放に向かい恍惚感を感じていた頃彼女はギターでさりげなくこの曲を歌っていた。


題 神は涙のように

作詞夕渚カノン(カナリア)作曲夕渚カノン(カナリア)

向日葵の花が明るく微笑んで咲いている

ボクはどこで何を求めたらいいのだろうか?


ボクは妙に愛に臆病になりキミを愛することにもこんなに胸が痛い


煙に埋もれた灰皿を見て

手首に刻んだ傷跡を見て

見て


幻を見て 赤く染まってく手を見て

それでも雑草のように這い上がりたい


幻じゃなく


儚き命のように朽ちるまで生き続け

この身を絶やすまで捧げる

傷つくだけ傷ついてわかった筈なのに

何度も同じ答えを探してる麻酔のように

溶けながら


Recover in my self

神は涙のように


Recover in my self

震えるように抱き締めて


Recover in my self

神は涙のように


Recover in my self

震えるように抱き締めて



煙に埋もれた灰皿を見て

手首に刻んだ傷跡を見て

見て


幻を見て 赤く染まってく手を見て

それでも雑草のように這い上がりたい


幻じゃなく


儚き命のように朽ちるまで生き続け

この身を絶やすまで捧げる

傷つくだけ傷ついてわかった筈なのに

何度も同じ答えを探してる麻酔のように

溶けながら


Recover in my self

神は涙のように


Recover in my self

震えるように抱き締めて


Recover in my self

神は涙のように


Recover in my self

震えるように抱き締めて


Uh


END

フォークギターヴォーカル夕渚カノン

うつから丁度解放に向かった辺りだろうか。カノンの心のなかに自殺願望が芽生えてしまった。


常にお道化しながら生きて行くつらさを歌にしていた。


そして遂に橋の上から川へ飛び降りようとした瞬間、自転車から身を乗り出して彼女の腕を掴んだ男がいた。


「自殺はいけない。生きていれば良いことが必ずあるから。」


「ダメ、放してあたしは死にたいの」


男は力ずくで彼女を橋の下から引きずりあげた。


途端に彼女の自殺願望は失せた。


男の名前を幕ノ内悠と言った。


「話なら聴いたあげるよ。だから死ぬのはよそう」


題 秘密のペルソナ

作詞カナリア

作曲カナリア


心を押し黙ったままで

強く生きて来た


人に弱いところを見せずに仮面を装っていた


綺麗事を言う神様なんて

信じられなくて


全ては偽りだと信じて

憎んでいた


未来に期待が持てず

夢や希望を諦めてたね


どうか自分を責めないで欲しい

貴女(アナタ)は頑張ったのだから


人を知れば誰もが悲しいとボクも思った事があるよ


自分で納得できなくても

貴女(アナタ)はよく頑張っているよ


理想と現実の狭間で苦しんでいるのは


自分だけじゃなく そう 皆だから


どんな羨ましい人でさえとめどもなく悩みは付き物だから


まずは自分を抱き締めてみよう

ありのまま

どんな未熟な自分でさえも

手に終えない程の荷物はそうさ空に明け渡してみよう

一人で生きて行くのは辛すぎるから

明るく生きようと思った

その実、苦しんでいた

誰よりも傷ついていた


例え過去がアナタを縛っても

アナタは懸命に生きている

どうか自分を褒めて欲しい誰よりも愛していると


LOVE MYself


LOVE MYself


END

演奏、ギターヴォーカル、カナリア

「それで君はキリスト系の大学へ行きながら神を信じきれず、食べ物を上手く食べられず、心を病んでねくらだってことを誰にも悟られたくなかったんだね」


夕渚は涙を流しながら

「うん」


と答えた。


「でも自殺は行けないよ。完璧な人間にならなくていいんだよ。ありのままの自分を受け止めて愛してあげて」


幕ノ内はカノンにそう言った。


「うん。ありがと」


夕渚カノンは部屋に戻り静かにふと自分を抱き締めた。


涙が溢れて止まらなかった。


カノンは自分に対する謝罪の曲を作曲した。


題Im sorry

作詞夕渚カノン(カナリア)作曲夕渚カノン(カナリア)

誰も心許せる人など

見当たらなかった


まっ暗闇の心の慟哭に

涙も枯れて


母なる大地に夢を託して

儚く薔薇今日も散り


怖さに震えた夜

アナタの懐に抱かれていたい


赦し愛するひかりを

かけがえのない灯火を


真心と温もりを

罪ではなく平安を


Im sorry ゆるしてください 本当の本当に

アナタ(自分)は辛かったから

Im sorry ゆるしてください 本当の本当に

私の全てで祈らせて


本当の本当に辛かったと

本当の本当に辛かったと


永遠に変わることのない聖霊たちに

質素な道端の仏さまたちに

本当の本当の真実を抱いている全ての人に


Im sorry ゆるしてください 本当の本当に

アナタ(自分)は辛かったから

Im sorry ゆるしてください 本当の本当に

私の全てで祈らせて


本当の本当に愛していると本当の本当に愛したい


END

キーボードボーカル夕渚カノン

福祉施設に行ったカノンと母は精神保健福祉士にアドバイスを受ける。


「一般の健常者のように頑張れなくても本人は薬飲みながら一生懸命頑張っています。余り叱咤しないでください。寄り添い、慰めて下さい。小さな軽いステップから始めましょう」


夕渚はそう言われ母親に初めて悩みを打ち明けることが出来た。


そして二度と自ら命を絶とうとしない為にこの曲を作曲した。


題I For you 祈り

作詞夕渚カノン(カナリア)作曲夕渚カノン(カナリア)

そんなに自分を責めないでアナタは頑張っていた

知らないでしてしまった過ちに

自分を責めたりした


ボク(あたし)が抱きしめてあげるから

ボク(あたし)の全てでアナタを愛してるから


行かないで欲しい

アナタはすごく優しいから助けを求める大切さを本当は知っているから

でもそれがどこにあるかわからず

アナタは頑張っていた


どうか今日は羽休めて

今日頑張っただけでもすごいの


I For you アナタの為だけに祈らせて

you are beautful mindアナタは優しいから


どうか生きて欲しい

どうか生きて欲しい


生きて 生きて 生きて

生きて 生きて 生きて


I For you アナタの為だけに祈らせて

you are beautful mindアナタは優しいから


どうか生きて欲しい

どうか生きて欲しい


生きて 生きて 生きて

生きて 生きて 生きて


you are beautful mind


you are beautful mind


I For you


LaLala


ENDキーボードボーカル夕渚カノン


「心に傷を負っている障害者は私だけではないのね。この場所では皆が仲間だわ」

様々な障害者が集まる福祉施設で夕渚は差別や偏見や戦争や対立や貧困のない世の中に対して祈りの歌を作りたい思いにかられた。


題 Tear of you

作詞夕渚カノン(カナリア)作曲夕渚カノン(カナリア)

差別や偏見で苦しむ人に

私は何が出来るのだろう


自分のことで精一杯で

見過ごしてきたかもしれない

私は今争うことを辞めたい

Tear of you アナタの苦しみ嘆きを抱いて

Tear of you 悲しみを優しく癒したい

Tear of you 赦すことから全てが始まる

Tear of you アナタは全てを愛せるから


争いあうよりも 分かち合うことが


少しでもアナタを平安に導きたい


I For you 本当に傷ついてたね


Tear of you 争いあうよりも

Tear of you 分かち合いたい

Tear of you 対立することよりも

Tear of you 分かち合いたい


Tear of you


Tear of you


Tear of you アナタの苦しみ嘆きを抱いて

Tear of you 悲しみを優しく癒したい

Tear of you 赦すことから全てが始まる

Tear of you アナタは全てを愛せるから


lalala


END

キーボードボーカル夕渚カノン


第二章続き

幕ノ内悠はライブハウスONEストリートでトーナメント線でライブして戦っていた。

「ここのライブハウスではワンステージで小暮君なしで歌わなければならない」

そのとき、一人の女性夕渚カノンのピアノの弾き語りを聴いて始めてあのとき橋の上で助けた女性だと気づいた。

「なんて美しい旋律なんだ。この鍵盤の音がたまらない」

余りにも甘美な癒しのマイナー調の美しいピアノの鍵盤の旋律と彼女の声に幕ノ内は初めて惹かれた。


題 マリア

作詞夕渚カノン(カナリア)作曲夕渚カノン(カナリア)

見ることも聴くこともない不義によって虐げられた貧しき民


悲しみが飛び交っていた

朽ちるまで働き続けた


血の滲むような苦しみを

気の遠くなるような月日を

アナタは背中に抱いて

切望の夜を過ごした


本当の孤独と不安をこの痛んでいる地球に


本当の苦しみを抱え

今も争いの絶えない世の中で


時と空間を越えた永遠に置いて


マリア マリア マリア

マリア マリア マリア


アナタが光を望んでいることを知って

今望んでいるものは心の潤い

本当の本当の悲しみに

生きる孤独に


木枯らしに心が震え

心が粉々にされる苦しみを

抱き締めることが出来るなら Ah Ah


優しさと潤いを

心の平安を望んでる


全ての人に分け与え

心をわかち合う優しさを


涙を抱え痛みを抱え貧しさを抱え


温もりのままのアナタを抱いているから私は苦しむ程優しくなれる


血の滲むような苦しみを寂しさを抱え


アナタを抱き締めたい

本当に苦しかったから


アナタが


抱き締めたい

もう一人で歩まなくても済むように

もう二度と逃げないでいいようにアナタが


輝く生命(いのち)の芽生えが


そこにいるから


マリア マリア マリア

マリア マリア マリア


END

演奏、ピアノヴォーカル夕渚カノン

幕ノ内悠はそのとき夕渚カノンに一目惚れした。


幕ノ内は勇気を持って夕渚カノンに言った。


「貴女のことが好きです。付き合って貰えませんか」

カノンは頬を真っ赤にしながら


「あのときはどうもありがとうございます。アナタの歌が聴きたいです。アナタが好きです」


そう言われた。


二人は恋に落ちてバンドを組み一年が立ち、幕ノ内はカノンにラブソングをプレゼントした。


題 Endless love

作詞、幕ノ内悠(カナリア)作曲 幕ノ内悠(カナリア)

時の流れが儚いように

何かをてに入れたとき瞬く間に消えて行く


だけど変わらないものがあるとすれば

それは愛


だけど変わらないものがあるとすれば

それは愛


Endless love Endless star for you


Endless love Endless star for you


In the sky the blue sea there is a lot of memory

Are you still like in the deep sea


there is a lot of in your love


Even if the any hard sip

Even if the any hurt


I can become strong beforeyou

Endless love Endless star for you


Endless love Endless star for you


和訳

(空の中に青い海が見える。そこには沢山の思い出がある。君はまだ深海にいるのかい。沢山の貴女の愛が其処にある。例え沢山傷ついても、例え厳しくても、僕はキミの為に強くなれる終わらない愛、終わらない星を貴女に、終わらない愛終わらない星を貴女に)


END

ギターヴォーカル幕ノ内悠

二人ともバンドでプロになるために学業を辞めてアルバイトに専念する。

幕ノ内は言った。「同棲しよう。そしていつか二人でプロになろう」夕渚は答えた。「ええ、貴方について行きます。一緒にプロになりましょう」

題 Work


立ち上がれ keep on working

立ち上がれ working stone

雨に濡れても

風に打たれても


Keep on working heart

輝ける汗のしぶき


Keep on working heart

Keep on working heart


輝ける虹の橋


Keep on working mind

Keep on working mind


Lovly 24 Lovly 24

バンドMIND,ギターヴォーカル幕ノ内、ベース小暮、キーボード夕渚カノン


とある日、アルバイトで疲れはてた幕ノ内と夕渚は突如道端でUFOをみた。


その日から、サトラレの集団ストーカーのような錯覚に陥って、町をむやみに歩けなくなった。


二人(幕ノ内と夕渚カノン)とも精神薬を服薬しており、精神病院を退院して間もなかった為に身体を壊して再度入院してしまった。


第三章 東大和拳


序曲 田舎侍(インスト)

作曲 東大和拳(カナリア)演奏、神風バンド

不良でヤンキーの東大和拳ほど熱い男は居なかった。

彼は和を重んじ西洋っぽい雰囲気を毛嫌いした上、クラシックが嫌いだった。


バイクのリーダーだった彼はピアノとドラムが叩け、作詞作曲が出来た。


彼はこの国(日本)を愛し、その愛国心は誰にも負けなかった。

「俺はこの国日本を愛し侍魂を愛している。日本の男に敵う奴はいない。いない筈さ。」

彼が初めて浪曲の為に作曲した曲があった。


題 夜の汽笛

作詞、東大和拳(カナリア)作曲、東大和拳(カナリア)


侘しさに時の流れ

季節巡り煙管を吸う


母なる知恵を叡智の泉へ

無常の流れよ世の常よ


悲しみに暮れる世の中

生きる希望も何もなく


大和の知恵を叡智の泉へ

平和を願う泉の里へ


苦しみに暮れる灯火

雑木林の明日の世は


出雲の知恵を叡智の大地へ赦し乞う 無力さよ


母なる知恵を叡智の泉へ

無常の流れよ世の常よ


END

演奏、神風バンド、ギター東大和拳ヴァイオリン流星ヴォーカルみどり

東大和拳はネットの2ちゃんねるで「日本人たるもの。働かざる者、食うべからず」という書き込みをした。

題 自分で生きて行く

作詞 東大和拳(カナリア)作曲 東大和拳(カナリア)

いつまでも子供のままで

居られない虚しさが

木枯らしとなって胸を射抜く

誰も助けてはくれないと

気付いてからではなくて

生きてることに悔しいなら

生きてるよりも

生きて行こう


自分の道は自分で生きて行こう

束の間の甘えを惜しむより

自分の道は自分で歩いて行こう

誰かに仮を作るよりも


誰もが当たり前のことに

慣れすぎてはいると思う


だけど避けては通れない茨の道

誰かが微笑みかけたなら

微笑み返すゆとりが欲しい

人は一人で生きていけない

生きてるよりも

生きて行こう


自分の道は自分で生きて行こう

束の間の甘えを惜しむより

自分の道は自分で歩いて行こう

誰かに仮を作るよりも


生きてるよりも

生きて行こう


自分の道は自分で生きて行こう

束の間の甘えを惜しむより

自分の道は自分で歩いて行こう

誰かに仮を作るよりも

演奏、神風バンド、ギター東大和拳ヴァイオリン流星ヴォーカルみどり



そうしたら「君はフリーメーソンという存在を知っているか?」


という書き込みがあり、「知らん」と答えると、「ヨーロッパを拠点として世界を裏で支配している女子障害者禁制の石工職人団体を中心とした組織だ」と書き込みがあった。


東大和は言った。

「フリーメーソンの対抗馬は」


そう書きこむと、URLが出てきてクリックすると、「ひふみ神示」とホームページが出てきた。


「ひふみ神示?聴いたことがないが八百万の中心の太神らしい」


そう東大和は思った。


(富士は晴れたり日本晴れ

都の洗濯 雛の洗濯


今度はどうも堪えてくれぬというからそのつもりでかかってこい


口と心と行いが揃ったことを命(みこと)という


洗濯結構、まともからでもどこからでもかかってこい)


「これがフリーメーソンに向けられた言葉なのだな」

東大和はそう思った。


そのとき「○○市の東大和拳。喧嘩上等。神奈川の○○市の山奥の菩薩峠でバイクでお前を待っている」


という幻の書き込みが確かに東大和拳の目に映った。

「上等だ。今から首を洗って待ってろ!ぶっ飛ばしてやる」


と東大和は書き込んだ。


このとき、東大和はひふみ神示に影響を受けて仏様に向かって祈る曲を作っていた。


その日は真夏の日だった。

題 鎮魂歌

作詞 東大和拳(カナリア)作曲 東大和拳(カナリア)


真夏の底の青春は

甘酸っぱい香りがする

痣身の傷を刻んだ心は

苦い味がする


油でり

蝉時雨

悔恨はしょっぱい味がする

雷鳴が鳴り響き夕立が降り心には激しさに炎が灯る

玉響に聳える虹色の艶

心には切なさに祈りが宿る

赤子の心のように

磨かれた心になりたい


幼子の瞳のように

清らかな心になりたい


磨かれた輝石のように

しのべは実りとなる


秋風が吹き荒れ漁り火灯り心には侘しさに涙が宿る


玉響に聳えるかがり火灯り心には倹しさに風情が宿る

END

演奏、神風バンド、ギター東大和拳ヴァイオリン流星ヴォーカル、ヒロト


バイクに一人乗り海辺の山奥の菩薩峠に着いた東大和拳であったが、そこには不良グループはおらず、山沿いを探している最中に精霊に出くわした。


精霊は公家の小人の姿をしており、拳がおっかけるとするするとすばしっこく逃げて行った。


拳が小人の公家を追っかけている最中、拳は足元を滑らせ岩の洞穴に入り込んでしまった。


洞穴の洞窟の中は核戦争でシェルターの中で生活している時代の日本のようだった。


人工知能で動くロボットのような幻影がいた。


其処に一冊の本があった。

ひふみ神示の予言の本であった。


そのとき雷鳴が鳴り響き雲間から神が舞い降りてきた。


それは6日間続いた。


第一日目の朝に神は弥勒菩薩こと天照大御神であった。


題 燃える日輪

作詞 東大和拳(カナリア)作曲 東大和拳(カナリア)

古の天つ国 照らして下さい我らの御霊を


畳なづく山々に陰国

陽炎の立つ日輪よ


勾玉通し玉飾り

麗し恩寵の姫君よ


誠の真心持ちて

御世に尽くします


古の天つ国 照らして下さい我らの御霊を


海は清きて澄み渡り

我魂真から鎮めれば

無明の灯火 鐘の音が

胸の奥から こだまする


誠の道を誤らず

御世に尽くします


古の天つ国 照らして下さい 我らの御霊を


END

演奏幻のバンド、ボーカル卑弥呼ギター東大和拳

卑弥呼は言った。

「高天のがはらは宇宙全体の中心。日本は世界の中心。日本に世界の磁石が向くようになっております。」

二日目の昼にイエス・キリストことスサナルの尊が現れて須佐という男が言った。


「牢獄を無くす。働きたくないものも働きたくなる弥栄の世にする。タバコも酒も自由に作らせる。将棋博打無くすぞ。清らかな富がみのる喜びの世となる」


題 黄泉帰りの剣

作詞 東大和拳(カナリア)作曲 東大和拳(カナリア)

全ての源は アナタの中にいた

全ての源は アナタの子でいた


人は罪の子であらず喜びの子であることに


すぐのおかげでなく巡り果たして実りとなる


永き時の中で寂しさは肥やしとなり

傷も心の痛みも洗い流して肥やしとなれ


全ての源は アナタの胎にいた

全ての源は アナタの子でいた

永き時の中で寂しさは肥やしとなり

傷も心の痛みも洗い流して肥やしとなれ


主よ 憐れみたまえ

イエスよ 憐れみたまえ


主よ 憐れみたまえ

イエスよ 憐れみたまえ


END

バンド幻のバンド、ボーカル卑弥呼、ギター須佐ベース月姫、ドラムピアノ東大和拳


三日目の夜に月読尊が現れて言った。

月姫は言った。

「この世は天子様の世となれる」


題 今宵の明かり

作詞、東大和拳(カナリア)作曲、東大和拳(カナリア)


水みずしいひこばえ

まばらな下萌え


ウグイスのささなき

牡丹とリボン


のんさま手を合わし

竹取 かぐや姫

有明西に


美し陽炎放つ茜色の空


涙のように潤むように

アナタ恋しい今宵の明かり

ふわりと浮かぶ雪模様

アナタ麗し今宵の明かり

演奏、幻のバンド、ギター須佐、ピアノ東大和拳、ボーカル卑弥呼


四日目の朝に此花咲耶姫が現れて言った。


「霊峰富士を崇めよ」


題 此の華の如く

作詞 東大和拳(カナリア)作曲 東大和拳(カナリア)

誠の元の国

根の地へ


物の地へ

黄金の地へ


磨いて行こう

謀いらなくなるから


ラララ


此の華の如く


東北に明かりが灯る

西南から扉があける


御霊を一心に

磨いて行こう


謀いらなくなるから


END

演奏、幻のバンド、ギター須佐、ピアノ東大和拳、ボーカル卑弥呼



五日目の昼に大和タケルの尊が現れて戦士は言った。


「海が陸となり陸が海となる」


題 大和JAPAN

作詞 東大和拳(カナリア)作曲 東大和拳(カナリア)

空高く聳える太柱

己の帯を強くしめろ


太柱強く我胸に

大本の心が深くつたう


支えあい

共に生きよう


口と心と行いを一つに

嘘を言わず(心に)戦がないように

口と心と行いを命(みこと)に

心に戦がないように


支えあい

共に生きよう


歩もう共に 稲穂を抱きしめ

弥栄の喜びの世へ


歩もう あしわら踏みしめ

乗り越えよう


日輪の昼


聳え立つ太柱


アナタと共に


聳え立つ命


大和と共に


END

バンド幻のバンド、ボーカル卑弥呼、ギター須佐ベース月姫、ドラムピアノ東大和拳


六日目の夕に太神様が現れて神社のサニワ氏は言った。


「待ちに待った弥勒菩薩の松の3000世界(3000年)の世が訪れる」


風の音が聴こえ、東大和は最期にこの曲を作った。


題 ガイア

作詞 東大和拳(カナリア)作曲 東大和拳(カナリア)

おおらかな浜辺に打ち寄せる波よ Ah 多くの悲しみを抱くなり


慈しまれ 柔らかな風が吹くこの野原にも


孤独と厳しさにうちひしがれる者よ


Oh ガイア ガイア


その美しい雲よ

何故ゆえ何処へ行く


はちきれんばかりの胸の痛み

孤独と虐げの内


ガイア あなたは余りにも慈悲深く

ガイア 美しい


ガイア 住まわせて頂いていることに


ガイア 感謝します


孤独と虐げの内に

悠久なる自然は咲き


粉雪のように蕾を咲かせ

私の心を震わせる


ガイア 野生の叫びよ

ガイア 悲しみと嘆きよ

ガイア 償います

ガイア かえして行きます

裸になった我が身には

行いしか残りはしない

掌に育む花のように

風になびく草のように

安らかな光に


天地(あめつち)一つになりしときに


今、岩戸はひらかれん


ガイア あなたの慈しみの内に


ガイア ガイア


END

演奏、幻のユニット、ピアノ東大和拳、ボーカル卑弥呼

東大和拳は気がつくと其処は岩の洞穴ではなく、ピアノの鍵盤の上で寝ていて五線譜が敷き詰められ、バンガローのなかにいて、外は砂浜だった。


東大和拳は砂浜に横になると幻の声とパトカーのサイレンが近づいてきた。


「お前はもはや神様に選ばれた。フリーメーソンの手下が追ってくる。逃げなさい」


幻の声は言った。

「恋人に言いなさい。地球が危ない。滅んでしまうと」


不審に思って砂浜で自転車で近寄ってくる警官に東大和拳は言った。


「はては、闇の組織の手下だな。地球を日本をお前らの好き勝手にはさせない」


警官は言った。

「精神病院に行きなさい」

警官は暴れる東大和拳を取り押さえ、黒い車に乗せて精神病院へ運ばれ電気ショックをさせられ保護室に入れられた。

「うちの息子がおかしいのです。タバコを吸う以外、かれこれ6日間寝ているところも食べているところも見ていません」

警察を呼んだのは拳の母だった。

デスクトップを見ながら一人言を言いながら六日間のまず食わず五線譜に向き合い、彼はときに発狂していたからであった。


このままではと思い救急で電話したところ、近くの交番の警官が彼を精神病院に運ぶ次第となった。


第四章 風流フォーレ


題 インスト 悲しみ

作曲、風流フォーレ(カナリア)


とある雨の降る6月の庭たずみの日だった。

風流フォーレの母、智恵子が亡くなった。

智恵子はクリスチャンで貴婦人のように欲がなく、心も素顔も美しかった。


フォーレは幼い頃から病弱で人間不信に陥るほど、人間という生き物が怖くお道化ばかりしていたが母の前では神を信じれた。


そんなフォーレが唯一心許せた相手が母の智恵子だった。

「私の母よなぜ亡くなったの。何故か貴女が遠くへ行ってしまう予感を感じていた。母上よ。心のなかで貴女をしたい死ぬまで懐に貴女とマリア様とイエス様のの面影抱いて生きて行きます。」

フォーレが28歳になったとき、母、智恵子は命を引き取った。


風流フォーレはバッハのポリフォニーが好きで山奥の別荘のチェンバロでこのポリフォニックな曲を作曲していた。子猫がいつも彼の傍らにいた。

題 貴婦人(母イデア(智恵子)の歌)

作詞 風流フォーレ(カナリア)

作曲 風流フォーレ(カナリア)


間奏


貴女(母、智恵子)はいつも人の下の椅子に座り


美しき花を

活けていらっしゃる


その瞳は儚げで

そのお姿は麗しく


か細く、食事を召される

そのお姿は余りにも皇后しく気品に満ち


貴女はふと目をそらすとき悲愴をおびておられる

何処か遠くを見ているようで

幻の婦人 イデアよ 貴女は私の痛み


幻の婦人 イデアよ

天空の花嫁よ

幻の婦人 イデアが

白い花を咲かす


貴女はふと目をそらすとき悲愴をおびておられる

何処か遠くを見ているようで

幻の婦人 イデアよ 貴女は私の痛み

幻の婦人 イデアよ 貴女は私の焦がれ

幻の婦人 イデアよ 貴女は私の涙


間奏


END

BAND薔薇の騎士団オルガン風流フォーレ、ストリングスDTMギター明日香、ボーカル、ルキヤ

心が母性的で繊細だった風流フォーレはお道化しながらしか生きていけない心の傷を歌った曲があった。

「私は3食飯をしずかに食べなければ死ぬなんて恐ろしい予言のように感じる。人間の血の滲む倹しさに裕福な私は非力な罪を感じてしまう」

小さな頃はお道化が上手だったが、大人になってからますます心が鈍く脆くなり生きずらさを歌にしている。

題 TuRE


Please tell me in the ture

Please tell me in the ture

Please tell me in the ture

Please tell me in the ture

BAND薔薇の騎士団、エレキ風流フォーレ、ドラム、鳴門ベースボーカル、ルキヤ、バッキング、明日香

残滅的な序章に満たされて心が粉々にくだけ散る


人々の掌に踊らされて

心の破片が飛び散る


灰色の空に染められて

生きる意味を失って


どうして弱くなったのか?答えを探そうとする


Ah (自分の中の巨大な)魔物を鎮める翼が欲しい


希望はこんなにも粉々に砕け散って


Ah 傷つくだけ傷ついて

わかりきっている筈なのに

Ah Ah


tell me ture

tell me ture

tell me ture


乾いた涙に埋もれて 異国の空を眺めて


ただ温もりの為に

ただ泣いている


Ah 明日を信じる希望が欲しい

黒い雨の中で 傘をさしている


Ah 僕は今でも自分自身に問いかけている


Ah Ah


tell me ture

tell me ture

tell me ture


白い序章に満たされて

ただ雨の中を泣いている


tell me ture

tell me ture

tell me ture


END


風流フォーレほど恋多き人は居なかった。男は誰もが彼の美貌に嫉妬した。しかし目立つことが嫌いな風流フォーレはお茶目であろうとした。


そんな中、一人の純真無垢な女性に会う。


そんな中、彼女は親の都合で遠いフランスへ留学しなければならないことになる。

「これが最期の夜だわね。フォーレ。ああ、いつまでも貴方の腕に抱かれていたい」


フォーレが言った。

「君の涙が僕の胸を焦がして止まない。ああ、はち切れそうだ。いつまでもこうしていたい」


題 Hold your tears

作詞 風流フォーレ(カナリア)

作曲 風流フォーレ(カナリア)


これが最後の夜だって

二人悲しく覚悟していた


もう二度と会うことは出来ない

幾度も唇を交わし幾度も掌を交わした夜


枕に涙が滴り落ちた夜

僕はまた君を泣かせてしまった


Hold your tears

(貴女の涙を抱きしめたい)Hold your sadness

(貴女の哀しみを抱きしめたい)

no without you

(貴女なしで生きれない)


透き通った青い月が君に似合ってた


Hold your tears

(貴女の涙を抱きしめたい)Hold your sadness

(貴女の哀しみを抱きしめたい)

no without you

(貴女なしで生きれない)

僕の帰る場所は君の胸の中にだけ


生きて 生きて 生きて

生きて 生きて


僕の帰る場所はない


And I love you

(そして愛している)


繰り返し


END

バンド、薔薇の騎士団ベースボーカル、ルキヤ、エレキ、明日香、ピアノ、風流フォーレ

キリスト教に系統していた風流フォーレは主に捧げる曲と告悔の曲を作っていた。風流フォーレは教会て神父の前で懺悔した。神父は言った。「それでは主に懺悔をしなさい」と。風流フォーレは言った。「主よ、私は罪をおかしました。どうかお許しください」

題 告悔

作詞 風流フォーレ(カナリア)

作曲 風流フォーレ(カナリア)


間奏


傷つけてしまったこと

取り返しのつかない

過ちを何度も

積み重ねてきたことだろう

僕は自分自身を

ゆるすことが出来ない

ひかりがすぐそばにあるのに

僕はそのひかりを消そうとしていた


何度自分自身を傷つけたことだろう

何度人を(心の中で)悲しませたことだろう


今全てのことに罪を私は感じている


どうか神様

傷つけてしまった全ての人に

安らぎと平安をお与え下さい


どうか神様

傷つけてしまった全ての人に

その傷口をふさいで下さいどうか神様

どうか神様


END

バンド、薔薇の騎士団ベースボーカル、ルキヤ、エレキ、明日香、ピアノ、風流フォーレ、ドラム鳴門

風流フォーレは言った。「私の涙のしずくが。主よ憐れみ下さい」

題 主の慰め

作詞 風流フォーレ(カナリア)

作曲 風流フォーレ(カナリア)

間奏

Ah 悲しくて

Ah やりきれなくて

君は道に迷ってたね

辛すぎて


Ahもういいよ

そんな自分を(神様によって)赦して

抱きしめられなくて

辛かったね


Ah 孤独な夜は

寒すぎて

凍えてしまいそうな

心だった


Ah 今こそ君を

慰め癒やしたい

慰めの赦しを今あなたに


慈しみ憐れみ深き主(イエス・キリスト)よ

慰めの赦しを今あなたに


永久に愛を捧げる主よ

貧しき人にひかりを照らす主よ

あなたを愛したい

あなたを愛したい

あなたを愛したい

あなたを愛します


アーメン

バンド、薔薇の騎士団ベースボーカル、ルキヤ、エレキ、明日香、ピアノ、風流フォーレ


END


キリスト教に敬虔だったが他の宗教に排他的じゃなかった風流フォーレは、テレビやニュースで地球資源の奪い合いや極楽や享楽に溺れて行く人々を見てあわれに思った。

「世の中は競争、闘争、小競り合いばかり続けている。政治や経済はもううんざりしている」


題 白日の薔薇に敷き詰められた祈り


母なる恵みの大地より生まれし教えは

芳しき智恵を混沌の世に託す


人はそれを見ずに享楽という名の闘争に

抱かれ白い闇に埋もれて行く


無能力者と能力者を差別する社会

其処にある諦めと絶望で

余りにも無関心な権力者


Tell me why?((大衆)証明しろ!!)


傷つけることに戸惑いのない

What do you say?

((大衆)何を言う?)

毒を吐くのに慣れすぎた

No understand.

((大衆)理解できねぇよ)

コメディとトレンドに

No understand.

((大衆)理解できねぇよ)

流されていく一国民


Tell me why?((大衆)証明しろ!!)


母なる恵みの大地より生まれし真理は

芳しき智恵を混沌の世に託す

人はそれをぎゅうじり権力という戦に

抱かれ白い闇に抱かれて行った


Tell me why?((大衆)証明しろ!!)


過剰労働を強いられる貧しき民

食べるものもない貧しき人々に

競争に勝つことに意味はあるのか

Tell me why?((大衆)証明しろ!!)


非暴力と非服従を

What do you say?

((大衆)何を言う?)

無関心よりも本当の信頼をNo understand.

((大衆)理解できねぇよ)

今自分に出来ることは

無償の愛なのに


Tell me why

初めからやり直そう


Tell me why

永久に祈りを


Charite mind

地上の苦しみを


Charite mind

共にしてる神様


END

バンド、薔薇の騎士団ベースボーカル、ルキヤ、エレキ、明日香、オルガン、エレキ、風流フォーレ、ドラム鳴門


この頃、テレビやネットが異様に怖くなった。風流フォーレは言った。「何て殺伐とした世の中なんだ。」それはあたかも山々を颯爽する狐と狸のようであったので、フーガとポリフォニックな表現を用いて「悲しみ」という曲を編曲した。


題、山々を颯爽する狐と狸インスト作曲編曲 風流フォーレ(カナリア)

バンド、薔薇の騎士団、風流フォーレ、ヴァイオリン、明日香、ピアノ、ドラム鳴門、シンセサイザー、ルキヤ


そのときライブハウス「ザラストロ」でカートコバヤシという男と出会い彼の曲に共感した。


彼は経民思想家だった。

第五章 カート小林


題 夕方の海インスト

作曲 カート小林(カナリア)

演奏、シンセサイザー、カート小林

カート小林という唯物論者がいた。

彼は精神とか魂とか神様とか仏様を一切信じなかった。

「目で見えるものが全てさ。科学で証明出来ないものはない」


そんな彼であったが、人生で一度も生きている喜びを味わったことがないほど貧しかった。

そんな思いをロックに綴った。


題 knock down

作詞 カート小林(カナリア)

作曲 カート小林(カナリア)

俺をノックダウンしてくれないか

君のパンチで


何故かロウな感じて

最低だ


Come on dead end it's all right it's all right so


笑ってくれ

よみがえる日常を

壊してくれ

ささくれだった記憶を

終わりたくない

それでも生きようと


そう何度も蘇生して

蘇生して殻を破り捨て


目に映る全て

それが真実


全ての真実

それは科学


俺をノックダウンしてくれないか

君の唇で

何故か知らないような素振りで

誘惑して


Come on dead end it's all right it's all right so


狂いたくない

俺は俺の意志で

それは幻さ

真実を見定めよ

偽りのない

二つの眼で


そう何度も蘇生して

蘇生して殻を破り捨て


目に映る全て

それが真実

消して晴れない心

それが真実


Dead end


Dead end


END

エレキ、カート小林、ボーカル、カート小林

この頃、カート小林は共産主義に感銘を受け、ホンモノというオルタナティブの曲を作曲する。

「マルクスの言う理屈がわかれば宗教や民族間で争い会うことは馬鹿らしいことじゃないか?共産主義革命こそ真の平和だ」


題 ホンモノ

作詞 カート小林(カナリア)

作曲 カート小林(カナリア)

神の前で絶対だと

あなたは言う

それのみにあなたの判断は動く


人種や他の民族を

あなたは蔑む

神が絶対だと

あなたは信じている


その癖あなたは精神を口にする

実存する根拠もない癖に

魂などと叫んでいる


ホンモノだと教えられて

それが正しいと教えられて真実が見えなくなる

シンセサイザー、カート小林、ボーカル、カート小林

END


ある日の出来事だった。それまでUFOや幽霊を信じないカート小林だったが、明らかに他の人には見えない姿の幽霊がいた。

「なんだこれは?俺にしか見えていないのか?そんな筈がない。そうだ。誰にもこのことは覚られまい」


「やあ」


幽霊はカート小林にかたりかけたがカート小林は相手にしようとしなかった。


とある日、空を見上げると飛行機ではなく、宇宙船が浮かんでいて宇宙人が降りて来た。


「これでお分かりのようにマルクスのみの理屈じゃ通用しない世界が存在した理屈をお分かりか」


カート小林は脱帽したように「つまり世の中には脳だけじゃなく精神や霊魂が存在することがわかった」


宇宙人はカート小林は言った。

「資本主義や共産主義、社会主義などの物質中心的価値観ではない新しい思想を貴方の手で確立してください。地球人さん」


そう言って宇宙人は去って行った。


数年後、経民思想主義をカート小林は作った。


経民主義とは、資本主義でも共産主義でも社会主義でもない思想のことで、物質中心的価値観ではなく、端的に言えば精神的、霊的に価値を置く経済システムであり、フリーエネルギーを礎として、セーフティネットの充実した社会のことを意味する。

それは即ち、資本主義社会による弱者切り捨ての社会へのアンチテーゼなのだ。

しかし、今、経民思想を振り替えってみると、政教混合の矛盾にさしあたってしまう。


政教分離していない宗教は日本には沢山あり、それらが全て悪いとは今は思っていないが、あまり好ましくなく私は思っていた。


今の民主主義の世の中は古代ギリシアの民主政の政治と良く似ている。


国民主権の世の中は大切なことだ。国家主権の世の中ほど恐ろしいものはない。

それをカート小林は作曲した。


題、White Darkness

作詞 カート小林(カナリア)

作曲 カート小林(カナリア)

我々がしたてあげた国家の統率者は

人間という大衆を賛美した機関銃


組織が全ての世の中に移り変わってしまった


彼らが軍国を強要するならば


見いだせ

真実を

真の平和を


White Darkness

痛みを消して行く世界


Dear loser

温もりを消して行く世界


White Darkness

麻痺して行く感覚


Dear loser

際限なく打ちのめされる


食べるものもないような人々たちを


物質過剰に埋もれて行く人々たちを


忘却することが彼らの目的ならば


忘れてはならない

この痛みを


全てを覆いつくす白い闇を

White Darkness

痛みを消して行く世界


Dear loser

温もりを消して行く世界


White Darkness

麻痺して行く感覚


Dear loser

際限なく打ちのめされる


White Darkness

世界の苦しみを


Charite mind

血の涙の神さま


Charite soul

世界の苦しみを


Charite soul

共にしてる神々


END

エレキ、カート小林

vocal、カート小林


しかし、音楽に共感してくれる人は一人も居なかった。

彼は局外者としての道を歩むことになる。

「どんなときも俺は一人だった。人生に喜びも満足も感じたことのない貧しさだった。俺はアウトサイダーとして生きる」


題 OUTSIDER

作詞 カート小林(カナリア)

作曲 カート小林(カナリア)

赤い女に

毒された男が

牙を向けて

せせらわらっている


Run away outsider

Run away outsider


苛立つカラスの群れが

一つの餌をあさっている


Ah 白い肌に憩う誘惑


Run away outsider

Run away outsider


肉にネットに侵されていくジャンクにフードに侵されて行く

TVを消して瞑想しろ


刺激のない部屋に閉ざされた悲しみは

生きる気力を失って行く

生きたいもっと自由に愛したい穢れなき愛を掴みたい

肉にネットに侵されていくジャンクにフードに侵されて行く


Run away outsider

Run away outsider



Ah 多くのものを失う悲しみを嘆く歌がある


DaDaDa


END

演奏、エレキギターボーカルカート小林


そのときたまたま、ライブハウスに足を運んでいた男がいた。


風流フォーレである。

「深い歌詞のないようにダウナーな短調のメロディが僕の音楽性の気質と似通ってとても共感できる。いい音楽だ」

風流フォーレは次の曲で彼の曲に惹かれることになる。

題 無抵抗と非服従

作詞 カート小林(カナリア)

作曲 カート小林(カナリア)

計り知れない権力が俺を覆う

食いつくまれそうさ

俺は一人取り残される


計り知れない無気力が俺を覆う

アイドルのような流行りが称賛される


そんな時代さ


蛍光灯の点滅してる部屋で壊れかけの部屋で俺は何を思い革命を思う


Ah 勝者も敗者もいないさそれはマスコミがでっち上げた嘘さ


Ah 勝者も敗者もいないさそれは社会がでっち上げた誇大妄想


生産性が全ての時代に

金が全ての時代に

信じられる愛はあるのか?

計り知れない黒い渦が覆うアイドルのような流行りが称賛される

時代さ


Ah 勝者も敗者もいないさ偉い人にはその意味がわからない

Ah 勝者も敗者もいないさ

人は愛することを忘れてる

END

演奏エレキギターヴォーカルカート小林


そのときであった。カート小林の前に再び幽霊が現れて、「あの人と結ばれなさい。あの人は我々の存在を愛している」と幽霊は風流フォーレの方を指差して言ったので行ってみると、「とても感動しました。とてもいい音楽ですね」と風流フォーレは言い、生まれて初めて自分の音楽を褒められたので、意外にもカート小林は幽霊を指差して「君にもあの椅子に座っている人が見えるのか」と問いかけると「いや、まったく見えませんが、どうかしたのですか」と風流フォーレは言った。


カート小林は戸惑いながら「君は楽器弾けるかね?」と話を音楽に持ちかけた。風流フォーレは「オルガン、ヴァイオリン、エレキが弾けます。貴方の音楽に感動しました。是非、内のバンドで貴方の曲をやらさせて下さい」と風流フォーレはいうと薔薇の騎士団改めZEROUTというバンドが結成された。

(バンドZEROUT,主な担当とメンバーオルガンエレキヴァイオリン、風流フォーレ、ベースシンセサイザー、カート小林、エレキボーカル、明日香)


早速、カート小林の曲を風流フォーレは編曲してその曲にオルガンのフーガをいれた。


題 地獄の牢獄

作詞 カート小林(カナリア)

作曲 カート小林(カナリア)

編曲 風流フォーレ(カナリア)


間奏(オルガンのフーガ)


我々は今の社会に確固たる秩序持たず

金、権力、偏差値が全てだと信じこんでいる


そのプラスチックな目の前に潜むものは


怠惰、傲慢、自惚れ、欺きという意味のないブルジョア


我々は日常に置いて貧困に無関心で

野心を貪ることばかり考えてはいるけれど


中には平和のことを真剣に考えてはいる人が沢山いるのです


今こそ心を一つにすべきだ

どす黒い どす黒い権力者が

地球を蝕んでいる


どす黒いどす黒い政治家が野心を燃やしている


どす黒いどす黒い権力者が資源を奪い合っている


純粋さと無垢さを取り戻さなければ


清らかなエネルギーが革命へ導く

間奏(オルガンのフーガ)

END

演奏、バンドZEROUT,主な担当とメンバーオルガンエレキヴァイオリン、風流フォーレ、ベースシンセサイザー、カート小林、エレキボーカル、明日香)


「この曲て次の我々の曲のコンセプトとテーマが明確化されたよ」


と風流フォーレは言った。

「瞑想のあり方だね」


とカート小林は言った。

「よし、サイケデリックインド音楽っぽい曲を作ってみよう。僕がシンセサイザーで君はキーボードだ」


題、ゆるし愛すること

作曲風流フォーレとカート小林(カナリア)

作詞風流フォーレとカート小林(カナリア)


Ah Ah Ah Ah


ゆるし愛することは自分の心を抑圧することではなく

それ自体が一つの心のあり方である

ゆるし愛することは、、自分の立場を放棄することではなく

自分の悲しみを癒すことなり

ゆるし愛することは、加害者の行為を見逃す事では決してなく

加害者が愚かさに心底気づき悔い改める為である


ゆるし愛することは、深い悲しみをや痛みをありのままに受け止め癒すことである

ゆるし愛することは、自分を放棄して相手に従うわけでもなければ

暴力を暴力で抗う方法でもない

ゆるし愛することは、自分自身の尊厳を愛し、傷ついた心を癒す過程にあるなり

Ah..Ah


ゆるし愛することは、憎しみの螺旋から解放され、悲しみの苦しみを和らげる過程なり

ゆるし愛することは、正しいことを曲げる為のものではなく、正しく罪を償う為のものである


ゆるし愛することは、憎しみの螺旋から身をひき、執着をたち生きていく知恵である

バンドZEROUTキーボード、風流フォーレ、ベースシンセサイザー、カート小林、エレキボーカル、明日香)

風流フォーレはカート小林のように幽霊を見なかったが、誰かから悪口を言われているような気がしてならなかった。


とくに、パトカーのサイレンの音や殺人や強盗の事件をツイッターで見ていた風流は怖くなり、部屋にとしこもりっぱなしの生活に陥ってしまった。それは一重にカート小林との過激なライブも影響していた。


風流フォーレはとうとう眠れなくなり交番に行ったら「精神病院へ行きなさい」と言われた。


カート小林もまた、幽霊が消えず四六時中しつこく現れるので、暴れていたところを警察に取り押さえられ何度も気絶させられた挙げ句、精神病院へ入院した。

(幻聴、幻覚、被害妄想、誇大妄想、強迫観念、不眠症)

が彼らの病名だった。


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終楽章 BAND Lotus River

幕ノ内悠と夕渚カノンと東大和拳と風流フォーレとカート小林が同じ精神病院のしかも同じE4病棟に入院していた。


彼らは出くわすや否や、バンドを組んでいたことや、互いに曲を作っていたこと、何故この病院に入院したか経緯が余りにも酷似していたことに驚き5人でバンドを組むことになった。


(もっともこの中にゴルトムントの魂を持った人間がいた)


幕ノ内悠は言った。

「僕は自分の素性がテレビやネットにバレているのではないかとおもってビビっていた」


夕渚カノンは言った。

「私は街の人間全員が私のことを付け狙って監視していると思っていた。でも入院して妄想だと痛感している」


東大和拳は言った。

「八百万の神様に選ばれたと信じこんでいた俺は闇の秘密結社フリーメーソンが俺のことをつけねらっていると信じこんでいる」


風流フォーレは東大和拳を否定した。

「それは違うよ。東大和君。フリーメーソンは恐ろしい組織でも世界をぎゅうじっている恐ろしい組織でも何でもないよ。モーツァルトも有名な魔笛というオペラでフリーメーソンのことを扱っているけど」


東大和は言った。

「本当に俺は間違っていたのかもしれない。」


風流フォーレは言った。

「何が絶対に正しいか何て知らなくてもいいんだよ。誰もそんなことをしらないんだから。逆に苦しくないかい」


東大和は言った。

「確かにそれは苦しい。好き嫌いは別として」


カート小林は言った。


「俺は幽霊が余りにもしつこく見えるので脳の幻覚だとはまったく気づかなかった」


夕渚カノンは言った。


「それはとても辛かったですね。もう消えたんですか」


カート小林は言った。


「精神科医の認知行動療法と精神薬のお蔭で大分気にならなくなったよ」


幕ノ内悠は言った。


「良かったですね」


カート小林は微笑んだ。


「うん。ありがとう」


東大和は再び話を本題に引き戻した。


「5人でバンドを組まないか。5人で今まで作曲した曲をやって行こうぜ」


幕ノ内は言った。


「いいですよ。一緒にやりましょう」


そして5人は意気投合した。

(バンドLotusRiver,エレアコギター男性ボーカル幕ノ内悠、キーボードエレキバッキング女性ボーカル、夕渚カノン、リーダードラムピアノ、東大和拳、オルガンリードギターヴァイオリン、風流フォーレ、ベースシンセサイザー、カート小林)


そして5人は統合失調症の急性期の症状を歌にした。退院して福祉施設のミニライブでこの曲を歌った。

題 スギゾフレニア

作詞 LotusRiver(カナリア)

作曲 LotusRiver(カナリア)

震えおそいだす携帯音にシグナルが点滅する


操られている思考は情報の渦の中に染まり


しめだされるドアの音は脅迫の幻の声の主


しめつけられる胸の痛みは打たれ弱くなった俺の心


気がつけば病院のベッドの上で

拘束されながら


幻の世界に生き

虚妄の世界を生きていた


シャラップPlease stop Please wait help me


ねえ どれくらい酷い


ねえ どれくらい酷い


逃げたいや 逃げたいや

逃げたいや 逃げたいや


散っていく脅迫は幻の幻影余りにも無惨に降りしきる幻聴


The mysteriuss was born last night

The hysteriass was bornlast song


散っていく脅迫は幻の幻影余りにも無惨に降りしきる幻聴


The mysteriuss was born last night

The hysteriass was bornlast song


END

(バンドLotusRiver,エレキバッキング幕ノ内悠、女性ボーカル、夕渚カノン、リーダードラムピアノ、東大和拳、リードギター、風流フォーレ、ベース、カート小林)


精神病院にいるなか、風流フォーレは言った。「5人でプログレッシブロックを作曲してみないか?」


こうして5人は入院中作曲して退院して福祉施設のクリスマスのライブでこの曲を演奏した。


題 The lost pain

作詞 LotusRiver(カナリア)

作曲 LotusRiver(カナリア)

Aメロ

(ピアノ 東大和拳)

(ボーカル 幕ノ内悠)


生きることに疲れた夜

生きる意味すら決してわからずに

何かに救いを求め続けた

身体と心は悲鳴を上げて

麻薬と非行に溺れた日々

罪悪の罪にかられながら

神や仏に救いを求めても

心はずっと病んでいた

孤立に怯えながら


Bメロ

(オルガン風流フォーレ、ドラム東大和拳、エレキ、夕渚カノン、ベース、カート小林、ボーカル幕ノ内悠)

御霊を洗濯せよ

口と心と行いに気をつけよ

都の洗濯

雛の洗濯


心は妄想にとりつかれ

虚妄にとりつかれていると

言われても俺はずっと信じてやまなかった


大和魂

外国魂


世は鎖に縛られたまま

自由になることを願っていた


Cメロ

(リードギター風流フォーレ、ドラム東大和拳、エレキ、夕渚カノン、ベース、カート小林、ボーカル幕ノ内悠)


まるで全てが皆から

サトラレているようだ


街の人間は皆 自分を知り尽くしてるのか


幻影に怯えながら

幻に侵されながら


何度もふりきっても

お前の声が頭から


振りきれない一体どうしたというのか

何が起こっているのか

Bメロ(リードギター風流フォーレ、ドラム東大和拳、エレキ、夕渚カノン、ベース、カート小林、ボーカル幕ノ内悠)

Tell me in the ture

Tell me in the ture


神を信じる前に

神に侵されそうだ


真実よりも

現実が欲しい


Dメロ


誰も貴方のことを脅迫はしない

ゆっくり現実を取り戻そうゆっくり休んでいこう


間奏


本当の真実が何処にあるのか

神なのか仏なのかキリストなのか

それとも唯物論が正しいのか

苦しみはいつも不確かで

俺は怖くてたまらない

病が心を苦しめても

現実を取り戻そう

現実を取り戻そう


Cメロ


追いかけ回される夢を見ていた

現実と夢が狂いそうだ


助けてくれ 本当の現実に真実ではなく まともな現実に


僕は人間不信に陥っていたお道化しながら平静を保っていた


生きるのが辛かった

消えたいと何度も思った


Eメロ

警察に取り押さえられた時俺は自分自身を失った


誰もいない白い部屋(保護室)で

幻聴と幻覚に

のたうち回りひきずり回った


間奏


幸せを本当に望みたいからまともな現実が欲しい

絶対的な真実が仮にあろうとしても

それに縛られなければならないのか?

神よ教えてくれ

そして現実を取り戻してくれ

消えてくれ 幻の声よ

消えてくれ 幻の幽霊よ


And I have live darknessAnd I have live darkness

第二楽章

ピアノ 東大和拳

オルガン、風流フォーレ

第三楽章


Cメロ

(リードギター風流フォーレ、ドラム東大和拳、エレキ、夕渚カノン、ベース、カート小林、ボーカル幕ノ内悠)


俺は古ぼけた幻想に酔いしれていた

神経衰弱に陥っていた


身体と心が悲鳴を上げているのに無理していた

徹夜漬けで幻想に酔いしれていた


目をさませ 本当の俺よ

目をさませ まともな俺よ

Eメロ

現実を知った夜

俺は自分自身を失った

希望だけが俺の救い

真実なんて求めなくていい普遍な答えなど求めるな


間奏


人は幸せになる為に

生まれてきたのだから

沢山楽しんでいい

自由な希望があるのだからDメロ

まずは身体と心を取り戻すことから始めよう

健康をきちんと取り戻さなければ

開けない夜などないのだから

希望を信じて今を生きよう

大丈夫 君は立ち直れる


ひかりあるうちひかりのなかを歩め


ひかりあるうちひかりのなかを歩め


ひかりあるうちひかりのなかを歩め


END


その後、入居施設に東大和拳と風流フォーレは入居し、グループホームにカート小林は入居し、幕ノ内悠と夕渚カノンは同棲しつつも作業所に通い、ヘルパーの支援を受けながら暮らした。


5人はスタジオで今までの曲をレコーディングしながら、LotusRiverとしてベストアルバムを完成させた。

最期に神奈川県のボランティアライブで彼らが演奏した曲を紹介した。

幕ノ内悠は言った。「最後に僕らが歌う曲は最終的に僕たちがたどり着いた居場所です。親や福祉施設やスタッフや市の人々の支えのおかげで僕らは元気に生きて行けます。ありがとうございます。そんな感謝の気持ちを歌にしました。聴いて下さい。向日葵に包まれて」

題 向日葵に包まれて

作詞 LotusRiver(カナリア)

作曲 LotusRiver(カナリア)

貴方は一人じゃない

決して一人じゃない


さあ一歩踏み出して

窓の外を開けよう


形に出来ないものが

確かにここにある


それはあなたが私にくれた無償の愛


例え私が暗闇に遭難したとしても


ただ一つ信頼出来る

それがあなたの愛


数えきれない悲しみが

この世には沢山ある


どうしてこんな目にあったのか

運命を憎んだりする


ただ一つ言えることは

この世に愛は存在する


それを教えてくれたのがあなただから


悪意を恐れる夜も

やまない憂鬱な日々も


私は決して忘れない

愛し合った日々を


何一つ勝ち得るものがなくても

何一つなし得るものがなくても


今こうして希望を信じて生きている


そうあなたと共に


形に出来ないものが確かにここにある


それはあなたが私にくれた無償の愛


例え私が暗闇に遭難しても

ただ一つ信頼出来る

それが支えてくれる人の愛

ただ一つ信頼出来る

それが支えてくれる人の愛

ただ一つ信頼出来る

それが支えてくれる人の愛

あなたは一人じゃない

決して一人じゃない


さあ扉を開けて

外へ出よう


演奏


(エレキ風流フォーレ、ピアノ東大和拳、女性ボーカル、夕渚カノン、ベース、カート小林、エレアコ幕ノ内悠)


終わり


ASRIV~アズリバ~AS A Lotus river のメンバーのTATSUOの個人。ASRIV~AS A Lotus riverや、世界配信する音楽特典情報をお届け。