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わが子への罪悪感

ワーキングママなら一度は思ったことあるはず。

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泣きじゃくる我が子の手を離して仕事に行く時、
そこまでして仕事を続けるべきかと。

私は外資系客室乗務員として、海外ベースで
主に日本と海外を行ったり来たりしながら
主人の両親と同居をしつつフライトしてきました。

CAは職業柄、妊娠発覚時点ですぐに乗務はできなくなります。
私のいる会社の規定では、妊娠発覚からすぐ
Maternity Leave(産休扱い)となります。

大体妊娠がわかるのが7~8週目。
CAはもうそこから産休です。

その分、弊社では子供が1歳になったら
職場復帰でフライトに戻ります。
(日系エアラインさんや他社さんは
また違うかもしれません)

私は日本人なので、主に日本線乗務です。
日本線は2泊3日のフライト。
どうしても家を空けがちになってしまいます。

ママがいなくなることを察知して
まだ1歳ちょっとの子供が大泣きをして
追いかけてくる。
その手を放して仕事へ行くのに
何度一緒に泣きそうになったことか。

そこまでして、仕事に行く意味があるのか。
優先順位を間違えていないか?
何度も迷ったことがありました。


機内で乳幼児連れを見るたびに我が子を想い、
大きくなればクリスマスや夏休みの繁忙期に
他のママと違って家にいてあげられないことに胸を痛めたり。

何のために仕事するのか考えた日々も多々ありました。
でもCAという仕事は私にとって天職だと思うし
やりがいもあって夢だったお仕事。

私はママであるけれどもその前に一人の女性


好きな事をお仕事にして、子育てもしながら
飛ぶと決めた以上はやりたかった事をやり抜きたい想いもある。
そう決めたのなら中途半端にせずとことんやるまで

そう言い聞かせてここまでやってきました。

そんな子供たちも今では、11歳と6歳です。
今では、私がフライトで日本に行くたびに
日本のモノをリクエストしてきて、むしろ
「次はいつ日本に行くの?」と聞いてきます。

確かに、私はほかのママさんより
子どもの側にいられる時間はとっても少なかった。
フライトから戻ったら、子どもが歩いていた。
パパって話した、という瞬間を見逃した
こともあります。

でも、あの時仕事を辞めなくてよかったと
今心から思っています。

色々と意見は人それぞれだけれど、
私は仕事をしているママだって、
お家にいるママだってどちらも素敵だと思う。

一人の人間を育て上げ、いずれ社会へお返しする。
子育て中の主婦だって本当に立派な人生のキャリア。
ワーママだって立派な人生のキャリア。

今は人生100年時代。
まだその半分にはなっていないけれど、
CAの後のキャリアも考えていきたいし
今飛べない時期は下に根を張る時期だと思っています。

いつか綺麗な花を咲かせる為に、
今は自己投資をしつつ、でもまずは何より
でき得る範囲で家族最優先で★が今のモットー。

今回コロナのお陰で私がいる会社はいまだに
国際線商業フライトはないので去年の3月からお休み中。
今までこんなに子ども達と一緒にいられることは
なかったから本当に貴重な時間を過ごさせてもらっています。


朝夕の学校送迎、毎日夕方1時間の公園遊び、習い事の送り迎え、
寝る前の読み聞かせや耳掃除。些細なことがとっても
愛おしく感じられるのは、離れていた時間があったからこそ。

またコロナが落ち着いて飛べるようになったら、
一緒にいられる時間の長さにフォーカスするのではなく、
子どもと一緒にいられる時間に何をするか、
クオリティを大事にしたい。

きっと今も、どこかで
後ろ髪を引かれながら
お仕事に頑張っているママさんや
お仕事を辞めたけれど、その選択でよかったのか
悶々としているママさんが
いっぱいいると思います。

そんなママさんの気休めに少しでもなれば
幸いです。

ママであり、妻である前に
貴女は素敵な一人の女性です。

あなたがそう決めたことは
貴女にとってきっと一番良かったと思います。
だから、自信を持ってくださいね。

今日も皆様にとって素敵な日になりますように★

Lotus-Sky

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