和葉

日々の、想いを「ことば」に乗せて。

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  • 「人を育てる」ということ

    国際結婚をし、海外育児で感じたこと

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それぞれのものさし★価値観の違い

ベトナムに来て16年。 ベトナム人家族と同居して13年。 今では仲良く和気あいあいとベトナム人と仕事をして、義両親や親戚付き合いもしているけれど、ここに来るまでには色々と衝突もたくさんしてきた。 だってもう本当、何より衛生感覚の違い。 最初はこれに本当ストレスを感じ、何度一人で日本語で文句をブツブツ言ったことか。 洗えば一緒と同じものでテーブルもキッチンもお風呂も掃除する。 灰皿も鶏のフンがついた新鮮な卵を洗うのもお皿を洗うのも一緒のスポンジ。 誰かが飲んでいてもお構

    • 遺骨の機内持ち込み

      (前回の「ご遺体の空輸搬送」の続きで今回は遺骨の機内持ち込みです。) そもそも、「機内に遺骨は持ち込めるのか?」なんて考えたこともない方がほとんどですよね。私もこの仕事をしていなかったら、気にも留めないことだったと思います。 でも、飛行機ってただ人やモノを運ぶだけじゃないんです。 そこにはいろいろな方の「人生」も運んでいます。 ご遺体だって遺骨だって運びます。 まず全ての航空会社に確認を取ったわけでは無いのですが、基本として遺骨は手荷物として機内に持ち込めます。(JAL

      • ご遺体の空輸搬送

        突然ですが、もし海外で邦人が亡くなった場合、どのようにして日本へ戻ってくるかご存知ですか? 外務省の調査によると、平成29年10月1日時点で海外在留邦人数が過去最高の135万1970人。 在留届を出していない日本人も含めると相当数の日本人が海外に居住しています。 また、日本人出国数は2019年で2008万600人に上ります(コロナ前)。 もし、海外で邦人が不慮の事故死や病死などして日本へ戻る場合は、ほぼ空輸で飛行機で搬送します。 ただ空輸と言っても「ご遺体」になりますの

        • あなたの"ラブタンク” 満たされてますか?

          ”ラブタンク”とは、その名の通り「Love Tank」。 愛を溜めるタンクのこと。 子育てにおいても、夫婦関係においても、自己肯定感を上げることにおいても、すべてにおいてこの”ラブタンク”さえ満たされていれば解決するように思う。 私もまだ子供が11歳と6歳なので、子育てについては試行錯誤中。 大きなことを言えるわけではないけれど、すべてはこの”ラブタンク”を満たせばうまくいくなと最近特にそう感じる。 「自分は愛されている」 こう感じられる子は、何においてもこちらがいろい

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        • 「しごと」の話
          2本

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          ハーフの子・二重国籍の子のアイデンティティ問題

          ハーフや二重国籍の子のパパやママなら必ず聞かれるだろうこの質問。 「自分は何人なの??」 「日本人なの?」 「ベトナム人なの?」 あなたのお子さんがこう聞いてきたら、どうやって答えますか? 日本人でもあり、ベトナム人でもある息子と娘はベトナムでベトナム語を母国語とし、母親の私とは日本語で会話をしつつもベトナムの私立校に通っています。 苗字とミドルネームがベトナム名、ファーストネームは日本名のミックスなので初めて会ったお友達には必ず聞かれる 「〇〇は何人なの?」というこ

          ハーフの子・二重国籍の子のアイデンティティ問題

          バイリンガル/トリリンガル育児の留意点

          5つのMyルール 実際ハーフの子どもたちを育てるまで、ハーフの子は自然にバイリンガル or トリリンガルになるものだと思っていました........ もちろん自然にそうなる子もいるでしょうが、大抵どの言語も完璧に読み書き会話をする為には、本人や親の努力、また周りの環境、その子の性格がとっても大事になってくると思います。 私は国際結婚をして、現在ベトナムでベトナム人の主人とその両親と子供2人の6人家族で同居をしています。同居なのでネタは尽きませんが、そ

          バイリンガル/トリリンガル育児の留意点

          わが子への罪悪感

          ワーキングママなら一度は思ったことあるはず。 << 我が子への罪悪感 >> 泣きじゃくる我が子の手を離して仕事に行く時、 そこまでして仕事を続けるべきかと。 私は外資系客室乗務員として、海外ベースで 主に日本と海外を行ったり来たりしながら 主人の両親と同居をしつつフライトしてきました。 CAは職業柄、妊娠発覚時点ですぐに乗務はできなくなります。 私のいる会社の規定では、妊娠発覚からすぐ Maternity Leave(産休扱い)となります。 大体

          わが子への罪悪感

          自己紹介

          初めまして😊ベトナム在住16年目の芋ねーちゃんです。 夜中便でよく機内オーブンで焼き芋焼いて食べているので「芋ねーちゃん」ってあだ名がつきました。 芋ねーちゃんは日本人CA×ベトナム人夫はパイロット。 ついでに同居しているベトナム人のお義父さんは、ベトナム戦争の戦闘機パイロットだったという航空一家です。 ずっとnoteでブログを書こうと思いつつ 時間だけが過ぎていく・・・。 やっとそんな自分から卒業します。 ベトナムの航空会社で客室乗務員として乗務して16年目。 最初、ベ

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