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いっぱい褒めてほしいもん!

わぁ〜すごいね!上手にできたね!
こんな絵が描けるようになったんだ!
パンツもちゃんと畳めてる!

子どもと一緒に過ごす日々はJOYと感動に満ち溢れてる。
もちろんやり過ごしようのない感情と嫌でも向き合わなきゃいけなかったり
自分の中の初めましての邪悪な顔にガーンと落ち込んだりするけれど、
それでもこの小さな命とともに生きていける喜びの方がWIN!である。

実は私にはこのかけがえのないひと時に付きまとうものがある。
なぜ私はこう思ってもらえなかったのかな?という気持ち。
愛おしい気持ちで子どもの洋服を選ぶ時。大好きだから作ってほしいとせがまれたお菓子を作る時。帰りが少しでも遅くて心配でいてもたってもいられずつい迎えに出てしまう時。
なぜ私はこう思ってもらえなかったのだろうか。そんな価値もなかったのか?

子どもはきっと誰でも親に褒められたい。
そのためには純粋になんでもできるのだ。
良いことも悪いことも。

でも本当は何もしなくても受け入れてもらって認めてもらって褒めてもらいたい。ただ存在する。そのことを。

地獄のハリセンボンみたいに心に刺さり続けた針たちを
一本一本ぐさっぐさっと抜いていく。それが私の子育て。
でも、私は知っている。いつかこの針たちをぜ〜んぶ抜いてやる日が来ることを。だって私はこの子達を心から愛しているから。


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