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自社商品導入時に考えることまとめ

OEMで自社商品を導入したいけど、どうしたらいいの?
自社商品を少しでも考えている方に向けて導入までの流れや商品開発で気を付けることを解説します。

自社商品の導入について


今ではエステサロンや化粧品店・美容外科だけでなく、トレーニングジムや歯科医院・美容院等と化粧品や健康食品は様々なお店で販売されるようになりました。
あなたが今から店販で商品を販売していきたいと考えた時、仕入れ商品にするかOEMで自社商品を作るかどちらにしますか?
これは今の自分の立場や資金力などによって大きく変わり、どちらが正解というわけではありません。
大手企業や有名インフルエンサーの場合は最初から自社商品のOEMをする場合も多く、小規模店舗や資金力・影響力が少ない場合は仕入れ商品を売りながら軌道にのったところで自社商品の開発を検討していくという流れが一般的です。
これば自社商品の方が初期費用が高額になりやすく、在庫リスクも高いためです。
基本的に物販をする場合には商品1種類ということはほぼありませんので、何種類か商品を準備することになります。多種類の商品を自社で作ることは、それなりにリスクもあるということです。


OEM製品を導入するまでの流れ

それでは自社商品だけで物販をしてくにはハードルが高いという方に向けて、どのように自社商品を導入していけば良いのか、その一般的な流れをご説明いたします。

エステサロンを例に解説していきます。
サロンで物販をしようとする場合はまず
①    各メーカーからの仕入れ品を販売する。
②    軌道にのってきたところで自社商品を製造・販売する
という流れが主流です。
オープン後まずは固定客の獲得が優先されます。
固定客とは自分のお店を気に入ってくれて定期的に通ってくださるお客様のこと。
サロンを経営していくには固定客の獲得は必須条件です。
そして多くのお客様と信頼関係ができたところで自社商品を投入することで固定客への販売へと繋げやすくなります。

これは店販やECサイトやその他の店舗でも同様です。
定期的に来店してくれるお客様やメルマガに登録してくれているお客様に対して予め自社商品を販売するという様々なPRを行うことで予約受付や販売開始後にそのお客様が購入してくれる可能性はぐっと上がります。

店販で自社商品の販売を始めるにあたり気を付けること


① 自現在取り扱っている仕入れ商品との兼ね合いを考える

仕入れ商品で利益率も良く、現在売れている商品と似た商品を作った場合ユーザーに提案する商品がかぶってくる上に自社商品に切り替えてもらっても利益が増えません。
自社商品を買っていただけることは嬉しいのですが、これでは自社商品を投入した意味が無くなります。
ちまたで見かける食品や雑貨などのPB商品は同じもので安いというイメージがありますが、これらの商品は大量生産で原価を抑え、尚且つ価格を下げることで多売に期待できる戦略をとっています。
コスメやサプリメントのOEMは自社ブランドだからといって中小企業の場合そのような売り方はほぼできません。
低価格の商品が作りたい!といった価格だけに拘る商品の開発はあまりおすすめしていません。
仕入れ品で低価格の商品がある場合は、その商品と価格だけで勝負するのではなく、中身に拘って付加価値の高い商品の開発を行いましょう。

②   客層に合わせた商品を開発する

自分の店舗で販売する場合は来店されるお客様の情報をある程度把握しているはずです。極端な話、女性の来店が多い店舗に男性向けのスキンケア商品を開発して販売してもほとんど売れません。
来店するお客様の性別・年齢層・悩み等をリストアップして商品開発を行っていきましょう。
なんとなくの記憶だけで開発を行っていると思っていたより○○な人が多くて売りにくいということが起きてしまうかもしれません。
経営が長ければ長いほど、ほとんど記憶の蓄積で経営している方も。。。
一度しっかり確認することで自分のお店や会社のことを見直す良いきっかけになるかもしれません。

③ 納期を考慮してOEMを考える

若いユーザー向けや流行りの商品を製造する場合は注意が必要です。自社商品を製造する場合は完成まで4~6ヶ月ほどの納期が発生します。
流行りの商品の場合は半年後もその商品が流行っているのかどうかというリスクも発生してきます。美容業界の流行り廃りは早いので何かをキッカケに爆発的に売れた商品が半年後も同じように売れていることはあまりありません。
先を見越すことはなかなか難しいことではありますが、少ないロットで製造する等なるべくリスクを抑えたOEM製造を行いましょう。

まとめ

今回は店販でエステサロンを例に上げて自社商品導入までの流れと、自社商品導入で気を付けることついて説明しました。
今自社商品を検討されている方はここで説明したことを少し考えてみてください。
そうすれば自社商品の導入もスムーズにいくことと思います。

その他ご相談がありましたらお気軽にご相談ください。

株式会社LOTTZ


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