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【法学部生向け】 法学部で学ぶことと「就活」とか「働く」とか 表現力編

こんにちは。
弁護士+大学院生+会社員のlotterです。
記事をのぞいていただき、ありがとうございます。

以前、この記事で法学部で学ぶのは「優しさ」と「表現力」だと書きました!


そのときは「優しさ」についてしか書けなかったので、今回はもうひとつの「表現力」です。

1.表現力のいろいろ

ひとくちに「表現力」といってもいろいろあります。
というか、表現したいものの数だけあります。
特に、芸術やスポーツ、演技などにおける表現力については素人にはよくわかりません。ぶっちゃけその辺は受け手の心と好み次第ですよね?もちろん、わかる人にはわかる!のですが。

だがしかし!!!

「就活」や「働く」においてはそれではダメなのです。
断じて断じてダメなのです。

いや、もちろん、わかる人にはわかる系の表現力も大きな魅力です。それを持ち合わせているなら、むしろわかってくれる企業や環境を探すべきだと思います。

でも、法学部での学びはそれとは違うところで生きてきます。

2.人を説得するための表現力

法学は「説得の学問」と言われたりします。
それは、自分とは立場の違う人や物事を論理的に理解して(優しさ)、

そのうえで自分の立場や考えをわかってもらうこと

だとわたしは捉えています。
そして、そのためには

自分の主張もまた論理的でなければならない

はずです。そういったフィールドで理解し、理解されるということが説得の中身です。

これをするためには、わかる人にだけわかればいい、は通用しません。むしろ、

わかってくれそうにない人にこそ
わかってもらえるように

論理を展開しなければなりません。言い換えれば、それこそが論理的であることの意味です。
クリティカルシンキングとかフレームワークのパターンとか、そういった言葉自体を持ち出す必要はありません。その言葉を知らない人にも理解してもらうのが、論理の役目ですから。

このように、身につけるべきは

論理的な表現力

です。それは文章でいえば文章力ですし、スライド資料を作るときにはそれを作る力となって求められます。

どうでしょう?優しさよりはビジネスで使いそうですよね?
そして、今までも書いてきましたが、法学部での学びにはこの力を身につける機会にあふれているのです。

3.まとめ

ここまで、「優しさ」も「表現力」も論理的なものだと書いてきました。
おそらく、一般的にはコミュニケーション力と呼ばれるもののひとつだと思います。
いろいろありますよね?コミュニケーション力も。
誰とでもそれなりに会話ができる、初対面でも打ち解けられる、輪の中心。それもコミュニケーション力ですが、論理的なコミュニケーション力もあるのです。

身につけるのはちょっとだけ大変かもしれませんが、天性のものでもないので、せっかくなので獲得しちゃいましょう!
そのための勉強法なんかはまた別の回に。 

最後までお読みいただきありがとうございました。次回ものぞいていただけるとありがたいです。

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