その者 青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし【今夜、金曜ロードショー】
今夜の金曜ロードショーは、『風の谷のナウシカ』。
金曜ロードショーでナウシカが放送される日は、チコの実食べながらメーヴェでロッキー山脈を滑空したくなる
月山です。
幼い頃から触れてきた名作アニメ映画ですが、歳を重ねるにつれ、少しずつそのストーリーの世界が意味するところがわかるようになりました。
大長編ドラえもん『のび太と鉄人兵団』でも思ったことですが、もうその時代がすぐそこまで来ているという焦燥感がナウシカにもあります。
自然破壊→住む土地や食糧、エネルギーの奪い合い→戦争→荒廃もしくは滅亡
生物のいない草一本生えなくなった大地を想像すると、頭がどうにかなりそうです。
深刻なメッセージを受け取りながらも、別の脳内領域で、私はまたこれをしたくなるのです。それは……
ナウシカ的日常会話~!🎉
なんじゃそれ?と思った方、唐突で申し訳ありません🙇わたくし、以前にも他のジブリ映画で浮かれまくり、同様にやらかしております。
ジブリ映画に出てくる登場人物のセリフを、日常で使いたくなる瞬間、みなさんにもあると思います。すでに使い手(マスター オブ ジブリ)の方には「今さら」なことかもしれません。
が、その珠玉のセリフ達をあえて抜粋し、こんな場面で使えますよ😉と書き連ねたのが、これからお届けするものでございます。
このたび、マガジンをつくって過去記事まとめました。
それでは、早速まいりましょう!🎶
🌬️ナウシカ的日常会話集 ポケット版🕊️
ナウシカ「ほら、怖くない。…ほらね、怖くない。
ねっ?おびえていただけなんだよね?」
猫カフェのコや野良猫ちゃんに出会ったとき、そっと手を差し出してこう囁きます。「こいつ、危害を加えないな」とわかると近くにきて触らせてくれます。
ナウシカ「ユパさま、この子を私にくださいな」
可愛いキツネリス、もしくは何かほしいものを目の前にしたとき、このように単刀直入に伝えましょう。
ラステル「積み荷を燃やして」
自分の黒歴史を人に知られたとき、または、担いだ荷物が重すぎたとき、息も絶え絶えに懇願しましょう。
ナウシカ「森へお帰り。大丈夫、飛べるわ。そう、いい子ね…」
家の中に入ってきた蟲を、殺さず穏便に外へ出したいときに使います。くれぐれもゴキブリ…Gには使用しないでください。飛ぶことを思い出させたら大惨事に!
子ども達「姫ねえさま!」
懐かしい友と再会したときにこう呼びかけます。ナウシカファンならきっと喜んでくれます。
ミト「姫さま、マスクを!」
お出かけ前の持ち物チェック時に、自分に対しても家族にも使えます。
ラン ランララ ランランラン ラン ラン ラララー♪
ショックなことがあって放心状態のときに、虚ろな目で歌います。
大ババ「大気が怒りに満ちておる」
旦那や父上がこちらに背を向けて確信犯的に失礼こいたとき、怨めしさを込めながら、このように抗議します。
ナウシカ「優しい子…」
愛猫に向けて、よく使っていました。
クロトワ「腐ってやがる!」
冷蔵庫の下の引き出しを開けたら、あることすっかり忘れ、腐れ神にロックオンされていたもやし等を発見したときに思わず口走ります。
ナウシカ「王蟲、ありがとう。ありがとう、王蟲」
たとえ目の前に王蟲がいなくとも、感謝の念がわき起こったとき、このセリフが浮かぶことがあります。
子ども「姫ねえさま、真っ青な異国の服を着ているの」
「まるで、金色の草原を歩いているみたい」
ただただ声に出したくて、ナウシカのクライマックスでハモるやつ。
大ババ「おおぉ!『その者 青き衣を纏いて 金色の野に降り立つべし』古き言い伝えはまことであった!」
とにかくただ言いたくて、クライマックスで大ババさまと号泣しながらハモるやつ。
🌬️✨️✨️
さて、いかがでしたでしょうか?
私がここに書くまでもなく、生まれたときから使ってるよー!という方もいらっしゃることでしょう。
ちなみに、実家に弟が住んでいた頃、彼の部屋が物で溢れ返ってあまりに散らかっていたので、それを腐海の森と呼んでおりました。
いま思えば、弟の汚部屋を腐海の森に例えるだなんて、何て失礼なのでしょう!
もちろん、ナウシカに謝らねばなりません。「綺麗な水と土なら腐海の木々は毒を出さない」のです。汚れていたのは、我ら姉弟のマインドの方でした😭
あと、子どもの頃からの思い込みでクコの実とチコの実を混同していたことも、併せてお詫びいたします。
まずは、『風の谷のナウシカ』のアニメーションや懐かしの声優さんの声、そしてストーリーを思いきり楽しみたいと思います!😆🎶
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!🍀