諦めない。射程範囲内であれば
友人が50歳を前に教員採用試験に合格した。家庭の事情で退職して、非常勤で長いこと学校の講師を請け負っており、そろそろ現職に復帰しようとこれまでに10年以上、採用試験に挑み、その都度、補欠合格で2次試験からのエントリー。
地方なので、かなりの難関だったようだ。
友人とは前の仕事で同期入社。季節の変わり目に、どうしてる?とメールが来るような、そんな間柄だ。
さっぱりした性格の友人だが、もう10年近く2次面接で落ちているので、人格に問題があるのか、と随分、落ち込んでいた。10分程度の面接で、キミの何が面接官に分かる?気にすんなよ、今回は見た目を徹底的に変えていけ。とアドバイスしてみた。
何かを判断するときに視覚のほうが優位だし、その人の判断は過去の経験を踏まえて、未来に期待する。見た目はかなり、重要だ。顔が整っている、とかそういうことではなく。自分をプロデュースできているか、どうか。
自分を客観視するのは、難しい。毎日会っていない友人、しかも、あなたの基本的な部分を良く理解している友人に、アドバイスをもらうようにしてみたら、意外な発見があるかも。
それから、諦めないこと。それが、射程範囲内であれば。