足首骨折の記録_抜釘手術決定(手術後約5か月)_28
もう術後〇日って数えるのもしちめんどくさくなるほど暑い2022年の夏。
2022年8月20日土曜日
抜釘手術をすることはいつの間にか決まっていたので、術前検査でS田谷セントラル病院(仮名)へ。
骨折して一度目の入院手術の時は、もうとにかく痛いやら混乱してるやら各方面への連絡などしっちゃかめっちゃか大混乱の最中で頭の整理すら出来なかったけど(入院初日夜には震度6の地震もおまけつき)、手術の前に術前検査があるのは当然のこと。今回は抜釘術を受けるってことで、血液検査、胸部X線、尿検査、執刀医と触診の4つを受ける。患部のレントゲンは、いつも執刀医の先生が近所の病院に出張してきたときに受ける診察で何度も撮ってるので省略。
診断は全部で2時間程度で、結果無事、手術に耐えられるからだですってことで、抜釘手術決定。
9月5日(月)に行うことになった。
【GOOGLE検索で調べた抜釘手術】
抜釘術とは 四肢骨折の手術治療では、プレートや髄内釘などの金属製の内固定材料を使用することが多いです。 これらは人間の身体にとって異物なので、用が済めば体内から取り出すことが望ましいです。 このため骨癒合が完成した時点で、すでに不要になった金属製の内固定材料を抜去する「抜釘術」が施行されます。
【執刀医・担当医からの説明】
・まあ結局骨がくっつくまで補助してた金属は体にとって異物なので、抜いた方がいいよね。(抜かない選択もあるけどね)
・期待される効果、メリットは病態の改善、違和感の消失
今感じてる痛みが改善するかどうかは正直分からないけど、今感じてる違和感がなくなるっていう人が多いね。
・懸念されるデメリットはとくになし。麻酔については絶対ってことはないけど、まあみんな普通に安全に受けてるからね。あと、まれにプレート抜いたあと再骨折ってことはないこともないけど、まーよほどひねったりしなければ心配ない。
・骨折の時の手術よりたぶん楽、入院期間も短いよ
とのこと。
もう「ヨロシクオネガイシマス…」って言う以外になにも言うことはありません。覚悟決めてさくっと抜いて今年の冬はスキーに…!行ける…?!
あとから「聞けばよかった」と思った事は
抜釘手術って、骨折手術から6か月~1年後ってことが多いみたいな話をインターネッツで調べてたんですが、妙に早くないっすか?って点だけだったんだけど、医者がこいつの骨もう安定してっから、って判断したってことなんだろうから、あえて無駄に掘るのも墓穴かなと思って、やめた。
それに、手術で失敗する可能性がある点として
・プレートとかスクリューが骨に融合しすぎちゃってから抜釘手術だと、なかなか抜けなくて超大変なことがあるねえ~
・10代20代の男子なんか半年後でももうガッチガチに固まっちゃって取るのなかなか大変なんだよね~、取り出せなくて残っちゃったり、折れちゃったり
ひぃぃぃ!
ってことは、早く抜いた方がいいんじゃん、ってことでもう今すぐ早く取りたい…って気持ちになった。
スケジュールは
9月4日(日) 21時までに夕ご飯すませて
9月5日(月) 絶食。水も朝6時まで。その後飲まず食わず
その日の9時から入院
その日の午後手術
9月6日(火) 朝、手術跡の確認、何事もなければ退院
ってことで1泊2日。
最短。またしても最短。医者に最初からしつっこく
「最短で!!!!!!!!!」
って言ってるから、執刀医さんももはや尋ねることもなく最短スケジュールを提示してくれる。
一般的には、足関節(腓骨と脛骨遠位端)骨折では2週間~1か月(状態によっては3か月入院するひとも。)
抜釘手術では1週間入院ってのがスタンダードだってインターネッツ的には言ってるが、担当医がいいって言うんだからいいんだ。
しかし前回も看護士さんに「えっもう退院?え?ほんとに?」って言われたくらいには若干無謀だったようだし、うちの相方も退院お迎えにきてくれた時、私の憔悴っぷりを見て「本当に退院するのか…?」って思ったそうなので、相当な病人感と無謀感を漂わせていたことは間違いない。
今回もどうなるか…
でも絶対最短で退院するぞ
私がなんでそんなに最短で退院したいかというと。
そもそも病院嫌いなのもあるんだけど
この病院の昭和すぎる病室が怖すぎて耐えられない。
いや、決してヤブだとか最悪だとか悪口言いたいわけではない。
でも…
だって…
個室のドアが、ベニヤなんだよ…
この病院、設立は昭和10年代で、見方によっては映画のセットみたい。
天井が低く(当時の日本人の平均身長から考えれば仕方ないけど)、壁には亀裂が走り、窓ガラスは昭和のデザインガラスで外が見えず、一応窓はあるにはあるけど窓の外は雑草が生い茂った暗い庭的なものしかなく
全ての設備が年季の入った木で作られていて、廊下はせまく暗く、気が滅入る事間違いなし。
病院ってただでさえ怖いのに(オカルト的な意味で)
なにか…こう…かつて人だったものがふらりと目の前に現れそうな…
それに加えて整形外科の入院患者の9割は後期高齢者で、歩けなくなったりすると認知症なども進んでいることが多く、夜中は叫び声などがしたりすることもあり、私は2泊で精神的に限界だった。
ほぼ一睡もできず2晩。
手術後、点滴治療は数時間で終わるし、朝検で患部に問題がなければ、あとは痛みのコントロールとリハビリだけ。
それはもう自宅で自分で頑張ってすればいいことだから!!!!!
そんなわけで、とにかく 最 短 で !!!
【以下、閲覧注意 血が苦手な人はスクロールしないで!】
ちなみに、今回の術前検査の採血…
どうやら採血口に看護師さんがはったテープ位置がずれてたらしく、圧迫が足りなかったもよう。
特に痛みもなくて気が付かなかったが、検査終わって家に帰ってのんびりしてた時気が付いた。おや…何か…これは内出血…?
ちょっとこれこのまま放っといて大丈夫なのか?
なかなか派手な感じだけど!
毎年人間ドッグで採血してるけどこんなんなったことないぞ
おいおい…
大丈夫なのか…
調べた結果、ほっとけばなおる的な現象だそうでまあほっとしたけど、翌日(現在)も改善されていない。
はあ…
手術、(いろんな意味で)怖いよ…
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