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入社後に内定通知と異なる仕事内容を提示される
個人的な面談の統計とはなりますが、転職後1年未満の退職の中で、最も多い理由が「入社前に聞いていた仕事内容」もしくは「ポジション」が異なったというものです。
実際に私の取引企業でも発生したことがあり、揉めたことがあります。
もちろん企業の事情によりやむを得ずに異動せざるを得なかったり、仕事内容に変更が生じてしまったりということは多々あります。
ただ大事なのは、それを本人が納得しているか否かという部分です。
納得してもらうために、企業が相応のコミュニケーションをとって、なんとか説得できれば良いですが、多くの企業は「なあなあ」で済ませようとするので問題が大きくなります。ひどい場合は「既成事実」を作ることで、強引に「その職務を行わざるを得ない」ようにしてしまうこともあります。
そして、これらは労働基準法に抵触します。
・「労働条件の明示」
・「権利濫用の禁止」
労働条件が違う場合、労働者は明示された条件通りにするよう会社に要求する権利があります。
対処法はこちらのサイトが参考になるかと存じます。
異議申立てせずに労働した場合、黙示の合意により「契約内容」とされる場合がありますので注意が必要です。
会社から納得できる説明がない場合は、退職を申し出ることが大事だと思います。経歴に傷はつきません。おそらくそんな会社で働いても、幸せになることはないと思います。