あなたは仕事に何を求めていますか?
あなたは、仕事に何を一番に求めていますか。
社会貢献、達成感、自己成長、生活、趣味嗜好、収入・・・それぞれあるかと思います。
なにを仕事のド真ん中に据えるかで、あなたの人生が決まります。
もし「社会貢献」をしたいのであれば、その貢献する活動のNPOなど団体を立ちあげる、入会することが仕事の入り口になるかと思います。
社会貢献を主体だと、どうしても活動で大きい利益を生むことが難しい状況になります。結果的に企業や個人からの寄付金に頼って活動が主体となるはずです。ある程度の資金を集められる環境にあれば、一般人程度の収入も保証されているかと思います。そうでなければ身を削るような活動にもなりえます。
もし「達成感」を求めているのであれば、達成したい業種の会社に入ることが仕事の入り口になるかと思います。入社した会社の目標・上司が求める目標がコンパスになり、その難題をどうやって克服するか検討して、達成する。その繰り返し。そこには「給与」という安定した生活保障をしてもらっていることを前提になっています。
もし「自己成長」を求めているのであれば、自分が成長したい分野の組織にいなければなりません。それが、会社組織・大学のような教育研究機関なのか。個人の自己成長でお金を動かすことはできないので、組織の中で給与の保証を受けながら自分の成長できる分野に邁進する必要があります。
別の手もあります。仕事時間を最小限にできるように公務員など時間が決まっている仕事を選び、きっちり定時で帰宅。仕事以外の時間で自己成長できる分野に勤しむ。いわゆる趣味を楽しむわけです。見方しだいでは理想かもしれませんね。
もし「生活」を第一に求めている方は、どういう生活も理想とするかで仕事を選ぶことになります。高層マンションに住みたいなどリッチな生活を求めるなら、それ相応の給与が支払われる会社を選ぶことになるでしょう。しかも、生活が主体ですから、プライベートと仕事をちゃんと分けられる会社でないといけませんね。
普通の一般的なある種の幸せな「生活」を求めるのであれば、公務員や定時で帰宅できる仕事ですね。高収入は求めていないが、一定の収入が保証されているような会社や組織で、なおかつ流行りの「ブラック」な仕事がついて回ってこないような仕事。
どちらにしても、仕事内容はどうでもよくて、自分が求める「生活」が守れる仕事を選ぶことになるでしょう。
もし、あなたが「趣味嗜好」を仕事にしたい人は、おそらくこだわりが強い方が多いので、会社などに所属することも窮屈に感じるかもしれません。そのため、個人で仕事する方も多いのではないでしょうか?
趣味嗜好は、経済活動が絡まないとボランティアになります。このボランティアと仕事の境界線がとても見えずらくなるのが、趣味を仕事にすることの怖いところです。どこまでが、広告営業でどこからが、お金が発生するサービスか?ボランティア精神が強いと自分の身を削り生活を困窮させる可能性があります。
もし可能であれば、組織に所属することをお勧めします。趣味嗜好によりますが大学や専門学校、高校など教育機関、NPO法人などがよいかもしれませんね。
もし、あなたが「稼ぐこと」を仕事にするのであれば、お金が大きく動く仕事につかなければいけません。組織で動くよりは、個人で動いたほうが大きなお金を動かせます。社長業やフリーランス、起業家、経営者などでしょうか。株トレーダーも当てはまるかもしれませんね。
稼ぎを大きくしたいなら、それなりの大きいお金が動いているところにいるべきです。同じ労力で、発生する稼ぎが「小さい」のと「大きい」のでは、「大きい」お金が動いているほうが、稼ぎは大きくなります。
より「大きな」お金が動いているところで、活躍すればそれ相応に「大きな」稼ぎが生まれます。
田舎で100円で売る野菜が、都会で500円で売られているなら、都会で売ったほうが利益があるわけです。不動産であるならば、田舎の一軒家よりは、別荘地で一軒家を売ったほうが大きなお金が動くわけです。昔、ある運動指導者が稼ぐために、無理して都心の高級マンションに住み、高級層をターゲットに一般より高い金額である種のクラブを設立して、見事に高級層の仲間入りしたという有名な話もあるぐらい。おそらく、これを地方でやったら失敗していたことでしょう。
私が失敗したのは、仕事のど真ん中に「技術」を置いていたにも関わらず、『稼ぐ』も欲しいと…ど真ん中に2個も3個も置こうとしてしまったことかもしれません。そして、無意味に掲げた「仕事の理想」にむけてがむしゃらに進んでしまったことでしょう。
以前に「技術者」としてはうまくいったことを書いたかと思います。私の性格であれば、大学など教育研究機関に所属していればよかったんだろうなとよく思い返したものです。間違って、生活の安定を捨てて、フリーランスの道に行ってしまったため、「稼ぎ」をご真ん中にしなければいけないはずだったのに、置いていなかった。
客単価を上げればいいのですが、接骨院業という仕事の性質と立地が単価を上げさせてくれず低空飛行。それでも一般サラリーマンほどの利益になっているのは、一定の成功とは言えるのかもしれません。
「あなたは、何を大事に生きていきたいのですか?」
「あなたは将来、どういう人生を送っていたいのですか?」
『そのために、あなたは仕事に何を求めていますか?』
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