【美容師向け】広告にAIスタイル画像は使えるのか|ひとりサロン社長日記 #雑記
こんにちは、斉藤です!本日は#雑記です。
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ホットペッパービューティ(HPB)でAIスタイル画像を上手に使っているサロンを見つけました。
見つけた瞬間の感想は…「AI写真を上手く活用してるな」ということ。AI画像と分かるのですが、全体に自然に溶け込んでいて、HPBでは理想的な使い方だと感じました。
また、「どこのサイトで購入したのだろう?」と気になりました。AI画像販売サイトもそれぞれ特徴があり、この画像ならあそこかな…と予想したりしなかったり。私も作成しているので、プロンプトを想像しながら「これはseartで無料作成したな」といった具合に、考察したりしていました。
◇HPBにおけるAI画像の使用
私は広告でAI画像を使うこと自体、すでに自然なことだと思っています。
実際、さまざまなジャンルでAI画像が広告に活用されているのを感じます。今後も動画や静止画の広告にAIの利用が増えていくでしょう。
ただ、サロン系の広告ではAI画像を目立たせず、自然に使うことが大切です。少し工夫が必要なので、今回のHPB広告の使い方は優秀だなと感じました。
一応、ホットペッパーではAI画像の使用は規則上は不可となっています。しかし、「使っちゃダメ!」という声はあまり聞かれず、現状では静観されている感じです。(2024年9月現在)
もし「AI画像がダメ」となると、「販売サイトの画像もダメでは?」とか、「系列店で使っている同じ画像もNGでは?」といった声が出てくる可能性もあり、、だからこそ大きな声では言えないのかなと感じます。
プラットフォーム側が今後どう対応するかにもよりますが、現状は利用者の判断に委ねられているのかなと予想しています。こうした状況からも、HPBのスタイル写真規制は現時点では難しいところがあります。
◇広告にAIスタイル画像は使えるのか
HPBでAI画像を使用しているサロンは増えているように感じます。それだけAI画像の精度が上がってきていますし、美容室向けのAI画像販売サイトを見ていても、よくできているなと感じます。購入してしまう気持ちもわかります。
ただ、まだホットペッパーで使うには不自然さが残るかなというのが私の感想です。「AI画像らしさ」が完全には払拭できておらず、見れば分かってしまう状態です。
私みたいにAI画像だと判断できる人間は多いです。
消費者側もAI画像に見慣れてきているので、AI画像だと判断されても問題のないブランディングをしていくことが重要です。先の掲載サロンは、AIが溶け込むように上手に載せているし、価格帯も雇用形態もAI活用にはマッチしているのではないかと感じました。
なので、HPBのような集客サイトに使うにはまだまだ注意して使っていかなくてはいけません。
◇他の広告は可能?
では、ホットペッパー以外ではどうでしょうか? 弊社が使っている人材広告「リジョブ」では、AI画像を使っている広告を見つけました。
「リジョブ」ではAI画像の使用は規定に反していないと思います。特に情報量が多いとAI画像だと気づかれにくくなる点がメリットだなと感じました。今後は、求人広告やキービジュアルとしての活用が増えるのではないかと思います。
◇バックショットは使いやすい
現状、広告ベースだとバックショット程度がいいかと思います。先日のnoteでも紹介しましたが、AIでバックショットは自然に作れます。
例えばこちらが、AIだと言われてもパッと見判断できないと思います。
いかがでしょうか?
”AIらしい違和感”も感じづらいはずです。この程度であれば、より広告に溶け込んでくるでしょう。あくまでもイメージ画像として使用していくこと、またAIということがブランディングに影響が出る場合は、しっかりと明記していくことが大切です。
◇SNSは注意が必要
「AI画像をスタイル画像として使っています!」というようなAI画像警察がこれから出てくるのかというと…現状はプラットフォームや美容師側からの声は少ないという状態です。お客様側から少しづつ声があるように感じていますが、ただし、それも一部なのかなと。
注意しなくてはいけないのは、SNSでのブランディング活用です。
SNSでAIスタイル画像を投稿する際は、AI画像であることを明記するのが重要です。特に個人アカウントでは、AI画像を無断でスタイル写真として使うのは避けたほうがいいです。それこそ、バッシングは避けられません。
◇まとめ : AI画像警察はいるが…
最近は、AI画像かどうかの判断が難しくなってきており、AI画像が少しずつ溶け込んできている感じがします。現時点では「AI画像を使うなんてけしからん!」という声が大きくなる兆しは見られません。
私自身も、気づいて「これAIだ!」と思う瞬間はありますが、過度に気にしすぎるのもよくないなと感じています。
以上、参考になれば嬉しいです!
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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者 斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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