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スタンスを示す時代へ #業界動向|ひとりサロン社長日記

こんにちは、斉藤です。

12月1日はLORONGがオープンした日。
独立してから7年目に突入しました。

いつも支えてくれるスタッフや家族、またお客様や関係者の皆様のおかげで、健康的にまた前向きにやってこれました。感謝の気持ちを持って、自分達らしさを忘れずにまた新しい気持ちでスタートしたいなと思います。

…と、年末の挨拶みたいになってしまいましたが、、6周年ということもあり節目なので。本日は業界のお話ができればと思います。


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WHATを問われる時代へ

「誰でいらして下さい!」というよりも「うちはこういうサロンですよ」とスタンスを示すような時代になったと感じております。全てのお客様をターゲットにしない姿勢を見せる…そんなサロンや美容師が増えたなと。

スタンスを打ち出しやすい時代になったから、より「で、どんなサロンなの?」と問われているように感じています。


スタンスを示すメリット

スタンスを打ち出すと、より効率良く集客ができます。

お客様とWIN−WINの関係を築くことができる、そんな理由や背景があるかなと思います。

逆を言えば、ターゲットではないお客様は、検索の時点から他のサロンや美容師を選んでもらえる…そんな時代とも言えます。

※サロン業界は時代の流れと若干遅れた対応をする傾向にあります。他業種の方からすると「スタンスを示す」なんて当たり前と思ったかもしれません。

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■ メニュー特化型

わかりやすい例だと特化型のサロンが流行っていることです。

最近だと、ブリーチオンカラーのお店や酸性ストレートを売りにしているサロン、またメンズ特化型のサロンなど多いですよね。得意なスタイルを示していくことで、そのスタイルになりたいお客様が多くいらしてくれるのはイメージできるかなと思います。
少なくとも私の場合「髪切りたいなー」ってサロンを探すときに、ブリーチメイクしか店舗の写真にアップしていないサロンは除外すると思います。

なので「特化してスタンスを示す」。これがまずわかりやすいかなと。

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■ コンセプト特化型

コンセプトや主張でスタンスを示すことも可能です。

弊社の場合は「静かに一人で過ごせる完全プライベートサロン」というコンセプトでLORONGやDUAを運営しています。ヘアスタイルではなく、コンセプトでお客様にスタンスを示してきました。
わかりやすいキャッチコピーがあるおかげで、メニュー作りや接客の仕方なども打ち出しがしやすくなり、狙ったお客様を獲得してます。またスタンスがはっきりしているとスタッフも働きやすくなるのもポイントです。
オープンして6年経ちましたが、このコンセプトを変えずに軸にして自分達のやりたいことを示してきました。

私は世の中に〇〇になってほしいです!という具体的な主張でも良いと思います。

なので、コンセプトや主張でスタンスを示すこともできます。そのサロンの態度や姿勢を決めて、上手に打ち出していくことで、狙ったお客様や自分達の働きたい環境づくりをすることができます。

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コンセプトを示す際の注意点

そんな感じでスタンスの取り方は色々とあります。

その中で、スタンスを示す際は大切なことが二つあるのでまとめます。

一つ目は”お客様にとってどんなサロンなのかわかること” です。
見せ方の課題になってきますので、デザインや打ち出しの仕方を学ぶ必要がありますが、やっぱり売り出したいものが明確にしていることが重要だと感じます。
簡単な方法としては、やはり特化することだと思います。メニューでもコンセプトでもなんでも良いので、やりたいことを一つに絞り、それを軸にお店を作っていくと慣れていない方でも取り組みやすいでしょう。

二つ目は”ブレないこと” です。
これが難しいのですが、自分たちが信じていること得意なことを続けていくことで信頼を得ていくことは間違いありません。打ち出しているメニューやコンセプトを軸にして、それは変えずにブランディングしていくことが非常に重要です。
朝令暮改は良いし、私もコロコロ色々取り組んだ理しているのですが、自分が「これだ!」と思った大切なことはブレてはいけません。

上記二つを守ることが、スタンスを示していく上で重要なことだと思います。

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業界的にも新しい情報はたくさん出てきますし、SNSではキラキラした成功サロンや美容師が目立ちます。

人気のサービスに取り組んだり、上手くいってるサロンの真似をすることは決して悪いことではありません。しかしそれが原因で本来ターゲットだったお客様が来なくなったり、クレームをもらってしまうようでは意味がありません。
トレンドを売ることは良いのですが、もしトレンドは必ず売りたいのであれば「トレンドを売るサロン」という”スタンス”で臨んでいくのが良いと思っています。

「よそはよそ、うちはうち」と、自分たちのスタンスに自信を持ち、ブレずに世の中に示していくことがこれからのサロンには大切なことだと思います。

以上になります!

参考になってもらえたら嬉しいです。


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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者 斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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