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画像生成AIの活用方法と課題|ひとりサロン社長日記

こんにちは、斉藤です!本日は、勉強している画像生成AIについてまとめていきます。

↓AIヘアカタや著作権に関しては以前まとめました↓

あれから、自分もさらに深掘りして取り組んでいまして…
以前はテキストから画像を生成する「t2t」ばかりやっていたのですが、最近は画像編集やAIサロンモデル作成を覚えたり、色々なツールを学んでいます。
「簡単で楽しい!」時期が終わってしまい、、やればやるほど難しいなと感じております。

ただ、狙ったような生成もできるようになってきまして、、試行錯誤しながらスキルが身についている実感があります。特に広告などでも使えそうな自然な画像生成ができるようになってきて、自信もついてきました。

勉強する中で「仕事でも使えそうだなあ」って思うこともたくさんで出てきて、スタッフとも打ち合わせしながらアイディアを出し合ったりしています。

今回は美容師が活用できる事例として5つまとめていきますので、是非とも参考にしてください↓

※現在は2023年11月です。将来的にどう進歩しているのかも楽しみですね。


画像生成AIの活用 5選

現状として、美容師の画像生成AIの活用方法は以下5つかなと考えてます。

難易度順に…

・AIヘアカタログ
・画像編集
・AIサロンモデルの作成
・髪型のシミュレーター
・クリエイティブワーク
おまけ:宣材写真

それぞれ解説していきます。


※はじめに

まだまだAI画像の活用には課題が多いです。
SNSや集客サイトでの活用は、なるべくAI画像と明記しておくことが現状オススメです。
AI活用をしていることで自身の評価を下げないことが大事です。


・AIヘアカタログ

まずはAIヘアカタログ。
簡単に画像生成できるアプリケーションなどもかなり出てきて、誰でも「AIヘア」ができるようになりましたね。自分もできるようになってきたせいか、参入障壁が低く感じています。
ただ、誰でもできますが、やっていくうちに壁にぶち当たります。
AIヘアやモデルに挑戦しているとわかるのですが、AIっぽさから抜け出せない”不気味の壁”はやっぱりあります。また、良いなって思っても細部がイマイチだったりと限界がありません。

良いけど、どこか違和感がある…

やはり深掘りしたり、できるスキル増やすためには課金していくのが良いと思います。
SNSで使うぐらいなら良いのですが、広告運用などに利用してくレベルであれば”不自然さ”から抜け出していかなくてはいけません。

自分でトライしてみて、うまくいかなければ販売サイトなどで購入もあります。販売サイトのメリットとしては自然なAI画像が得意に感じます。多少美人すぎるようにも感じますが…それも味なのかなと。


・画像編集

使っていてわかるのですが、、画像編集のAI技術はかなり発展してきているかなと思います。髪型や顔に関しても、部分的に再構築してくれる機能があって非常に便利です。AIが苦手な「手」など複雑な表現も、根気よくやっていると改善していきます。
やはり細かい箇所の修正などはある程度のスキルが必要なので、やはり勉強していて良かったなと思う瞬間もあります。

修正の仕方は手とか目とか、顔の再生成だけじゃありません。髪型や髪色もできます。

髪色以外変える機能は結構楽しかったです。精度も高いと思います。


・AIサロンモデルの作成

最近、覚えたスキルなんですが、、
顔学習したAIでの画像生成
これは結構良いなと思っています。というかこれが主流になるのではと。

例えばこんな感じです…↓


顔一緒じゃないですか???
髪型や服装も変えたりしても、顔だけ同じ感じで生成しています↓

これは商用的にも使えるなと思っています。
例えば、専属のサロンモデルみたいな扱いでAIモデルが作れるます。
実際のサロンモデルだと髪型は伸ばしたり切ったり、カラーも頻繁にできません。しかし、AIサロンモデルはその点はフレキシブルにできそうです。

最近ようやくこのAIサロンモデルの良いやり方を知って感動しています。。。ちなみにこの画像はt2tで生成したした画像を組み合わせています。


・髪型のシミュレーター

先の技術を使えば、お客様の顔をAIに勉強させて髪型のシミュレーションができます。
こちら、実は嫁の顔をAIに学習させて、髪型を変えるように指示をして生成したものです。(嫁すまん)

正直、結構似ているので精度にびっくりしています。

同一人物の顔を学習する際は10〜20枚ほどの学習データ用の写真が必要です。もちろん著作権等は絶対に守りましょう。

今後はLORONG専属のAIサロンモデルを作成したいなと思います。


・クリエイティブワーク

これはまだ深掘りできてませんが、、
美容師のコンテストなどに出てきてもおかしくない、クリエイティビティ高い画像生成もできます。

例えばですが、こちらはピンクの髪色と緑の服の女性の絵を適当に描いて読み込ませて、プロンプトを適当に書いてから生成したものになります。

クリエイティブとして良いか悪いかは正直わかりませんが、なんか”それっぽい作品”が、”大量に”出せるんですよね。ちゃんと撮影した感じも出ます。

果たしてこれはクリエイティブなのかという倫理観や課題はこれから向き合っていくことになります。
個人的には、アイディア出しなどの活用でAIが出した画像からクリエイティビティを学んでいくと良いなと思っています。共存というか、、上手に区分していけば良いかなと。
おそらくですが、、逆にこういった時代だから人間が作る作品の素晴らしさは増すんじゃないかなと予想しています。

人間が作ったものなのか否かは明記していった方が良さそうですね。

おまけ : 宣材写真は?

例えば、美容師が髪を切っている画像生成など、そういった宣材写真は難しいです。プロンプトも効かないし、手とか家具とかは不自然になりやすい。。

なので、まだまだできないことが多く万能ではないことも感じます。
宣材写真はできると良いなと思うので、今後も勉強していきます。


* * *

以上になります!

如何でしょうか?
是非ともトライしてみてください。沼ですよ〜


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■プロフィール
株式会社LORONG
一人サロン経営者 斉藤達也
静かに過ごせる完全プライベートサロンLORONG/美容師側からプライベートの話しをしない「無言接客サービス」を行っています
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